前回ミネラルについてお伝えしました。ミネラルは旬のお野菜にたくさん入っていますよーってお話でしたね。実はミネラルはほかのものにも入っているんですよ。
代表的なものは海のミネラル。海には昆布やワカメといった海藻類から、小魚や大きな魚までたくさんの命が生活しています。そのなかでも日本人が昔から食べてきた、昆布やわかめ、いりこなどの小魚にはカルシウムや亜鉛などのミネラルがいっぱい。
大きな魚にもいろんな栄養素はありますが、日本には一つの命を丸ごといただくことがそのものの栄養を十分にいただける、という「一物全体」という古い教えがあるんですね。大きなお魚の一部をいただくよりは海藻類や小さな小魚を丸ごと食べたほうがいいってことですね。
またお食事に「海のものと山のものを入れましょう」と聞いたことはありませんか?海に住む生き物と、陸に住む生き物。どちらもそれぞれ少しづつ違った栄養素を持っているので、その両方をバランスよく食べることで私たちは元気になれますよってことなんですね。
また海のミネラルが凝縮したものが塩なので、よいお塩は減塩せずしっかりと「美味しい」と思う味付けでご飯を食べてください。
これから暑くなって熱中症や夏バテになることも。その時にしっかりミネラルを補給しておくとばてることが本当に少なくなります。
美味しいお塩で作った本物の梅干しを食べることも夏バテ対策のひとつ。
夏を元気に乗り切るためにも。海のものと山のもの、そして天然のお塩をしっかり取ってみてくださいね。
簡単すぎるけどおいしい!梅干しごはん
ご飯をたくときに梅干し1個入れて炊く。超簡単!でも、それが美味しいんですよね。おむすびにしても腐敗しにくいのもこれからの季節にいいですね。