204号(2021.11&12)」カテゴリーアーカイブ

vol.204 今これからどうしたらいいか

小早川 智氏 講演会より

小早川 智さん
 僕たちは職業柄、ワクチンの成分がとても気になります。ワクチンの中身を知らないまま打つのは嫌じゃないですか?
 僕の周りには、細菌やウイルスがいっぱい浮遊しています。それでも健康でいられるのは、僕の体の中にはそういったものに対する抗体がちゃんとあるから。仮に新型コロナウイルスが体に入っても、僕には免疫力があるんで、やっつけることもできる。発熱してその熱でウイルスをやっつけることもできる。やっつけた後にはちゃんと抗体ができる。またウイルスが入ってきてもそこまで重症化することもない。
 食べ物も一緒で、悪いものは外に出して必要なものだけ取り入れる。僕たちの身体はそういうふうにできているんですね。
 では、自然にできる抗体と、ワクチンを打ってできる抗体どっちがいいのでしょうか?
少し免疫の仕組みのお話しをします。

そもそも免疫とは
 免疫は、ウイルスや細菌などの病原体から体を防御したり、身体の中の老廃物や死んだ細胞や発生したがん細胞を処分し、あるいは傷ついた組織があればそれを修復するはたらきのことを指します。たとえば、はしかなどのウイルス性の病気に一度感染して回復すると、体内に抗体ができ、同じ病気にはかかりにくくなりますが、これも免疫の役割のひとつです。

自然免疫と獲得免疫の働き

 新型コロナウイルスは鼻(気道)から感染するんですね。僕たちの体の一番大事なところ。この粘膜免疫システムがウイルスの侵入を防ぐバリア(第一関門)です。このシステムがすごく大事なんです。ですから粘膜の免疫力を強固にしておくことが重要となります。城でいえば城壁ですね。
 そして樹状細胞がIgA抗体(体内では2番目に多い免疫グロブリン。粘膜の表面で病原体やウイルスと結合し、病原体やウイルスが持っている毒素を無効化して感染しないように阻止する。母乳にも含まれている)を作ってくれる。何種類ものウイルスがいてもバリアが強固であればIgA抗体はつくられます。でもバリアが弱っていると、抗体は作られず侵入されてしまいます。

 免疫は大きく分けて“自然免疫”と“獲得免疫”があります。
 自然免疫は人間に元々備わっているしくみ。免疫細胞が自分と自分以外(非自己)を認識することで、非自己である病原体をいち早く認識し、攻撃することで病原菌の排除を行います。しかし、自然免疫は血液中に入った小さい病原体や、細胞の中に入り込んでしまった病原体に関しては対処するのが苦手とされています。そこで活躍するのが獲得免疫です。

 獲得免疫には、一度侵入した病原体の情報を記憶し、再び侵入された時に一早く対処できるよう学習します。一度かかった病気にかかりにくいのは、この獲得免疫が抗体を作ることで、ウイルスなどの抗原を処理してくれているため。

 今まさにやろうとしていることは、ワクチンで免疫を獲得しようということ。しかしmRNAワクチンは未完成で、日本でまだ承認もされていません。副反応の影響も未知数です。しかもこれ、注射のワクチンです!注射のワクチンは、バリアに関係なく血中の中に入れます。血中の中ではIgG抗体が作られ、肝心のIgA抗体はできません。これができないということは、感染予防ができないということであり、集団免疫できないということになります。ですから、もともと僕たちに備わっている自然免疫力を高めていくことが、一番大事なんです。

免疫力を高めるには?

 これらの免疫は、マクロファージやT細胞、B細胞といったさまざまな免疫細胞が、サイトカインと呼ばれるタンパク質を分泌し、情報を伝達し合うことで機能しています。つまり免疫力を上げるとは、これらの免疫細胞を活発化させてしっかり働くようにするということ。
 免疫細胞は加齢やストレス、睡眠不足、偏った食生活などに弱いため、活発化させるにはこれらの原因を取り除き、免疫細胞がよろこぶ行動や食事を取る必要があります。


小早川 智 (こばやかわ さとる)1979年1月31日、大阪生まれ。筑波大学大学院 生命環境科学研究科(博士)理化学研究所ジュニア・リサーチ・アソシエイト。オランダ ライデン大学中央病院 (特別研究員)。自然科学研究機構 基礎生物学研究所(特別研究員)特に、mRNAの分野で超一流の研究者である。受精卵に蛍光色素でマーキングしたmRNAを挿入する技術は、今は世界中で使われているが、これは2007年小早川氏が最初に発表したもの。


vol.204 免疫力のある体つくり

早川氏のお話の中にこんなキーワードが並びました。
●1日おきに朝食は柑橘類を食べる
● レタスやニンジン、セロリなどをたくさん食べるのも大事
● 血液の質を落とす豚肉、揚げ物を食べる回数をグッと減らす
● 基本、野菜中心の食事に(1日のメニューが野菜+果物で8割)

 免疫力をあげることが大事なのですが、コロナ対策で、おかずの品数が少なくなった今の学校給食。パン、牛乳、デザートのみ。これでは免疫が落ちますよね。まず、栄養たっぷりの給食で、子どもたちの免疫力をあげることが大事ではないでしょうか?
 PCR検査で陽性になると、指定の施設に隔離されます。食事は?「カップラーメンを食べて過ごしてください」ですよ。ただし、岡崎市の藤田病院は、八丁味噌を使ったメニュー、しかもメッセージ付きです。みんな元気になって帰ってきました。

 そこで気になるのが、「味噌の力」。秋月辰一郎氏(1916~2005)は、長崎へ原爆が投下された当時、自らも被爆しながら、医師として負傷した被爆者の治療にあたりました。また、原爆の証言を長年に渡り収集。「味噌が健康の要諦」と、病弱だったが、 わかめと揚げを具とした味噌汁で、自分の病床は悪化しないという確信があったそうです。そんな自分の食体験などから、『体質と食物』(クリエー出版)では「味噌」であると唱えたのです。

またこんなキーワードも並びました。
● ビタミンDの欠乏で重症化しやすくなる
● 日光浴とビタミンDでコロナ退散!
● ウイルスはアルカリ性の身体の中では増殖できない
 WHOや各国の政府は、“感染を防ぐために”“健康のために”とワクチン接種を呼びをかけていますが、ワクチンの添付文書記載の有害物質のことも言わないし、ワクチンの副反応のことも言わない。まして、日光浴したり運動、ヨガがいいよとか、味噌や緑茶、無農薬の有機野菜、自家菜園を勧めるとか、お笑いやハグがいいよとかは言わないですね。
 『人が病気になるたった2つの原因』(著者・安保 徹 講談社)によれば原因は「低酸素」と「低体温」。本書には、人間のエネルギーの作り方、(1)酸素を使わない「解糖系」、(2)酸素が必要な「ミトコンドリア系」、この2つを理解するだけで人生は変わる!と書いてあります。これについて原発問題に詳しい筆者の友人は「放射能被曝とCOVID19の症状の酷似はどちらとも活性酸素による細胞への影響があるからでは?とか、ミトコンドリアと細菌とウイルスには密接な関係があるのでは?と想像しているんだ」と言い、「ワクチンや投薬がミトコンドリアに大きな影響力を持っていたとしたらどうなるのか、とても懸念している」とも言っていました。
 いずれにしても、私たちの暮らしは基本に立ち返ることが重要だと思いました。その「基本」とは?右の絵にあるように、「金魚が生きていける環境を保つこと」なのではないかと思います。かの有名なヒポクラテスさんも

「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」「食べ物で治せない病気は、医者でも治せない」「汝の食事を薬とし、汝の薬は食事にせよ」とおっしゃっていますから。

ヒポクラテスの最も重要な功績のひとつに、医学を原始的な迷信や呪術から切り離し、臨床と観察を重んじる経験科学へと発展させたことが挙げられる。

金魚が生きていける環境を保つことが大事。Dr.Mami

 あらゆる病気や疾患は、ばい菌やウイルスなどの微生物などの外的要因が主に原因であり、遺伝子や外的環境要因も影響を与える、という説。要は誰か悪い奴がいる!倒さないといけない!戦わねばならん!っていう説。
 だから、そいつらをやっつけるために薬剤投与して殺すことを試みたり、そいつらを寄せ付けないために除菌、抗菌してみたりその影響をあまり受けないようにワクチン開発、予防接種してみたり、遺伝子操作までしてみたり!!

 あらゆる病気・疾患は、内的要因、内なる環境、その基盤となる人体環境のバランスが崩れ結果として本来なら影響を受けないはずの微生物や環境などの外的要因に反応し、もしくは抵抗できずに発症してしまう、という説。
 いろんな奴らがそもそもいる世界の中で誰が悪いとかいうのではなく受け入れる世界の基盤が不調和・不安定なため結果、犯罪や環境汚染を招いてしまう。だからこそその世界の基盤の調和を、環境改善を整えていこう、誰しもが安心安全に仲良く暮らせる世界平和をというセオリー

「岐阜っ子健全育成の会」は、感染症対策(ワクチン、マスクなど)において、子どもたちの健康を守り、分断のない社会にしていくための署名活動を行っていきます。

 5歳~11歳の新型コロナ感染症対策にまつわる
子どもへの影響を考え、より健やかに成長できるよう
署名活動を始めたいと思います。詳細が決まりましたら
こちらのFacebookグループページにてお知らせして
いきますので、ぜひ、フォローをお願い致します。
https://fb.me/gifukko.kenzen.ikusei
その際には、ぜひ拡散もよろしくお願い致します!
私たち大人が過ごしてきた、幼少~少年少女時代。
今の子ども達にも同じように安心な日々を
過ごしてもらいたい!思いは皆同じです。
ただ、知っているか知らないかで、
人生は大きく変わることもあります。

みんなで考え、子ども達を守りましょう!

 新型コロナワクチンはまだ治験中だと国は公表しているし、安全性も不確か。それでも従来のインフルエンザワクチンと
同じ感覚で打つ人たちも多くいる。
「打たないといけない雰囲気になるの?」
「打ってないと入れない施設なども出てくるの?」
など、ワクチンを打たない選択をしたとしても、
不安や恐怖心は消えない社会になりつつあります。
 しかし、本来は任意であり、ワクチンの危険性、
必要性を知らないままに接種する社会はおかしい!
“新型コロナワクチンってどんなもの?”という事を
しっかりと伝え、「打たない選択をしても大丈夫」
という安心できる社会を作っていくことが問われています!

みんなで考え、子ども達を守りましょう!


vol.204 再生エネルギーに規制を

 私はツーリングが好きで、全国各地を巡っています。2002年に大型バイクの免許を取得し、沖縄県と千葉県以外は全ての県を走りました。
 ある年の夏、東北ツーリングで、青森県から南下している時、ふと気づいたことがありました。それは、東北地方の田園風景がとても美しいということ。ところが、長野県に入ってすぐに耕作放棄地と見られる田畑には、おびただしいソーラーパネルが設置されていることでした。今までと風景がガラリと変わったことに愕然したのを覚えています。そして極めつけは、八ヶ岳を望む街道にポツンと立つカフェに立ち寄った時のこと。目の前には珍しい赤そばが収穫を控えていました。その赤い色と、森林の緑と、八ヶ岳の雄大な山姿が絶妙のバランスで織りなす風景が目に飛び込み、このカフェはなんと素晴らしい景色を借景としているのだろうと思いました。ここでのコーヒータイムは本当に至福のひとときでした。
 ところが、会計で店主の女性と話したことがきっかけで、至福が驚愕に変わりました。なぜか?それは、レジのところにあった署名用紙。「これは?」私が問うと、店主は熱く語り始めたのです。
 「目の前の赤そばの畑に、ソーラーパネルの設置計画があるのです。住民運動をしてパネル設置はしないで!と署名をしているのですが、もう市の方では決定したと、耳を貸そうとしません。住民説明会はされましたが、決定ありきで計画はどんどん進められていきます。いったん壊した自然は決して元どおりにはなりません。この景観を壊したくない。それは個人的な想いだけではありません。エネルギーのこと、これから私たちはどう生きていくべきなのか、地域の皆さんと議論をしたかったんです。議論の末にたどり着いた結論なら受け入れようかと思いますが、住民無視にも思える決定の仕方では無念過ぎて・・・」。
 私は返す言葉が見つからなくて、黙って署名用紙を何枚かもらい、「郵送します」と約束をしてその場を離れました。
 離れる前に、山田 征さんのお話会で得た内容を話してみました。彼女は「征さんなら私も知っています。勉強会にも参加しました」と。山田 征さんは、「自然エネルギーの本当のこと」をみなさんに知ってもらおうと、全国を忙しく駆け巡っていらっしゃる方です。(このにらめっこにも何度か来ていただいています。特集の記事も掲載しました。)

そして今、山林を買収しメガソーラーの設置に対する法規制を求めて署名活動が始まっています。

発信者:全国再エネ問題連絡会 
宛 先:衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣様、国土交通大臣様、経済産業大臣様、環境大臣様、農林水産大臣様

<CO2の吸収源を破壊する再生可能エネルギー開発は温暖化防止対策にはなりません>

 固定価格買取制度により、再生可能エネルギー事業(以下、再エネ事業)が儲かるビジネスになったため、国内外の投資家が巨額の利益を狙って参入し、安価で取得しやすい奥地の水源の森や豊かな自然環境を破壊し、メガソーラーや大規模風力発電開発を乱立させています。しかし、温暖化対策であるはずの事業が、CO2の吸収源である森林を大規模に伐採するのでは、本末転倒です。山での乱開発は、水源の枯渇や土砂災害の発生の要因ともなり、地域住民の安全安心な生活を脅かし、野生動物たちの最後に残された生息地を破壊し、生物多様性の喪失にもつながります。

<豊かな自然や住民生活の保全と調和する再エネ事業を、住民の理解と関与のもと進める仕組みを>

 再エネ事業は、本来、電力消費地に近い場所や、すでに自然が失われてしまっている平地で原則行われべきです。また、予期せぬ事故や老朽化後の施設撤去まで、責任をもって対応できる事業者にのみ実施を認めるべきで、地域住民の十分な理解と関与を大前提とすべきです。再エネ賦課金という形で毎月多額のお金を国民に負担させている以上、投資家が暴利を得るためではなく、本当に持続可能な次世代に誇れる事業が展開されるべきです。このまま乱開発が進めば、日本の豊かな自然は失われ、災害が多発する事態となり、総合的に国益を失います。至急、関係法令の改正を求めます。

<要望事項>
1- CO2の吸収源である緑豊かな自然を破壊し地域住民の安全安心な生活を脅かす再エネ事業が進まないように、ゾーニング等の法整備を至急お願いします。
2-利益最優先で事業が進む原因となっているFIT法の認定要件、森林法、温暖化対策推進法等の関係法令を至急、見直してください。
3-違法行為等をした事業者に対し、FIT認定の取消し等、厳格な取り締まりを行ってください。
4-賦課金を負担する国民に、再エネ事業の計画当初からの情報公開を徹底してください。

 余談ですが、私は知床の一坪地主(正確には100平方メートル=30.3坪)です。長女が生まれた時の記念として応募し地主となりました。トラスト運動の先駆けとなった知床。今も大切にその権利書を持っています。この運動は、「しれとこ100平方メートル運動」です。

しれとこ100平方メートル運動とは
~斜里町が全国に寄付を募り、土地の買い取りへ~
当時、乱開発の危機にあった知床半島の幌別・岩尾別地区の離農地を買い取るため、100平方メートルにつき8,000円を1口として寄付を募り、土地の保全や植樹を行うため呼びかけたもの。寄付金がすべての土地を買い取るための目標金額に達したため、1997年(平成9年)、「100平方メートル運動の森・トラスト」に名称変更し、活動を森林再生・生態系復元運動公開として現在まで続いている。



vol.204 ぎむきょールーム サードプレイス談義

共有体験の「空白」が心配 精神科医 斎藤 環さん

 小中高の児童・生徒も長期の休校にマスクの着用などが重なり、他者との接点が持ちにくくなっている。そもそも子どもが対面せずに一から人間関係を育むのは難しい。若い世代は学校行事が中止や延期になったり、節目の体験がなくなったり、最も悪影響を受けている。そもそも思春期や青年期の共有体験はなぜ重要なのか。それは世代をまとめる力があり、社会に対する集合的な期待感を決定づけるからです。共有体験に縛られない分、この世代は自由な価値観を持つ可能性はあるでしょう。反面、人間関係や対面で混じり合うことを忌避する傾向が強まる懸念もある。私は若い世代が気の毒でなりません。(朝日新聞)

 この記事を読み、以前から気になっていたこと「今こそ子どもたちに必要なサードプレース」は確信に変わりました。そこで、各務原市で“居場所つくり”をしているお二人にお話を伺いました。


編集部:そもそもサードプレースとは交流が目的と定義しています。

りな:ここ「えんがわ」に来て子育て経験のある人と交流し、雑談して気が落ちつくなど、お母さんたちの集まりで解決できることはたくさんあります。発達についての悩みも交流の中から解決の糸口が見える事も多いんです。この子はこういうふうだから大丈夫よって。ご飯食べながら雑談しながらそういう話になるんです。よかった、ホッとしたって帰っていく。お母さんがひとりで思い込んだり決めつけないで、親子同士の交流から解決できる問題は十分ありますよね。

あき:どの世代の人でもいいからおしゃべりすることって大事ね。宿題を教えてもらったり、おじい、おばあにお味噌汁の作り方を教えてもらったり、ご飯の炊き方やお手玉とかね。お腹空いたらご飯炊こうか、とか、暮らしそのものを実体験できるような場所がいいな。あとね、子ども同士でいるとぜったい喧嘩します。その時、自分たちで解決させてあげたい。学校だとすぐ指導になっちゃうんだよね。

りな:私の思う居場所は、学校に行くのがしんどい子、あとは、家に帰っても誰もいない、そういう子の帰る場所っていうか、居場所を作りたいな。自分が鍵っ子で、塾も一人で通っていたし、冷たいご飯を食べた日もあった。今は共働きが多いし、母子家庭や貧困など、さみしい思いをしている子も増えていて、そういう居場所がぜったい必要だと思います。できれば自分で歩いてこられる校区内にあるのが理想ですけど。

あき:帰る場所があっちにもこっちにもあるっていいよね。うちの高校生の息子の友達が3日間ウチに泊まったの。その子が一緒にご飯を作っていた時、「各務家は7時にご飯ですよね」「そうだね理想は6時45分なんだけどね」そしたら「ご飯の時間が決まってるってのは僕頑張れます」っていうの。

りな:私、そういう子どもだったんだ。学校帰りによく友達の家に行っていたの。みんなでご飯を食べるってことに憧れててね。だから、想像するだけで感激で涙が出るんです。そんな私なので、孤食、個食の子がすごく気になります。忙しくて食事の時間が家族バラバラになるなら、朝とかどの時間帯でもいいから1日1回は一緒に食べようって、私はみんなに伝えたい。そういうことは意識しないとできないから。

あき:決まってなければダラダラになっちゃうんだって。時間が決まっていると、それまでに作り終えて食べさせ、風呂に入れなきゃ、とか時間の目安が決まっていると僕すごくありがたいっていうの。でね、その子がうちの一番下の子に箸の持ち方とか、なんやかやと教えてくれるわけですよ。そういう子たちがふらっと来て泊まっていけるところを私は目指したいなと。ふら〜っときて1日2日居られる場所。

りな:その場合、親の同意がいるよね。コロナだからこそ、大人が腹をくくらないとね。だから、問題が起きないように、何もしないようではいけないよね。

あき:事なかれ主義ばかりでは子どもが置いてけぼりになります。

りな:私は「えんがわ」を拠点として、できることをまずやろうと思います。来年スタート予定の「親子園」(自主保育)では、みんなで昼食を多めに作って、食べて、夕飯用にお持ち帰り!みたいなことをする予定。

あき:「えんがわ」には羽釜があるからそれでご飯を炊く?そうすると薪がいるよね。薪割りが必要になってくるけど、薪割って結果がわかりやすいし達成感も味わえるし、コツを覚えてだんだん上手くなってくるから自己肯定感もアップするんですって。今の便利な社会生活ではなかなか体験できないよね。その薪がお風呂に使われる、ご飯に使われる。生活に役立っているんだなぁという実感が持てるしね。そんな時間、空間が居場所には必要かも。

りな:生活をどう作るかですね。先日ある方に3つの「せい」が大事って話を聞きました。「政治」「生活」「性教育」。そこを教わらずに大人になると結婚した時にどういう風に家庭生活を営んでいけばいいかわからないって。そこをきちんとしないと、後々フォローが必要になってくんですよね。

あき:私は3つの「間」。時間、空間、仲間。を大事にしたいな。目の前のご縁のあった子達に手を差し伸べるしかないの。手の届く子達に少しでも家庭の暖かさを知ってもらう、食事の大切さを知ってもらう。人と人との向き合い方、喧嘩した後の仲直りの方法を知ってもらう、自分を大事にする術を身につけてもらいたいし、相手を大事にする術を知ってもらうことを伝えていかないと!小さいうちからが大事ですね。

りな:だから「親子サロン」では参加費はおやつ代の50円。誰でもどうぞって感じにしたいから。こんな環境があるんだ、こんなご飯の食べ方、こんな人がいるんだ、みんなで食べるとこんなに美味しいんだ!そんなことを感じて欲しいし、そう感じてもらった時に学びの場を提供したいと思っているの。お料理教室とか、家計の勉強会とか。ここは“きっかけ”にしてもらう場所。集まって、楽しくて、はい終わり、にはしたくないんです。それから世代間交流をしたい。高齢者の方と、子どもたちがもっと交流して、おじいちゃんおばあちゃんから学ぶみたいな。でも今はコロナだから、それもなかなか実現しにくくて…。

あき:コロナねぇ。でも、あーだこーだ言ってても何も始まらない。何かやってみないと。ホッとできる場、この居場所の中で生活の基本が身につくような仕掛けをしたいね。うちも学校が本当にやだって言い始めたから、息子がホッとできる場所、欲しいなって思う。

りな:ちょっと学年の大きい子が来ると下の子を面倒見てくれたり、手伝ってくれるとありがたいので、「えんがわ」が空いてる日は来てもらいたいわ。「えんがわ」は基本的に第1第3木曜日にオープンしていて、第3に子ども食堂をやっていて。隔週月曜日に解放日を設けようかなと思っています。自由にここで遊んでってくださいって。ここで炊いたご飯で「おむすび講座」もいいかもね。超シンプルで、極意を学ぶ、みたいな。基本のきから。手のひらに塩をこすりつけてこうやって握ると美味しいんだよって。

あき:おむすびはやっぱ白米かなぁ。でもぬか漬けを食べれば栄養面はよし。この前、あるお母さんに「ぬか漬けはどうやって作るの」って聞かれたから、「米ぬかと鷹の爪と塩と水だよ」って言ったら、「そんだけで作れるの」って。そんな日常を切り取ったことを学べたりできる居場所って、本当はお母さんに必要なのかもね。

編集部:コロナ禍だからこそ「家でもない、学校でもない第3の居場所」が必要と感じたのは、リード文にあるように「共有体験の空白」が気になったから。今回「子どもの第3の居場所」をテーマとした対談でしたが、お二人は「お母さんケアが大事」と口を揃えました。共有体験が必要なのは、まずお母さんなのかもしれませんね。


各務 亜紀(かかみ あき)・「つくろ!の会」、「ここね」とともに「心と身体を健やかに育むための情報発信」をしている。畑活で野菜つくり、料理教室で体つくり、ここねでは精神を整える。全ての根っこはつながっていると、多くの人に伝えている。

後藤 里奈(ごとう りな)・親子サロン「えんがわ」主宰。毎月第1・第3木曜日。第3では子ども食堂も開催。地域に根ざした親と子の居場所つくりに奮闘中!来年から自主保育「親子園」を計画している。


vol.204 しょうがいをみつめるvol.15

それぞれに工夫するオンリーワンな生き方

 東京オリンピック、パラリンピックが閉幕しました。コロナ下での開催にはさまざまな意見があったものの、私にとってはスポーツの面白さ、スポーツが与えてくれる感動を再確認する機会になりました。
 なかでもパラリンピックは、特別支援教育に長年携わっているにも関わらず、初めての観戦でした。テレビを通して見るパラアスリートの活躍に、毎日胸が熱くなっていました
皆さんの中にもパラリンピックを初めて見たという方もいると思うのですが、これだけ多くの国民がパラリンピック、パラスポーツというものを知ったということだけでも、東京でオリンピック、パラリンピックを開催した成果と言えるのではないでしょうか。
 今回は、私が東京パラリンピックを見て考えたこと、感じたことについて書いてみたいと思います。

 競技を見ていてまず驚いたのは、アスリートの高い身体能力です。パラ競泳の鈴木選手には、先天性の四肢欠損があり、右と左の腕の長さが違うのですが、体をうねるようにしてバランスをとる独自の泳法により、エントリーした全ての種目で見事5つのメダルを獲得しました。6歳で水泳を始めたとのことですが、誰の手本もない中でその泳ぎを身につけるまでにどれだけ工夫と努力をされてきたことでしょう。
 障がいのある方の多くは身体や感覚などさまざまな機能が制限されており、それをさまざまな方法で補いながら生活をしています。以前担当していた生徒には視覚障がいがあり、片目がわずかに見える程度の視力しかありませんでしたが、まるで見えているかのように日常生活を送り、足場が不安定な山登りにも挑戦していました。これまでの経験や残存視力、聴覚といった他の感覚などを駆使し、自分なりの世界の見方を会得していたのだと思います。
 また、先日フライングディスクの記録会を参観していた時のことです。生徒(全員が知的障がい)が投げる様子を正面から見ていたのですが、それぞれの生徒が個性的な投げ方をしていました。ある生徒は、体を正面に向け、胸の前から突き出すようにスロー。またある生徒は、真横に向いて手首のスナップを効かせてスイング。これまたある生徒は、投げる前にディスクを大きく振りかぶってポーズ。どれも日々の練習の中で誰に教えられるでもなく、自分自身で見出してきた工夫の成果だということがはっきり見てとれました。

 パラリンピック閉会式で、国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長が日本の伝統技法の「金継ぎ」について触れ、「誰もがもつ不完全さを受け入れ、隠すのではなく大事にしようという考え方です」と紹介しました。
 パラアスリートと私の生徒、全然違う世界の人間のように感じられますが、ともに障がいがありながらもさまざまなことにチャレンジし、それぞれの困難を抱えながらも工夫して、オンリーワンな生き方をしているという共通点がありました。

  パーソンズ会長はさらに、「スポーツの祭典の間、私たちは違いを認め、多様性の調和を見せました。私たちの旅をここで終わらせてはいけません。今日は閉会式というよりも、明るくすべての人が共生できる未来への始まりと捉えてください」と述べました。
 私は私の立場で、共生社会を目指してオンリーワンな生き方をしていきたい、パラリンピックを見ていて、このような思いを抱きました。
 皆さんは、パラリンピックにどのような感想を抱きましたか?    S.I


vol.204 人生これから!

やってみたシリーズ第8弾

たこ焼き屋のオヤジやってみた!

杉山 元則さん(60代)

 数年前から毎月1度の子ども食堂を自身の事務所で開催していた杉山さん。多い時には10人以上の子ども達が訪れ、用意したカレーの鍋が空になるほど。しかし、コロナ禍で思うように活動ができず、事実上休止の状態に。終わりの見えないコロナ禍に「このままではこども食堂は無くなってしまう。自分にできることは何だろう。」考えに考えて、「そうだ、自分でたこやきを焼こう!」と思いつく。
 以前料理は女性スタッフに任せていたけれど、たこ焼きなら自分にも作れそう。
「それに、たこ焼きって嫌いだわって言う人が少ないんじゃないかな。しょうゆ味、ソース味、青のりやマヨネーズをかけたりと、バリエーションも楽しめるし、なんとなく楽しい感じもするし」。
 必要な用具や使い方、保健所の営業許可の申請方法等は知人が教えてくれた。営業許可に適応させるためにこども食堂の台所も改造した。あれこれ試作し、味はだしを効かせた和風味に決定。周りの人に試食もしてもらい、「美味しいよ!」との言葉ももらった。ポスターも手描きで描き、営業許可も無事におり、「たこ焼き屋」のオヤジへの準備はちゃくちゃくと進んだ。

 こうして8月14日、こども食堂にてたこ焼き屋はオープン。多くの人が応援がてら買いに来てくれて、あっという間に完売。たこ焼き屋オヤジのデビューは和やかに、にぎにぎと終えた。
それから数回、子ども食堂で販売したり、依頼を受けて出張販売したりと、杉山さんのたこ焼き屋は地道に営業。美味しくてお値打ち価格と好評だ。
 「丸くきれいに焼けたときと、いろんな方が美味しいよと言ってくださる時がうれしいです」と杉山さんは笑顔を見せる。そして何よりうれしいのは、多くの人と会話ができること。今は、コロナ禍でテイクアウトだけの最小限の触れ合いとなっているが、「今まで話したこともないような方が買いに来てくださることもあるし、いろんな世代の方と世間話もしたりして、市議会議員としての立場とはまた違う角度で、多くの方と触れ合えるのは本当に嬉しいです」
 議員という立場を意識しないで、気軽に多くの方が話しかけてくれる時間は楽しく有意義だと感じている。
 「コロナ禍が治まったら、イートインもして、みなさんにゆっくり過ごしてほしいですね。陽気のいい頃にはテラス席を作ってもいいし」
 子どもからお年寄りまで、みんながたこ焼きのような温かくてまあるい気持ちで過ごしてくれたら、と願っている。


えんぴつカフェ
9月は<手作り秋酵素ジュース>

酵素ジュースとは?
 発酵の過程で酵素と微生物が、素材を分解することにより、素材の持つ栄養素が吸収されやすくなると言われていて、さらに腸内で消化を助け、消化酵素の節約にもなり、デトックス、ダイエット、美肌に効果がある…そうですよ。

 講師の奥村さんが持って来てくれた、自宅で仕込んであったたくさんの酵素ジュース。(レモングラス、りんご&いちじく、しょうがの茎、スイカの皮&シソ、冬瓜の皮&プチトマト)瓶のフタを開けた時のプシュッという感じを体験した後、試飲してそれぞれの味や香りを楽しみました。
 「レモングラスは酸っぱい!」「スイカの皮、いいねえ」 「少し発酵が進んでアルコールっぽい?」

<実践>
 各自持ち寄った果物、野菜、ハーブなどを刻んで、容器に仕込みました。

<基本の作り方>

材料:野菜や果物と白砂糖(具材の重さの1.1倍量)
容器:作る量の2~3倍の容量のもの

①砂糖と生の野菜や果物を交互に入れる。  バナナ、キウイ、いちじく、梨、生姜、紫蘇、蕪、キャベツ、大根、ハーブ、スパイスなど。素材の栄養素が反映されるので、旬のものがおすすめ。
②1日1回よく混ぜる。(手で混ぜるレシピもあるが、どちらでも良い)
 フタをきつく締め過ぎない。(布巾やガーゼをかぶせ、ゴムや紐でとめる。お皿を乗せておいても良い)

※フタをきつく締めたまま何日か放置すると爆発の怖れあり。
※素材や気温で発酵速度は変わる。(1~2週間で発酵し始め、1~2ヶ月ででき上がり)発酵が弱くなったらでき上がりの目安。

③保存する。ザルで漉して冷蔵庫で保存。カスはジャム、沐浴剤、コンポストで堆肥に。(約50℃で酵素は死にます)

失敗!!と思ったら…置き場所や温度を考える、手で混ぜる、砂糖や酵素の強いものを足す。

<参加者の感想>
・ 秋の命と微生物の力。そして、すべて無駄にしない循環の仕組み。その魅力を共有できる人たちとの時間はとても心地よかったです。            (Fu)
・ 知り合いが人参の抜き菜を今まで捨てていたと聞いて、もったいないと持ってきました。それが酵素ジュースになったと知ったら喜んでもらえそうです。  (Ta)
・ わが家の庭に毎年大葉やミントが繁っても、今まで利用しないで捨てていました。今日はそれが活かせて良かったです。蕗と三つ葉も生えるので、今度酵素ジュースにしてみようかな。             (Sa)
・ ずらりと並んだみなさんが仕込んだ瓶を見て、奥村さんが言った「性格がよく出てるわ」のひと言にドキッ!私はどんな性格かなぁと思いました。      (Mi)
・ 早く発酵が進むようにとバナナを手で潰したら、奥村さんに「そんなことをした人を初めて見た」と言われ、びっくり。でも、それも有りと言われて一安心。液を漉した後にジャムを作るのが楽しみです。      (Ha)
・ 材料と砂糖だけというのは初めてでした。たくさんあってどうしようか困っていたわが家の柿も使えて嬉しかった〜。          (Yo)
・ 庭で酵素の強い植物はどれかな、と考えながら採ってきました。野菜や果物、ハーブなど、見る目が変わるかな?なんでも有りの感じが気軽で、楽しい時間でした。         (Ko)

講師・奥村さんの感想
 今日はマイペースの人ばかり!最初にいろいろ説明したのに、その通りに仕込んだ人っていないんだもの(一同爆笑)。でも、こうでなくてはいけないということはないので、どれも有りだと思います。
 酵素ジュースを作った搾りかすは、ジャムにして食べたり、入浴剤に入れて、そのあとコンポストに入れて堆肥にすれば、植物の命を無駄にすることがないので、そこも私は気に入っています。発酵がピークの時(泡の勢い)酵母パンを焼くこともできます。お家でも自分なりにいろいろ試して楽しんでみてくださいね。


vol.204 11月12月のえんぴつカフェ案内

11 月2日の写真撮影会は、好評のうちに終了いたしました。
次回は来年春を予定しています。
お楽しみに〜♪


えんぴつ・カフェとは・・・
毎月1回おしゃべりしながらライフデザインノート『ゼロの昇天』を書き込むために集うカフェです。お茶を飲みお 菓子をつまみながら、持ち寄った課題をみんなで考えます。話題は多岐にわたります。「人生これから!」を基本に、やがて迎えるであろう「そのとき」まで、 どう生きるかを念頭に置いて書き込んでいきます。ちっとも筆が進まない、というのが現状ですが、みんなの話を聞いて、回を重ねるごとに、少しづつイメージ が湧いてきます。そんなカフェです。


vol.204 熱中人 延広 亜希子さん

子どもたちが自分らしく輝くために

フリースクール「らすくの家」を始めた 延広 亜希子さん (各務原市在住)

 「目標は、学校に行けるようになることではなくて、いつか大人になった時、イキイキとその人らしく社会と関われるようになることです」。今年6月に「フリースクールらすくの家」を立ち上げた延広さんは語る。
 自宅で学習教室を17年間続けながら、小学校での読み聞かせボランティア、通信制高校サポート校での勤務などを続け、常に子ども達とふれあう日々を過ごして来た延広さん。
 学習教室にやってくる子の中には、学校を休みがちの子もいたり、それとなく子どもの心配事を話すお母さんもいる。通信制高校では、もっと話しができたら、と心配になる子もいる。そんな子ども達の姿を間近で見てきた。

 フリースクールを始めた直接のきっかけは、「そろそろ自分が本当にやりたいことをやってみたら?」というある人のアドバイスだった。
 その言葉を聞いた時、何かが心にストンと落ちた。今までの子どもとの関わり方でも意義を感じてはいたが、「もう一歩踏み込んで子どもたちと関われたら」と感じる場面がたびたびあったことが思い浮かび、自分の中で埋もれていた気持ちが見えてきた。
 「私は長年子ども達と関わっていますが、専門的な資格を持っている訳ではないです。でも、だからこそできる接し方もあるのでは。こうしなさいと教えるのではなく、その子のためにはどうすることがいいのか、親さんと一緒に考えるというスタイルでやっていきたいんです」。それにはまず、子ども、お母さん、時にはお父さんの話を時間をかけてしっかり聞くことから始める。

 子ども達に家庭的な雰囲気で過ごしてほしいとの思いに家族も協力的で、「らすくの家」は自宅の一部を開放。音楽が趣味の延広さんの家には楽器も多い。「ここでは、ドラムを叩いてもいいし、ウクレレやピアノを弾くのも楽しいと思うし、絵を描いていてもいい。今後やりたいと思っているのは、お昼ごはんをみんなで材料の買い出しから、調理し、食べて、片付けまでをしたいなってこと。 いろんな楽しみを知ってほしくて」。自然の中に出かけて、季節を感じる活動もしたい。学習面でのサポートもするし、らすくの家で過ごしながら、自分の好きなことを見つけ、そこから自分に自信を持ってくれたら。「家でずっとゲームしているのもなんだから、らすくの家に行こうか、そんな感じでいいんです」。
 家でも学校でもない、第3の場所が子どもには必要なのでは、と延広さんは考える。
 「学校に行けなくなったきっかけは、友達に嫌なことを言われた、授業についていけなくてつまらないなどさまざま。大人からみたら些細なこともあるけど、そこからどう抜け出したらいいのかわからずに苦しんでいる親子の姿をたくさん見てきました。学校にいくことが、全てではないけど、それがその子の希望なら少しでもその手助けをしたいですし、学校に行かない選択をとるのであれば、その子の最善となる道を一緒に探したいです」
 子ども達が自分らしく羽ばたくその行き先は、ひとりひとり違う。その場所にたどり着くための足がかりに「らすくの家」がなれたら、と思っている。「フリースクールらすくの家」は、まだ始まったばかり。
 「のんびりやの私ですからね、気負わず、ゆるーくやっていこうと思うんです」。
 淡々と語りながら延広さんは微笑んだ。


「らすくの家」は、看板犬ラスク(ミニチュアダックス)からつけた名前。不登校に限らず、子育ての悩みや、家庭での問題なども相談にのる。対象は小学校1年生から中学校3年生まで。詳細はホームページをご参照ください。「フリースクール らすくの家」で検索


のぶひろ あきこ
3人の子どもを育てながら、17年間学研教室で小・中学生の学習指導。地域の鵜沼第一小学校で読み聞かせボランティアや、英語ボランティアを行ってきました。学習指導、カウンセリング経験あり。教員免許所有。


vol.204 夢か悪夢かリニアが通る!vol.33

産廃に揺れた町で

 静岡県熱海市で7月3日に起きた大規模土石流。真っ黒な濁流がまるで生き物のように建物をなぎ倒していく映像に戦慄を覚えました。犠牲者は26人を数え、1人は行方不明のまま。静岡県は、流れた土砂の総量が約5万5500立方メートルで、そのほとんどが盛り土だったという解析結果を公表しています。リニア中央新幹線が計画されている沿線の多くの住民が、この事故を「他人事」とは思えないのも無理はありません。全体の86%がトンネルとなるリニア建設では東京ドーム約45杯分5680万立方メートルの残土が発生して多くが盛り土になり、なお約3割の受け入れ先が確定していないのです。         井澤宏明・ジャーナリスト

きれいなところだけど

トンネルの工事施工ヤード造成地入口。既に山林が形を変えつつあった(7月10日)

 熱海で行方不明者の捜索活動が続いていた7月10、11日、岐阜県御嵩町でリニアの残土処分場の住民説明会がマスコミなど報道陣に非公開で行われました。
 JR東海によると、町内で掘削する美佐野トンネル、日吉トンネルから発生する残土は計約90万立方メートル。そのうち、自然由来のカドミウムやヒ素などの有害な重金属が混ざった「汚染土」(JR東海は「対策土」と呼んでいます)を含んだ約50万立方メートルを町有地約7ヘクタールに、残り約40万立方メートルを民有地など約6ヘクタールに埋める計画です。
 「汚染土」は2枚の遮水シートと3枚の不織布を交互に重ねて覆うことで有害物質が漏れ出るのを防ぎ、周辺の水質をモニタリングしていくとしています。
 会場からは、熱海の事故を受け、山中に盛り土された残土が下流の住宅に被害をもたらすのではないかと心配する声が上がりました。また、残土処分場の近くを流れる押山川から可児川、木曽川へと有害物質が流れ込むことによる飲料水や農業への影響を懸念する声もありました。
 隣接する可児市では2003年、高速道路「東海環状自動車道」工事で出た残土に含まれていた黄鉄鉱による水質汚染で、稲作ができなくなる被害が起きています。
 残土処分場候補地は絶滅の恐れのあるハナノキなど希少植物の群生地。ところがJR東海は説明の中でそのことに触れませんでした。町の生物環境アドバイザーを務める女性は「今、伐採して埋めようとしているのは、町に 残された唯一の自然豊かな土地。JRさんはこの土地の写真を示したうえで、『こんなにきれいなところだけど、町民の皆さん(残土処分場にして)いいですか』と尋ねてください」と呼びかけ、説明に不信感を露わにしました。

消極的な賛成

「町民に判断を委ねる性質のものではない。この2年間、悩みに悩んだ」と渡邊町長
(9月9日、御嵩町議会)

 9月9日に開かれた御嵩町議会本会議。町有地を汚染土を含んだ残土の処分場にすることについて渡邊公夫町長は「受け入れを前提として協議に入りたい。反対の声はあるが解決策はない。立場としては消極的賛成です」と表明しました。その理由について、かつて町内で計画されていた産業廃棄物処分場問題を持ち出し、「我々は『なぜ全国の廃棄物を御嵩で』と言ってきたので、『御嵩のもの(土)をどこかへ持っていけ』と言うのでは論理に整合性が無くなってしまう。整合性を保たなければ、一生懸命取り組んだ産廃問題を否定することになりかねない」と説明しました。
 同町では1996年、産廃処分場建設を巡り当時の柳川喜郎町長が襲撃され翌年、建設の是非を問う住民投票で受け入れを拒否した経緯があります。
 JR東海が2017年6月、地元に行った説明では、汚染土の持ち込みには言及せず、町有地に汚染土を持ち込む案は19年8月になって示されました。町は昨年5月、「環境保全策が不十分」としてこの提案を拒否。一転して容認に至った背景として町長は「地盤工学、水環境学、土壌環境学の専門家の話を聞き、一定の理解、納得ができた」と説明しました。
 産廃問題に揺れた遺産として、同町は独自の環境基本条例や希少野生生物保護条例を策定してきました。その環境基本条例の前文にこうあります。「住民投票を実施した結果、町民の大多数が『大量生産・大量消費・大量廃棄のシステム』より『健康に生きていける環境』を選択しました。『カネ』より『命』の選択でした」。その理念を維持できるのか、同町は正念場を迎えています。


vol.204 ボーダーレス社会をめざして vol.63

NPO法人オープンハウスCAN 理事長 伊藤佐代子

幸せになるために誰もが…

 車を運転していたら平原綾香さんの「幸せになるために、誰もが生まれてきたんだよ」という歌詞が流れてきました。あ~そうだよね。幸せかぁ~。
 先日、息子が小学2年の時に担任をして下さった先生からお電話がありました。「あっちゃんが年賀状や暑中見舞いなどを送ってくれるので、お礼が言いたい」と。久しぶりに昔を思い出し、お話をしました。 実は先生は、私を救って下さった恩人なのです。多動の息子をクラスの生徒さんを巻き込み、クラスに溶け込ませて下さったのです。1年生の時に「普通学級ではなく、支援学級に行かれた方がいい」と1年生の担任・主任の先生に言われた後ですので、何とか普通学級で過ごせるようにと家でもフォローをし頑張っている時でした。
 ある日「伊藤さん、あっちゃんが挙手をして話すようになったから、こっそり教室に見に来て。」と連絡が来ました。見に行くと、手を挙げあの子が喋っていました!!知らない息子の姿でした。救われました。鮮明に覚えています。温かい眼差しがありました。最初から拒否するのではなく、どうしたら息子が皆さんと一緒に学んでいけるか模索して下さいました。先生すべてがそのような方ばかりでありません。本当にラッキーでした。30年ほど前の話です。 当時は、現在ほどたくさんのサービスがありませんでしたから、多くの人に助けられ、応援されて子どもを育てていました。今はサービスが溢れています。よくよく考えてみますと、自分で考えていろいろ挑戦できたことはある意味で幸せだったのかもしれません。そして、先生に現在の報告をしました。息子の「寒椿」という絵が、解体業者の斫木村さんという会社で養生シートになったこと、また大垣共立銀行さんの現金を入れるための封筒に息子の絵が採用され10,000部、印刷されることをお伝えしました。「良かったね」と喜んでもらえました。「やっと、です。20年かかりましたね。」長い歳月を経て、障がい者の絵が社会貢献という名目で使われるようになりました。その中に選ばれるという事はどれほど幸せな事か。息子は淡々としていますが長い長い月日でした。先生と電話を代わったのですが、会社では、これこれの仕事をしていますと話をして終り。なんとそっけないことでしょう。でも会話が少し成り立ったのですから、成長です。電話はすごく苦手で、ガチャンと切らなかっただけ良かったです。
 社会貢献と言う考えは、長い時間をかけ時代と共に作られてきました。誰もが幸せになるための社会でなければ、生まれてきても幸せになれない人がいるのではないでしょか?。


vol.204 菌ちゃん野菜応援団 vol.25

これから畑仕事にはよい季節(^^)

 暑さ寒さも彼岸まで。一気に涼しくなりました。
 畑仕事にはよい季節になりましたね。何か始めてみたいなー、と思われる方は本屋さんにGoしてみてください。
 今発売中のやさい畑にて「草による菌ちゃんの土作り」がオールカラーで22ページもに渡って掲載されています!!
 畑でのやり方はもちろん、プランターでのやり方もとても丁寧にかかれています。今すぐ取りかかれば年内にイチゴの苗が植え付け出来ますよ。春にはおいしいイチゴが食べられること間違いなし!

①プランターの下に水抜きすのこをしき、古くなった土を9分目までいれる。
②枯れ草を上までしっかり乗せじょうろでしっとりするまで水をかける。
③上に土を軽く被せ、雨避けのマルチを被せ、ありがとうの言葉をかけて軒下などにおく。
 2ヶ月経ったら苗の植え付けが出来ますよ!!ぜひ試してみてね。


vol.204 未来に続く暮しの学びPrt-45

表現することの大切さ。

 社会情勢的にも、星の巡り方にも、内観的な動きも、いろいろと意識がめぐるこの頃。私を取り巻く世界でも否応なく変化を強いられて、そのことに影響されながら、自分の目でこの状況をちょっと俯瞰して観察しています。その観察から受けた気づきは、表現することの大切さに直結しました。
 どんな方法であれ、うた、絵、詩、踊り、演奏、造形、園芸、話す、なんでも、自分の中から外に出す<アウトプットの方法>を知っていると、人間は楽しく生きていけるのではないかと思います。特に「表現は、抽象的でいい」。これは私の持論ですが、会話のように成り立たせる必要がないからです。かといって、一方向ではありません。自分の意識を投げかけることによって、鑑賞者がなんらかの反応をしてくれたら、それは一種の“会話”とも言えます。それと、評価やコンペティションのためではなく、作り出す過程をただ単純に楽しむこと、その行為こそが芸術なのではと。だから、芸術というのは何千年も前から、人間の生活の中に溶け込んでいるのだなと思いました。

 私の住んでいる地域、バイロンベイは、アーティストの多い町だけあって、アーティスティックなワークショップや、イベントもよく行われていました。今はロックダウン中なのでそれも禁止。オーストラリアは異常に厳しい規制があります。集団で集まるのも、公共で踊るのも、今は違法!。。。ルール違反者は罰金50万とか、警察はもちろん、軍隊まで出動ですよ。なんだそりゃとつっこみどころ満載ですが、そこはおいといて、集団ではできなくとも、個人レベルでできる表現を楽しむことはとても大切だなと思います。

 持続可能とは、続けられる仕組みつくり。まずは「楽しい」ことが第一条件。私は描いていると楽しくてずーとその意識状態でいたくなる。なので絵を描き続けています。でも、、、人や自然とかかわってい生きていることは基本中の基本なので、全てに感謝しながらちゃんと地に足をつけるところに戻ってくる。そうすると絵を描くこと、畑に出ること、人と交流することなどバランスが自然にとれるようになる。それも自分が体験して今は経験値として私の中に根付いています。

 と、いうことで、もしこの記事を読んでいて何か響くところがあれば、表現することを楽しんでみて下さい。内から、外へ、気軽に、笑顔が自然に自分の中からでてくる感じで。    YAO


vol.204 ここいく日記 リレートーク はじめの21歩!

小さなころから性教育を!

 「県内〇〇人感染」新聞には、毎日のように新型コロナウイルス感染者数を示す見出しが載っています。その記事はいつも同じような場所に書かれており、これはまるで連載ではないか?と目にする度にうんざりします。
 このコロナ禍の影響で、今まで規制の無かった事がどんどん「してはならない事」となり、やらなくても良いことが「しなくてはならない事」に変わってきてしまいましたね。 感染拡大を防ぐ為には仕方がないことなのか?これから大きく成長していく幼児、多感な十代の子どもたちにとって、人との関り、出逢い、触れ合いが制限される今の生活は決して良い状態とは言えません。
 この影響で私たち「ここいく」が定期的に行ってきた幼稚園、学校からの「いのちの授業」の依頼も激減しました。私たちの活動の危機というより、伝えるべきメッセージや学びを届けられず、体験する機会が少なくなってしまった子どもたちの危機だと思います。
 家庭での性教育はよく「難しい」「どう教えていいか戸惑う」と言われます。
 「お兄ちゃんには、おちんちんがあるのに、どうして女にはないの?」「赤ちゃんはどこから生まれるの?」
 このような質問は85%の子が5歳までに母親にすると言われています。この時決して誤魔化さないで下さい。逃げたり、誤魔化したりすると、子どもは敏感に感じます。『こういうことは親に聞いてはいけないのだ』 親子のタブーを作ってしまうと、子どもは自分で答えを探そうとします。探す先は友人や雑誌から、今はネットからかもしれません。こういう時は逃げないで、チャンスが来たと思って下さい!
 質問されて困ったときは、是非こう言って下さい!「とても、いい質問だね。お母さんもすぐには答えられないので、勉強してみるから、少し待っててね」
そして、ここいくメンバーにご相談下さい(笑)。 
 本当に困ったときに、この親に相談しようと思えるかは信頼関係です。小さなころから性を語りあえる関係を作っていくことは大切ですね。
 小さな子どもたちはふざけたり、いたずらしたりと性器に興味を示す時があります。
 プライベートゾーン(水着で隠れる場所+口)の大切さは小さな頃から教えてあげて下さい。ぼくだけの、わたしだけの大切な場所。人に見せたり、触らせたりしてはいけないこと。
 女の子には赤ちゃんが生まれてくる道がある。だから綺麗にしてね。ウンチはこうやって拭こうか。男の子にはタマタマ(精巣)あるよね。ここでは「いのちのもと」の精子が作られるんだよ。蹴られるととても痛いのは、大切なところだから乱暴に扱われない為に痛く感じるようになっているんだよ。
 大切なことを恥ずかしがらずに事実として伝えることで、幼児でもしっかりと受け止めることができます。自分の体の仕組みを知ることで「自分を大切にする」ことに気付きます。そして自分を大切にできて、初めて他の人を(周りの人)を大切にしようと思えてきます。

 今回紹介したのは、授業のほんの一部です。家族で親子で体のことを伝える事も、とても大切なことですが、お友達やクラスメイトの皆と一緒に「いのちの授業」を受けることで、性被害の被害者、加害者になることを防ぐことにもなりますし、何よりも知らなかったことを知る喜びを共にわかちあう事ができると思います。
 そして、今までは園や学校での授業を中心に活動してきましたが、今後は少人数の集まりでのミニ授業なども対応できるよう工夫していきたいと思います。質問もお受けします。お気軽にお問合せ下さい。

担当:ここいくメンバー・多田良子でした。
ここいく☎090-3446-8061(中村)


vol.204 連載-4 南の島よりハイタイ

 浦添市(うらそえし)は、沖縄本島南部、那覇空港のある那覇市の北、普天間基地のある宜野湾市の南に位置しています。人口は約12万人を数えます。鎌倉時代から室町時代にあたる1200年~1400年ころには首里以前の琉球の王都として、舜天、英祖、察度といった王統のもと貿易や文化の中心として栄えていたと伝えられ琉球史においても重要な位置を占める地でもあります。「津々浦々を襲う(支配する)」を意味する浦襲(うらおそい)が浦添(うらそえ)の語源となっています。
 13世紀に造られたとされる墓、浦添ようどれには、英祖王と尚寧王と彼の一族が葬られています。このようどれを含む浦添城跡一帯の丘陵は前田高地といって、浦添市で最も高い場所で米軍からは「ハクソー・リッジ」と名付けられ、沖縄戦で、米軍と日本軍の激しい戦いで「ありったけの地獄を一つにまとめた」と表現されています。住人の二人に一人が犠牲になり一家全滅の家族も少なくありません。
 2016年米国制作の「ハクソー・リッジは、前田高地の激しい戦闘を描いた映画で、2017年アカデミー賞を受賞しています。
 2019年ゆいレール(モノレール)が延長され、空港、首里城からもアクセスしやすくなり浦添城跡の散策も気軽に楽しめるようになりましたので、ぜひ訪れてほしいスポットです。
 最寄り駅の「浦添前田駅」から浦添城跡に行く途中に、浦添中学校がありますが、その入り口には、その時その時にふさわしい花文字の花壇が心を和ませてくれます。コロナの緊急事態宣言中には、「命どう宝」(ぬちどうたから)。命こそが宝という意味です。沖縄人のやさしさに出会えるお気に入りのスポットです。
 話は変わりますが、浦添にはパン屋さんが多いことにも驚かされます。それも、それぞれに個性を持った魅力的なお店が多いのです。その中の一つ「天食米果」(あましょくべいか)さんは、パンの形はすべて食パン型、毎日15種類ほどのパンが、かわいいお店に並びます。国産小麦、自家製酵母を使用し、季節ならではのパンも登場します。21年前、福島県から単身で移住されパン作りを学び、13年前に独立された赤嶺温子さん(あかみねあつこさん)、沖縄のゆったりした居心地の良さの中で、一人でやれる範囲で細く長く続けられたら・・と話されています。その日に残ったパンは、「リベイク」のサイトを使って冷凍して地方発送もされています。
 魅力いっぱいの浦添市、みーぐる(目をきょろきょろしてあちこちを見る) うらそえ、次回もお伝えしたいと思います。


かとう まみ プロフィール
岐阜市生まれ。桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業 ・2015年5月:写真集「奥飛騨に響く種蔵の里」(岐阜新聞社)出版 ・2019年6月:写真集「ばあちゃんぼくが継ぐ」(岐阜新聞社)出版・個展3回 岐阜市美術展委嘱作家岐阜市美術展部会推進委員・岐阜県写真作家協会会員・二科会写真部岐阜支部委員・ギフフォトクラブ会員


vol.204 プレゼントコーナー

1- あなたが「思わず笑っちゃった話し」聞かせて!
大笑いでも、くすくす笑いでも笑うっていいですね。笑顔の元、みんなにわけてね。

2- 気になるにらめっこ紙面での広告
3- 気に入った記事、気に入らない記事の
 タイトル1つ・その理由もお書きください。
4- ご希望のプレゼント名 (第1希望・第2希望 を必ずお書きください)
 ※Cは編集室まで受け取りに来られる方。
5- 本紙をどこで入手されましたか?
6- 氏名、年齢、住所、郵便番号、電話番号、 家族構成

プレゼントご希望の方は

ハガキまたはe-mailで、上記のアンケートを
1〜6までご記入の上、編集部・プレゼント係りまでお送りください。
〆切:11月25日 当日消印有効。
宛先 〒504-0855 各務原市蘇原新栄町3-15
e-mail: info@niramekko.com
※お寄せいただいた個人情報は、本紙プレゼントの発送に限り、 使用させていただきます。
※当選の発表は発送をもって代えさせていただきます。


A.やきものワールド ペア招待券
         やきものワールド実行委員会様より…5名様

国内最大級の陶磁器フェスティバルが今年もやって来る!
11/26〜12/2ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)にて。同時開催の「なごや鍋フェステバル」も見逃せないですよ!
写真は去年の様子です。 https://yakimonoworld.jp/


B.シャボン玉 酸素系 漂白剤 引換券
       和楽様より…3名様

過炭酸ナトリウム100%の酸素系漂白剤です。その他の添加物は含みません。除菌効果があり、衛生的に仕上げます。塩素系漂白剤のようなツーンとした臭いも、塩素ガスが発生する危険もありません。和楽さん(一宮市時之島丸先2-12)店頭でお受け取りください。


C.在来自然農法の新茶
                ちゃぼぼ園様より…3名様

揖斐郡春日、天空の茶畑に700年以上続く在来種のお茶の木。お茶に含まれるカテキンは、免疫力を上げ、対コロナに有効と注目されています。マイボトルで携帯しお茶のある暮らしを!にらめっこ編集室でお受け取りください。80g入りです。


D.CINEX 映画招待券
               シネックス様より…ペア3組様

映画館で作品を観る良さは、大スクリーンや音響など、いくつもありますが、映画館が醸し出す雰囲気が好き!という方が多いそう。気分転換で免疫力もアップ!? 写真は映画「TOVE トーベ」より。岐阜市柳ヶ瀬のシネックスでご利用いただけます。