153号(2013.5&6)」カテゴリーアーカイブ

VOL.153 アウトドア特集「子連れでアウトドア」

01

キャンプの楽しみというとやはり、食事ということになります。ちょっとした工夫でいろいろな料理を楽しむことができます。そしてキャンプの楽しみは、川がそばにあるだけで十分。特に子どもたちは楽しく水遊びします。キャンプ場で一日を過ごす試みも出てきます。一日では、もったいないので、泊まってみようということにもなり、コテージやバンガローに泊まるのもいいでしょう。

虫さされ対策

場所や時期にもよるけど、虫さされ対策も必要になります。虫よけスプレイ(化学物質を使用した防虫剤)を使用することは、虫は寄せ付けないけれど、人体への害が心配。天然素材を活かして体に優しい防虫スプレーを作ってみよう!

【手作り虫除けスプレーの作り方】

01材料:精製水:90ml、無水エタノール:10ml、ラベンダーエッセンシャルオイル:20滴
無水エタノールとラベンダーエッセンシャルオイルをスプレー付きの瓶に入れてよく振って混ぜ合わせます。そこへ精製水を加えて蓋をしよく混ぜます。
お部屋にスプレーしたり、外出時にスプレーします。
ラベンダーの他、蚊の嫌いなハーブの香りは、ゼラニウム、ユーカリ、ペパーミントなどがあります。

虫除けスプレーですが、蚊などには有効です。が、ブヨに関しましては役に立ちません!
では、何が効くんだ?それは、ズバリ「ハッカ水」。なぜか一番効きます。

【ブヨに効くハッカ水の作り方】

01薬局で「ハッカ水」を購入。これは原水なので、3:7くらいに(3がハッカ水、7が水)希釈します。割合は個人差でお好きなように。つぎにスプレーボトルを購入(100円ショップにあります)また、このハッカ水、もう2つ役立つこともあるんです。
○夏の汗臭さを消し去ってくださいます(笑)。○爽快な匂いでリフレッシュ作用!一石三鳥なんですね。

ではブヨ刺されてしまったら・・・どうするの?

なかなか刺されたことに気づかないのがブヨ。蚊のようにプーンいう音もないし、チクッともしないんですね。一番に最初に行う処置は…○毒を搾り出す!
爪ではさんでギューっとすると、透明な汁が出てきます。血も出てきますが、お構いなしにやりましょう。この搾り出し?をするかしないかで、後々の痒さが違ってきますよ。
便利小物はコレです。「ポイズンリムーバー」。アウトドアショップや登山用品店で売っています。スポイトのごとく、シュパシュパッと吸い上げてくれます。
他にもハチなどにも使えますので、持っていると便利ですね。

さて、続きまして手当てですが…

副腎皮質ホルモン入の軟膏「フルコート」で効き目ばっちり。この薬は副腎皮質ホルモンですので、合わない方もいるでしょう。個人個人の責任においてご使用くださいね!
これも薬局・ドラッグストアなどで売ってます。ハチに刺されても、よーく効きますよ。
数時間おきに薄く塗りましょう。驚くほど効きますよ。


VOL.153 暮らし上手 -医・食「排毒について」

01

排毒システムを知ろう!

<7時~9時>小腸が活躍する時間。小腸が大量に栄養を吸収してくれる時に朝ごはんを食べる。朝ごはんを食べたら肝臓を守ることができます。

<10時~12時>心臓の働きのゴールデンタイム。心臓がちゃんと機能していたら、栄養がきちんと行き渡る。もうひとつ、この時間帯は一番賢い時間帯。ものを覚えることとか、アイデアを捻る企画会議とか、この時間がベスト。

<12時~13時>全身器官の働きがすべて集まって最高になるとき。この時間にちゃんと食事をしたら、体の血となり、肉となるように全身器官が総動員で働いてくれます。

<13時~14時>一日の中で2番目に疲れる時間。だから仕事をするなら休憩的な仕事をするのがおすすめ。

<14時~16時>感覚が鋭くなる時間。分析力、創造力もどんどん高まっていきます。

<16時~17時>一日の中で1番疲れる時間。体力が消耗する時間なので、おやつなど、ちょっとしたものをこの時間帯にとってください。

<17時~18時>体を動かすのに一番いい時間。だから体を動かす仕事はこのあたりにしましょう。

<18時~20時>情緒が不安定になる時間。ここはちょっとのことでイライラしやすいので、ゆったりかまえて。夕食時間は遅くてもでも20時までに。

<20時~21時>反応が敏捷になる時間。そして記憶力がよくなる時でもある。夜何か覚えるときには、この時間がグッド。

<21時~23時>免疫系統の排毒時間。ここから体が順番に排毒を始める。また、この時間は血液中の白血球の量が倍になって体温が下がり始めるので、のんびりして音楽を聴くといい。「免疫系統」っていうのは「リンパ系統」ともいい、静脈に取り込まれずに溢れた老廃物を代わって運搬してくれるんです。そしてリンパが体液の余計なものを濾して、もとの場所へ戻してくれるんです。

<23時 ~1時>肝臓以外の大部分の人体器官の動きがスローダウンする時間帯。肝臓は、この時間帯を利用して人体の毒素を取り除く。この排毒過程は熟睡中でないと起こらないのです。肝臓の働きっていうのは、有害物質を解毒して無害物質にしたり、有害物質の中にある老廃物をとって胆汁にしたり、体にとった養分をブドウ糖、グリコーゲンっていう動くものにしたりしてくれます。

<1時~3時>胆の排毒時間。胆っていうのは胆汁を溜めたり、排出したりする場所。肝臓が作った胆汁を溜める場所になっています。排毒とかが終わり3時になって体の中がやっと寝始めてくれる 時間です。

<3時~5時>肺の排毒時間。よく、ぜんそくとかの人で明け方に咳が出る人っていますよね。それは、肺が排毒してるから。そんな時に咳止めとかを飲んだら、悪いものが出なくなるんですね。だからなるべく出るようにもっていくのがいいです。一番いいのは、この時間に咳をしたりしたら、腹筋で息を吐くようにすることです。

<5時~7時>大腸の排毒時間。この時間にトイレに行くのがいいんです。大腸の働きは、体内の老化した細胞や血液をうんちに物質変換してくれます。消化吸収されなかった食べ物とともに排泄します。

きっちり排毒しよう!

01「排毒」とは、体内の毒素を外に排出することをいいます。咳や嘔吐、尿、大便、汗、痰、鼻水、涙、目やに、そして女性の月経時の出血などによります。それに対し「解毒」とは体内で毒を処理する事です。基本的には肝臓がその中心的役割をになっています。
また、肝臓以外では細胞に解毒作用があり、皮膚の細胞も解毒機能を持っています。
女性は閉経を過ぎると急に病気になったりする場合がありますが、月経による排毒(毒素の排出)が少なくなるからと思われます。

「出るものは止める」という考えが文化の中にあります。人前でゲップをしたり、おならをするのは失礼だとされます。その根底には「出るもの」は「不浄」という価値観があるからにほかなりません。ところが、排毒・解毒という毒素を排出するという視点に立つと、一転して、「出るもの止めるべからず」となります。

 

排毒法イロイロ

足湯と半身浴について
足の裏の細胞が活性化するとそれだけ毒素が排出されやすいので、足湯とともに、半身浴も効果的です。いずれもうまく毒素の排出が行われた時は「筋肉が柔らかくなる」「カラダの動きが軽く感じる」などの感覚が感じ取れます。「毒素を排出する」という事に着目した時の足湯、半身浴を効果的にするには、「ミネラル塩」を入れる事をオススメします。ただのお湯につかるより、排毒を促す効果があります。

効果絶大!半身浴

01何より気持ちが良いです!現在健康に何ら問題がない方でも、日々の疲れや老廃物を流してリラックスして明日を迎えるためにも、ぜひ実行をお勧めいたします。
37~38度くらいのお湯に、みぞおちから下だけ入ります。風呂フタをテーブル代わりにして本を読んだり、防滴ラジオを聞いたり、時間はいろいろに活用できます。(暗くして、みつろうキャンドルなどを灯すといい感じです☆) それで最低20分くらい。じわ~っと身体の芯から沁み出るように汗ばんできたらOKです。健康維持のためならこれでいいと思いますが、「治療として」半身浴をするには1時間以上湯船に入られることをお勧め。汗が出ない場合もあります。でも出なければ出なくても大丈夫、湯につかっている皮膚から目に見えない形で、きちんと排毒されています。単なる老廃物だけではなく、身体に溜め込んでいて排泄されていない化学物質が出てくるようです。それだけの効果が半身浴にはあります。

足湯もオススメ

01足湯とは、手軽に半身浴の効果が得られるすぐれた健康法です。冷え性の方はもちろん、足の疲れやむくみ取りに、
リラックス効果もあるので寝付けない時などにもおすすめです。また、足湯には自律神経のバランスを整える作用があり、続けて行うことで体質改善にも役立ちます。

 

足湯の注意点
・病気(心臓病・糖尿病・高血圧・低血圧など)の人は温度を38度位の低めで行って下さい。
・出来たら、1日3回以上すると効果的です。(お風呂とは別)朝・昼・夜・寝る前と出来たら、なおGOOD!(^_^)b


VOL.153 暮らし上手 -住「空間をすっきり」

01

空間をリフレッシュ!

▼なぜ、捨てなければいけないのか
片づけしないで新しいことが入ってこないことこそ「もったいない」。捨てる習慣をつければ、スペースがゆったりと使え、探す時間も削減できます。「もったいない」と感じるかもしれませんが、探すことに無駄な時間を使うことの方がよほどもったいない。無駄なスペースを使う方がよほどもったいないといえます。(*^^)v

▼もう迷わない!捨てるルールをつくる
使えるか、ではなく「使っているか」:「どうしようかな」と迷うものは、今のあなたにとって『本当に必要なもの』ではありません。だから、迷うならば、それは「捨ててイイ」という合図です。
今、そのモノにときめいているか:「ときめく」ということは、今のあなたにとって、必要なものであるということです。ときめかないもの、たとえば、もう数年開いていない本、ずっと着ていない服…ときめかないものを捨てましょう。

▼モノを溜めないシステムをつくる
すぐ捨てる:ダンボールの箱、デパートの紙袋…捨て難いものですよね。でも、よく考えると、どうせとっておいても使わない。だから、『すぐ』『その日に』捨てましょう。
あふれたら捨てる:モノの種類ごとに収納場所を決めて、そこからあふれたら捨てましょう。たとえば、収納場所の本棚やCDラックがあふれるようになったら、「捨てよう」という合図です
過ぎたら捨てる:新聞・雑誌などの、「ほっておくとたまるもの」は『1週間たったら自動的に捨てる』という”捨てルール”をつくりましょう。

▼余分なものを増やさない
どうしようか悩んだ時は買わない:少し迷うようなものは「あなたにとって本当に必要なもの」ではありません。買っても早晩ゴミの山に化けるだけ。なら、最初から買うのをやめましょう。「迷う」は「買わない」の合図です。
ストックはやめる:いつか使うかも…と余分にモノを購入するのはやめましょう。スーパーに行けば買えるものは、広いスーパーに置いておくべき。自分の部屋にモノを持ち込むべきではありません。

▼捨てれば、人の役に立つ
あげる・売る・寄付:あなたにとって要らないものでも、他人にとって必要なものかも。友人にあげる。寄付をする。人に感謝される捨て方を身に着けると、はかどります。

01

春は「小陽」と位置付けられます。極陽である「夏」の一歩手前という所でしょうか。この小陽の春の大きな特徴は「上昇するエネルギー」があります。
この時期に大切なのは、地球の上昇に乗って、身体を上昇ペースにもっていく事です。

早起きをする
春になると、「陽気=陽性の気」が流れ始めます。
冬には縮こまっていた体や心を解放するために、日の出をたっぷりあびる早起きをしましょう。

新しい事を始める
自然の視点から見ると、春は植物の芽吹きにパワーを取られて人はおいて行かれがちになります。意識を上昇するエネルギーに切り替えましょう。

01肝臓と目をいたわる生活にする
春は、肝臓が疲れやすい季節と言われています。肝臓は、「怒り」の臓器ですから、体のエネルギー転換がうまくいかないと、イライラしやすく⇒不眠⇒血圧上昇や生理不順、アレルギーという悪循環を生んでしまいます。肝臓を通っている道(体の道筋=経絡)は目に繋がっているので、肝臓の調子が悪いと目に不調がでます。目の疲れ、目の疾患、この時期は十分に注意をするといいでしょう。
日が伸びたからといって、夜遅くまでテレビを観たり、飲んでいると、肝臓や目に不調がきてします。体=心ですから、両者のバランスが崩れると、心も不安定になり、怒りやすいくイライラしがちになってしまいます。
陽に転じたとは言え、緩やかな対応をしていくようにしていきましょう

陽気にふるまう
気持ちも朗らかに、体も緩んでくる季節です。笑顔を作ると笑顔筋肉を通じて脳が「笑っている=楽しんだな」と勝手に判断して幸せホルモンを出します。

自然を愛でる
“何も咲かない冬は、下へ下へと根を伸ばそうとし、春になると、やがて大きな花が咲く。”しっかり根を下にはって次の季節に備える自然。その力強さを見習い、感謝し、愛しましょう。


VOL.153 カタコトのへや・自然派ままたちの座談会「花粉症の話」

01

01

■みなさん花粉症はどうですか?
<Mさん> 私は花粉症にはなったことがないんですが、もともとアレルギー性鼻炎で、鼻が年中詰まっている感じです。家族も今は大丈夫ですが、今後わかんないですよね。
<Oさん> 私は若い頃しっかりと花粉症でした。その頃は病院に勤めていたし、薬を飲んで症状を抑えていました。長男が生まれて、食生活を基本、玄米菜食にして、添加物をなるべくとらないように変えたら治りました。それで「花粉症も食べ物の影響だったんだ」って思ったんです。
でもさすがに今年は鼻水がずるずる。それは花粉の量が今年は多いからなのか、最近前ほど食事に気を使わなくなって添加物も摂ってるからなのか、わからないですけど。
<Tさん> 私も子どもの頃から4月5月くらいになるとよく鼻が詰まっていて、母親もいろいろな療法を試してくれたけど、なかなか良くならずに、鼻の奥の骨を一枚抜くという手術をしました。なのに、結局今年また蓄膿に…。
食事は気をつけてるんですけど、なかなか改善されないので、今模索しているんですけど。今、食事で良くなったって聞いて、びっくりしちゃって。
<Oさん> でも、正確には食事だけでないんですよ。花粉症ってコップに溜まった水によく例えられるけど、体の中に入ってきたものをいかに出すかがポイントなのかな。
<Aさん> 私は5歳の頃から花粉症です。
<一同> え~!?
<Aさん> まだ花粉症という言葉もない頃からで、親が製薬会社だったから毎年2月くらいから薬をいっぱい飲め飲めって。蓄膿になると今度は抗生物質も。でも、治らなかった。結婚して、病院通いも薬もやめて、でも症状は変わらなかったので、あの薬は何だったんだろうって思いました。
今年は母乳をあげてるから特に食事に気を使ってるんだけど、でも、いつもより花粉症がひどいですね。私は少し冷え症だし、授乳しているとき前屈みになるし、抱っこして歩くから体の前面のあたりがパンパンに腫れているし、咀嚼不足で肩こりもあるし。そういうのが積もり積もって体がカチカチになって、老廃物を流せないからかな。
家では、長男が一番花粉症がひどくて、体も冷え冷えのカチカチ。そばにいるだけでヒヤ?っとする。あれ、危険!って思ったよ、子どもなのに。体にはアレルギーラインっていうのがあるんですけど、そこを触っただけで痛がってぎゃーぎゃー怒って泣いているんです。

01■具体的にしていることはありますか?
<Tさん> 昨年5月から郡上に湧き水を汲みに行って、口に入る物は全部その水を使ってるんです。私は10月くらいにもいつも症状が出るんだけど、昨年の10月は大丈夫だったんですよね。だから「水がよかったんだあ!」って。
<Oさん> 薬は飲みたくないし、出かけるときにはマスクの内側にユーカリかペパーミントのアロマオイルをつけています。ですがこの前、鼻水のすごい日があって、今年はダメだぁ、と思いかけたけど、「あかん、負けとっては」と思い直したんです。で、光の玉に包まれた自分が花粉をプルルン!って振り落とすのをイメージして「花粉症にはなりません!」って宣言して(笑)。その後バイオリンのCDを聞いてリラックスしていたら鼻水がその日のうちに止まって、それから調子いいんです。私の心が知らないうちにトゲトゲしていて、それがリラックスしたから止まったのかな。
<Aさん> 春は肝臓が疲れやすいそうです。肝臓が疲れている人はイライラっとしていて、気持ちが上に上がってるんだって。肩の肩井(けんせい)ってツボをグー!っと押すだけで気が下がって鼻水が少し楽になりますよ、って聞きました。ということは怒り肩になってるってことだよね。肩甲骨も閉じてるだろうし。肩こりって咀嚼不足からくる事もよくあるっていうから、よく噛む事もいいのかなって思ってます。
<Oさん> よく噛むと万病が治るっていうね。
<Mさん> 意識して噛んでもすぐ忘れていつも通りになっちゃうんですよね。
<Aさん> 最初の一口だけでも30回って言うよね。
<Mさん> 最初の一口だけでいいんですか?
<Aさん> それだけでもやると唾液が出るスイッチが押されるらしいの。噛んで細かくする事も大事だけど、食べ物を唾液とよく混ぜると全然違うよって聞きました。よく噛むと消化吸収しやすくなってストレスが減って、それだけで体も柔らかくなるよね。
<Oさん> 消化に使うエネルギーが一番大きいって言いますよね。

■いろいろ民間療法はあるようですが?
<Tさん> 気になってるんだけど、鼻洗浄ってどうなんですか?
<Mさん> 私もやりたいけど、プールで鼻に水が入ったときに痛いから、あれかぁと思うとちょっと…。
<Aさん>生理食塩水(塩分0.9%)をぬるま湯にしてやると痛くないっていうよね。鼻洗浄をするだけで一日の汚れと言うか、そういうものを全部浄化できていいみたい。やり方は、洗面器にお湯を張って、塩を入れて片方の鼻の穴を押さえて開いている鼻の穴から吸って口から出すんだよね。以前、鼻が詰まるってどういうことですか、って耳鼻科で聞いたら「鼻の穴は粘膜で動きがあるから、粘膜が腫れるから詰まっちゃうんだよ」って言われました。
<Oさん> 塩水で洗う事でだんだん炎症も抑えられるんだね。
<Mさん> 去年友人がびわの葉の焼酎漬けを綿棒で鼻の穴に塗ったら通ったって言ってました。
<Aさん> びわの葉の焼酎漬けは、肌の炎症を抑える効能があるから、私は虫さされの時に使ったり薄めてお風呂に入れたりしています。鼻の穴に塗ると粘膜の炎症を抑えていいのかも。
<Oさん> おむつかぶれや傷にもいいって言うよね。
<Tさん> 足ツボで、足の親指の横のところを押さえるととりあえず鼻は通るって聞きました。お風呂に入った時とかにツボを触っていると変わってくるかもしれないですね。右の鼻を通すには左の足、と反対側だそうです。
01<Aさん> それ言うよね。はい、ツボ押し棒持ってますよ。やってみようよ。
<Mさん> 痛い!!あ、でも詰まってたのに通って来た!でも痛い!
<一同> (笑)

 

<花粉症をふんわりのりきるコツ>

4月に入ってちょっと花粉がおさまった方もいれば、ヒノキに反応する、なんていう方もいてまだまだ花粉症が辛い時期ですね。花粉症をふんわりのりきるコツは「ゆだねる」と「手ばなす」。自分の中にため込んだものを上手に手ばなせない不器用さや、人にお任せしてしまえない生真面目さが 花粉症をひどくさせてしまうこともあるんです。ようするに「命が萌えいずる春。目、耳、口、首、股関節などなどがふんわり緩んでくる時期にそうさせてもらえない身体が宿主に対してボイコットしている」状態なのが花粉症なんですって。そこでおススメなのが「座布団投げ」と「金魚体操」。座布団のような幅広いものを肩幅に持って「えいっつ!」と投げる。肩甲骨が程よく開いて楽?になります。次に横になって誰かに足をゆらゆら揺らしてもらっちゃいましょう。うまくお任せできると頭の芯まで気持ちよく揺れてじんわりとほぐれてきますよ。このごろちょっと疲れているな、なんて時も体は硬くなっているもの。簡単なのでぜひ試してみてくださいね。(Aki)


VOL.153 知的に楽しく学ぶ・遊ぶ・集う Activa

01

5月6月の予定

● 5月19日(日)「山の恵み・山菜ピザ」を楽しむ会
10:00-14:00  アートギャラリー是
参加費:会員1000円 非会員2000円 ピザ&スープ材料費実費(300円程度)

● 6月2日(日)9:00?「田うえ」
親子参加、一般参加、大歓迎!田うえ体験、希望者受付中!
参加費:会員1000円 非会員2000円  ※昼食付き アクティバ通貨一枚進呈。

● 6月9日(日)15日(土)「田うえ後の草取り」
参加費なし アクティバ通貨一枚進呈!
※苗に育成の状況で日にちを変更する場合があります。事前にお問い合わせください。

収益は全て、田んぼプロジェクト(稲代他経費)、アクティバの運営費にさせ
ていただきます。

★アクティバのblogにご自由に投稿してください。
華麗なるアクティビアンたち
http://activa-zi-ba.blogspot.jp/

アクティバは会員と登録メンバーを募集しています。

アクティバとは子育てに一段落して、さて、自分はどう生きるのか。
私たちは「楽しい人生を求めて、何かをしたい」「何かしないと、何も変わらない」と考えていました。そして、考えているだけではダメだ、いまこそ積極的に行動しないと、これまでの日々と変わらないと。
そこで、これからの楽しい生き方探しのネットワークとしてアクティバが立ち上がりました。

アクティバの活動内容
・会員の相互支援により、会員のやりたい事を実現
・コンサートやセミナーなどの企画、開催、講師派遣
・会員のスキルの社会的活用
・自主イベントの企画/運営/開催
・自給自足のはじめの一歩・自然農法による米作り
・生前準備ノート『ゼロの昇天』の書き込みWS

アクティバのこれまでの活動
・田んぼプロジェクト・田おこし、田植え、稲刈り、脱穀
すべて手作業の米作り、それに伴う勉強会
・収穫祭「春まつり」で映画「未来の食卓」上映
・自治体主催の生前準備(全10回コース)出前講座
・はざかけトラスト訪問(東白川町)
・生前葬とは違う「モギソウギ」を企画実行。
新しい視点の葬儀を提案。
・生前準備ノート「ゼロの昇天」編集・発行
・本格的石窯を制作しピザ&ボサノバコンサート
・ゴスペル、山菜採り、染色体験、紅茶作りなど
・古民家で「書・茶花」を楽しむ…etc.

活動のお申し込み、 入会などのお問い合わせは
アクティバ事業部へ
058-383-8666058-383-8666(にらめっこ編集室内・担当/三上)
e-mail : info@niramekko.com

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VOL.153 新米Nurseものがたり-(Vol.15)昨日も完全燃焼。人生に後悔なし。

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昨日も完全燃焼。人生に後悔なし。

まだまだいっぱいやりたいことあるし、
会いたい人もいるし、食べたいものもあるけど、
とりあえず精一杯今日という日を生きたので、
自分にできるだけのことをやったので、
そういう日はいつ何がおこってもパッとこの世を去れる気がする。
生きたくてたまらない人がいっぱいいるのに、
そういう人を毎日みてるのに、
完全燃焼した日ほどそういう気持ちがしてしまう。

命は生まれたら死ぬ。その命が長い人もいれば短い人もいて、
いろんな命が存在する。
命がおわればその命はまた次へと受け継がれていく。
大宇宙のなかで、すべての命とどこかでつながっている。

すべてのことはきっと意味があっておこっている。
そう信じたい。

日本の保険制度、つくづく見直した訳
うちが働く病棟の患者さんの半数以上はERからあがってきた無保険の患者さん。そうなると、その人達の治療費や薬はすべて政府が支払わないといけない。みんなが税金払って保険に入れるシステムならこんなことにならないのに。無保険の患者さんが増えるので、毎年、公的に医療費の払われる対象治療・薬・症状への規制がどんどん厳しくなる。
まず術後1日2日で退院して家に帰れといわれる。他国からの移民はびっくりする。病院に入院して手術したら、回復してよくなるまで病院にいると思っているから。
術後異常がなければ傷口から血がにじんでいようと、骨が折れたままでも、退院させようとする。それ以上(公的医療費がおりる範囲外)病院においておいたら、今度はその分の医療費・滞在費を病院が負担しないといけなくなるから。でも、患者さんの回復するスピードも、術後の症状も本当に人それぞれ。「こんな状態で家に帰れるか!ドクターを呼べ!」って興奮する人も多い。
保険のおりる条件が厳しくなるから、本来なら1日2日様子見ましょうって思っていても、上層部から、「あの患者は、はやく帰らせろ~!」っと叩かれるので、大変そう(^◇^;)。
そのくせ、退院して何日以内、何時間以内に患者が(術後の感染症やら合併症やら、症状が悪化したり)なんらかの理由でERや病院に帰ってきた場合、これまた保険がおりないシステムになっている。何日以内、何時間以内っていっても、その人がちゃんと言われたこと守って薬を服用してたかわかんないし、教えられたように傷口の保護してたかわかんないし、食事や避けるようにいわれたことちゃんと避けてたかもわかんないやん!でもそうすると、それは看護師がちゃんと退院の時に教えなかったからだと、今度は看護師のせいにされる。たまったもんじゃない。
日本がアメリカの後追う風潮は色濃いけど、日本はこんなふうになっちゃあかん。日本の国民皆保険制度は守るべきやと思う。そりゃ問題もいろいろあるけど、でもこのアメリカの現実はひどすぎる。最近本当にアメリカの医療システムの崩壊した現実に腹がたって仕方ないさ!
オバマの保険制度の導入が2014年やけど、どうなるやら。

You are what you eat
食べたものがその人となる。食べ物が体をつくり、からだを動かす。食べたものが血をつくりエネルギーとなり命となる。農薬や化学物質や添加物、そして放射線物質のない生きるための糧…できるだけ自然のものを食べて生きていきたいと思います。できるだけたくさんの人にそうゆう食べ物を食べて生きてほしいと思います。とくに子供達には、体にも地球にもやさしいものを食べて育ってほしいと思います。彼らが大人になったとき、病気や癌に悩むことのないように。彼らの子供が奇形や免疫力の低いことで悩むことのないように。
孫の孫のそのまた孫が生きる時代も、農薬や放射能で汚染された土地ではなく、自然が豊かで、おいしい水と空気があって、おいしい食べ物がはぐくまれるような、そんなふうであってほしいと思います。

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VOL153. 記者雑感 From気仙沼-(Vol.6) どうしても犠牲は出るのか

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どうしても犠牲は出るのか

01「また家を探すなんて、避難所に戻ったみたいだ」。お年寄りの女性が、わめいた。7世帯15人が暮らす東新城2丁目仮設住宅。土地の持ち主が市との貸借契約を更新しないので、解体して来年1月には返さなければならない。7家族は別の仮設住宅に移る。東北3県で初のケースだ。
女性が訴えた場は、それを説明する3月の市主催の会合。別の男性から「次の仮設も途中で出ることにならないか」と疑問の声が上がったのは当然だろう。
市内の仮設住宅93カ所のうち、民有地は43カ所。仮設住宅設置は2年と震災直後に国が決めたため、市は建設・撤去期間を含めて2年半の契約を地権者と結んだ。今年11月から来年5月にかけて満了を迎える。どうも2年では済まないと考えた市は、全地権者と直接会い、2?3年の延長を頼んだ。これまでほとんど無償だったが、賃料を払うことも伝えた。東新城2丁目だけが不同意だった。
だから、「次も途中で出る」心配はないように思ったが、菅原茂市長は否定した。民有地は大丈夫でも、校庭の仮設は空きが多くなれば減らす、だから今年は仮設から仮設への引っ越しが頻繁に出る、と。生徒の運動環境を考えると一理あるし、「子どもに申し訳ない」と話す仮設の住民はたくさんいる。でもなあ。
契約と言えば、数カ月から1年の期限で全国の自治体から派遣された職員約50人の解任式が3月末にあった。私と同じ昨年4月に来た岐阜市職員もいた。震災後に新設した土地区画整理室のトップに就き、極めて忙しい日を送った。岩手県一関市の仮設から通勤する毎日。01一度車ですれ違うと、とても眠そう。事故を起こさないか心配だった。
 兵庫県尼崎市の職員も阪神大震災後に地元で区画整理に携わったプロ。「本当は何年もいて復興を見届けたいけどね」。1月、兵庫県宝塚市から岩手県大槌町に派遣された職員が自殺した。それが頭にあったのか、菅原市長は「健康な姿で帰っていただけるので安心した」と挨拶した。
復興に直接体を張るのが建設作業員。食堂が少ないうえ、現場は山や海岸なので、飯はコンビニばかり。店側も「大盛り」「BIG」のカップ麺を増やす。宿直でたまに行く仙台市と明らかに品揃えが違う。カロリーだけで栄養がない。こんな食事を続けて体を壊さないで欲しい。復興は大事。でも、健康と命あってこそ。悲しむ人、苦しむ人を、もう見たくない。

●実母と夫、次女と二人の孫を亡くした

伊藤美江子さん(63)の遺族代表の言葉
(仙台市からの帰りの車内で津波に巻き込まれ、6人中1人だけ助かった)

(前略)月日が過ぎていけばいくほど、悲しみが増してきているような気がします。母と同年代の方や夫の友人の方と会えば生きている姿を思い、娘と同じ年頃の方と会えば「おしゃれや子育てを楽しんでいただろう」と思う時があります。そして二人の孫と同じ年頃の子どもたちを見れば、想像して落ち込みます。「これではいけない」と思いながら、ついつい思ってしまう、そんな日々の繰り返しです。同じ車の中にいたのに私だけが生きた。波にのまれながら生きた。これが現実なのだと思い、みんなの分まで頑張って生きていかなければ、と自問自答の繰り返しの毎日です。だからこそ、私を助け、励まし、力を与えてくれた皆様と、亡くなった家族の分まで生きていかなければ、と思います。それが残された私の務めだと思います。(中略)明日から3年目が始まります。もっともっと前向きに欲張って生きていこうと思います。(後略)。

●年度末で閉校になった浦島小学校。

卒業式で6年生5人が唱和した言葉
(前略)浦島小学校で過ごした6年間。振り返ってみれば本当に楽しい、あっという間の6年間でした。私たちは浦島小学校最後の卒業生であることを誇りに、あふれる夢と希望を抱いて、今未来に向かってはばたきます。はばたきます。(中略)大好きな浦島小学校。さようなら。さようなら。

 

現役新聞記者(宮城県・気仙沼在住)
私のいる事務所兼住居は、1階の浸水のみですみましたが、3軒隣の警察署も、少し離れた小学校も解体です。節電といわずとも、家の周辺は真っ暗。人がいないから…街灯もいらないわけで……これから、気仙沼で自分の見たまま感じたままをお届けします。


VOL.153 ぎむきょーるーむ・ビミョーに不登校「今日は休む?」の!

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「行きしぶり」にどうよりそうか…

「行きたくない」子どもの思いを受けとめる

大事なのは、その子が「行きたくない」という気持ちにちゃんと向き合うこと。行きしぶるには子どもなりの理由があるはず。学校でのいじめから、髪型が気に入らないなど、本当は理由はいろいろです。
また、それはかならずしも大人が理解しやすい言葉で表現されるとはかぎりません。ただシクシク泣いていたり、トイレから出てこないといった行為・行動だったりもする。
最初の時期は、言葉にならない思いを受けとめ、とにかくよりそう。行きしぶりの入り口レベルの子どもは、身近な大人に自分の思いをしっかり受けとめてもらえれば、無理に行かせようとしなくとも、自然に行きはじめる。では学校に行きさえすれば、それで問題は解決するのかどうかは、あとでふれます。

当人にすれば人生の一大事

子どもが行きしぶると、親は心がザワザワ、ドキドキします。それは「ここで甘やかしたらダメなんじゃないか、不登校になってしまうのでは?」という心配。さらに、たとえば母親なら「夫、舅・姑、近所からダメ嫁と見られる」という周囲の評価。多くの場合、親を苦しめているのは、この「世間体」や「バツの悪さ」です。
でも考えてみてください。じつは子どもがいちばんザワザワ、ドキドキしているんです。「親は自分をダメな子だと否定的に見るんじゃないか」と。大人の価値観や先入観が邪魔して、親は子どものSOSに気づかない。子どもにすれば「親は味方じゃない」と思うのも、無理のないことでしょう。
だから「学校を休むなんてダメだ」という頭ごなしの否定ではなく、「休んでも大丈夫。そんなときもあるよ」という余裕が必要です。その安心感をよりどころにして、きっと彼・彼女はまた行けるようになる。
もうひとついえば、子どもはどうしようもなく「しょぼいこと」で悩んだりします。この対応をどうするかです。笑いとばす子育てもありますが、笑われたことで傷つく子どももいる。いくら「そんなことぐらいで」といわれたって、当人にすれば「しぬか生きるか」の人生の一大事なのです。
としたら、「そっかぁー。それを気にしていたんだ」と、まずは話を聞き、思いを受けとめてあげてください。ついでに、親も自分が気になってしょうがなかったことや情けない体験を吐露するといいですよ。容姿や性格などの問題にかぎらず、鉄棒が苦手だったことなども。子どものプレッシャーはずいぶん軽くなると思います。

「ダメ」の蓄積か自己肯定か

ごていねいにも、「このまま不登校になったらたいへんなことになるわよ」と、不安や恐怖感をあたえる親がいます。するとまじめな子どもは追いこまれ、かえって動けなくなる。ひいては「自分はダメな人間」という自己否定感まで植えつけられてしまう。これは避けたい。親をはじめ周囲の大人たちとのかかわりで発せられる「ダメ」の蓄積が、じつは子どもをどんどん動きにくくしているのです。
反対に、否定されず丸ごと親や周囲の大人受けとめてもらった子どもは、弱くて情けない自分でもなんとかなるように思えてくる。これはとても大事なことで、いわゆる自己肯定感が芽ばえた子は、黙っていてもじい文で問題を引き受け自分の頭で考え、動き出します。
行きしぶりの段階では、親の先入観から将来を心配知るのではなく、どうしようもなく「しょぼいこと」で悩んでいるこどもの” いま”にしっかりよりそう。これにつきます。
冒頭の部分で学校に行きさえすれば問題は解決するかと疑問をはさみましたが、
人間の幸せは、学校に行く・行かないでは決まりません。自分は生きている価値があると思える自己肯定感。子どものころに、これをしっかり心の中に根付かせることが重要なのです。
親は子どもにあまり完璧を求めない方が安全です。子どもの頃にいっぱい失敗をして、たくさん悩んだ方がいい。目先の評価にとらわれず、人生の長いスパンの中で幸せを考えていきたいですね。子どもの行きしぶりや不登校も、もしかしたら親にたくさんのことを気づかせてくれる子どもからのギフトかもしれません。

NPO法人フリースペースたまりば理事長 西野博之