196号 (2020.7&8)」カテゴリーアーカイブ

vol.196 アフターコロナorウィズコロナ?

わたしの「あたりまえ」って、なんだろう?
あなたの「あたりまえ」はなんですか?

 物的な破壊を伴わないコロナ禍は今までの社会のあり方、私たちの暮しを強制的に変化させました。新しい行動をすることによって「価値の新発見」があった人は少なくないと思います。新たな行動をして感じた「良さ」や「意味」を通して、元に戻るのが本当に求めていることなのか、ここはまさにターニングポイントとなるのではないでしょうか。
 コロナ騒動は必ず収束するでしょうが、コロナウィルスの終息はあるのだろうか…。「アフターコロナ」の時代の幕開けはこれまでと違う日常なんだろうか。今まで「あたりまえ」だったことが「あたりまえ」ではなくなるってことなのでしょうか?一人ひとりがこれから何に向き合い、どう生きるかもまた考えるべき時に来ていますね。

「あたりまえ」の英語はnaturally(副詞)<当然,もちろん,本来,元来,当たり前>他にもordinary<普通の、通常の、並の、平凡な>などがあります。
 「naturally」を和訳すると、<自然の、自然界の、自然のままの、加工しない、自然の過程による、自然的な、生まれつきの、生得の、普通で、平常で>という意味。
 例えば「自然」。今まであたりまえにあった目の前の自然が、さまざまな環境トラブルで損なわれています。私たちを取り巻く環境にはとても敏感になります。あたりまえに海水浴がゴミだらけ、川で泳げないほど汚くて異臭がする、山はがけ崩れで登山道が通れなくなり…登山好きにはショックです。晴ていたら富士山だって見えていたのが見えなくなり、太陽光に干した布団には、はるか遠くから運ばれてきたPM2.5が付着し…なんて書き出したらきりがないくらい。日常のあたりまえは脅かされています。そして、見えないコロナウィルスが私たちの日常の「あたりまえ」をさらにことごとく塗り替えていく。

あなたの「あたりまえ」はなんですか?

 わたしの「あたりまえ」は、朝の目覚めから、夜眠りにつくまでの全てがあたりまえで、本来なら「あたりまえ」と思っていることは果たして本当に「あたりまえ」なのだろうか、という問いから出発することが大事かと思っています。
 食べること一つとっても、食卓に並ぶ食材は誰かが作ってくれて、運んでくれて、店先に並んで、料理をして初めて自分の口に入る。食卓の背景に想いを馳せることで、たくさんの人たちが関わっていることを知る。わたしの「あたりまえ」を実現できていることは、もう「感謝」しかないです。「あたりまえ」(そうであるべきこと 当然)の対義語は「ありがとう」(めったに受け取ることの出来ない恩恵・好意・配慮に感謝したいという気持ち)なんですね。

 コロナ禍も、緊急事態宣言が解除され3ヶ月に及ぶ自粛生活にようやく日常が戻りつつあります。しかし、まだ感染者があちこちで「数字」として発表されています。「アフターコロナの時代」とはまだまだ言えない状態。では、「ウィズコロナ」?
 ウイルスは人が人へ運びます。離れて暮らす家族、親戚、友人たちと会いたい気持ちを抑えているのが日常となってしまっています。そんな状況にインターネットが大活躍。テレワークを始め、e-ラーニング、ZOOM会議、お家飲み会などもネット環境を利用して、「ビフォーコロナ」を維持しようとしています。このような現実がいつの間にか「あたりまえ」になっていくんだろうか…

 naturalに含まれる<自然のまま>という言葉に未来のキーワードがあるような気がします。未来を想定して、今何をすべきか。本紙が過去何度も取り上げてきた「環境に影響するさまざまな問題」。大気汚染や温暖化、マイクロプラスチック、農薬、化学肥料、化学調味料、化学物質、香料、水、などなどは明らかに「自然のまま」に遠く及びません。コロナ禍で暮しや社会が変わろうとしている今こそ未来を見据えて、今後はどう過ごすか、を真剣に考える時が来たと思います。中でも「持続可能」は最も重要なキーワードです。コロナ禍で経済活動が停滞したため、空気が、川が、海がきれいになったという報告がありました。<自然のまま>に限りなく近づいてほしい。希望を持ち続け私たちをそれを維持し未来を作っていきたいです。

 メディアアーティスト 落合陽一著『2030年世界地図帳①』には、キーワードとして「SDGs(sustainable development goals)持続可能な開発目標」が登場しています。SDGsとはいっても新聞やニュースでは見かけるものの、それがどういうことなのか、まだピンと来る人は少ないのではないかと思います。コロナ禍を機に、私たちや企業や国は持続可能な開発目標のために何を考えどう行動していけばよいのかじっくり考えてみたいです。
 世の中を「テクノロジーがもたらす変化」、「人口」、「世の中が向かう方向(SDGs)」のポイントから眺めると2030年にわたしたちはどんな暮らしを送っているか少しは見えてくるかもしれません。未来を完全に見通すことは不可能ですが、こうなるだろう未来の予想に対して悲観するのではなく、余裕を持って今から対応することが大切だと思います。

近未来 あなたの「あたりまえ」が続く世界か、「あたりまえ」がひっくり返るような世界になるか… 未来を予想してみよう。
近未来 あなたはどんなイメージを抱きますか?


vol.196 アフターコロナor ウィズコロナ?-Part2

これからは「持続可能」と「循環」がキーワード
自分らしさの追求が、持続可能性につながる。

エコロジーの視点

 「手つかずの環境は素晴らしく、それを破壊する人間は悪というとらえ方ではなく、人間が生きるということは自然とすごく密接につながっていて、その相互作用の中で環境があり、そこには自分たちの営みも影響している。その感覚でエコロジーを捉えることに可能性を感じています。」
 「例えばインドでは、若い世代を中心にヨガといった伝統文化への回帰と再構築が起こっています。これらは個別に見ると様々な領域でばらばらに起こっているように見えますが、少し引いた眼で見ると、人を取り巻く様々な環境や、地球との関係を今一度考え直していくという大きなうねりがあるのです。

多様であることが、持続可能性に貢献できる

「みんなが同調して同じ方向を向くのは本末転倒であり、複雑なシステムがより持続可能であるための一番の鍵は多様性にある。一人ひとりが感じたままに違うことをする。実はそれが最も持続可能であるために大事なことです。」
 「多様性については日本でもたくさん議論がありますが、単にジェンダーや国籍の問題ではなく、一人ひとりが違うことをする。そのためには、自分自身が自分の生きている感覚に基づいて大事なことを選択していく必要があります。それが結果として全体の多様性やレジリエンス(弾力、復元力)を創っていくのです。」

「外」に向けた活動と、自分の「内」との
つながりを取り戻す

 「社会のためにと頑張り続けて、気づいたら自分のWHY(なぜやるのか?)を見失ってしまい、燃え尽きてしまう人にもたくさん出会いました。その経験から、外側に向けてインパクトを起こそうとしている活動と、自分自身の内側とのつながりを取り戻すこと、真のリーダーシップが大事だなと気づいたのです。」

「そもそもわからない世界がある」という前提に立つ

 「仏教も、もともとはわからない世界を前提にしているのですが、近年の仏教ブームではこの世界をすべて理解するために仏教を求める人が増えてきている気がする。しかし、実際にはこの世界のすべてを人間がわかるという前提に立っているから、いろいろなものがちぐはぐしているのではないかと。」
 「たしかに、スマホ画面の一分一秒を争っている現代の情報化社会は、『わからなさ』と向き合う耐性が落ちてしまっているのではないかと思います。でも、わかるものだけを前提に生きていると、頭で理解できる世界だけに閉じていってしまいます。だからこそ、わからないものにじっくりと向き合うことにこそ、新たな地平を拓く可能性があるのだと思うのです。」

システムの内側にいる存在として、向き合っていく。

 「仏教哲学者で環境活動家でもあるジョアナメイシーという方が、『アクティブホープ』という本を書いており、彼女はつながりを取り戻すワークショップをやっています。アクティブホープとは、どのような状況でも前向きに関わっていくという意味です。例えば台風の被害を見ると心が痛むと思いますが、なぜその痛みを感じるのかを考えたとき、そこにはこうなってほしいという願いや、愛や感謝があるはずです。まずは、その痛みを感じる自分がいるということを感じることが大事だと。その痛みは自分の内側や他者、周りを取り巻く環境との関係性のなかで起こっているはずで、そのことに気づいて行動を始めるのが大事だということです。」
 「逆にそのつながりがないまま社会のインパクトを追い求めてもしんどいですし、結局は目の前で認知できる範囲の課題をつぶしていくモグラたたきのような状況になってしまいます。それはそれで大事な側面もあるのですが、一人ひとりの在り方としては、いったん頭で考えることを手放して、身体で感じ、身体で受け取った情報を身体で処理していくというパラダイム(物の見方や捉え方)が大きなヒントになるのではないかと思います。」

新しい暮らしを始めよう!

新しい経済モデルで注目の循環型経済

「最近は持続可能性の流れのなかで循環型のモデルがとても注目されていますが、その先には「再生させる」という在り方があります。環境負荷を下げるためにマイナスをゼロにするという考え方はまだ人と  環境がある意味切り離された状態です。その先にあるのが、人間を“ともに地球の生態系を繁栄させていく存在”として捉えるという考え方です。」
 「たとえば、ダイクルというおむつメーカーは、土に還るおむつを作っています。循環型経済は『ループを閉じる』モデルなので、使い終わったものを回収し、リユースするといった発想になると思いますが、ダイクルでは、使い終わったおむつをそのままコンポストすると、それが土に還り、そこについた人の排尿が栄養となって植物が育ち、それを食べて育つ子供たちがまたそのおむつを使うというような、人間以外の取り巻く環境も含めてみんなで繁栄していくというモデルなのです。」

自分とまわり、社会はすべて相似形

 「それは頭で考えてもわからないので、身体感覚に意識を向けられるように余白をつくる必要があります。余白づくりには空間、時間、心の3つがあり、一番は時間です。日々忙しく生きていて自分の感覚に気を向ける時間がないという人も多いと思いますが、まずは毎日15分でもいいので、自分がシステムの一部として何を感じているのか、見つめ直してみるとよいかもしれないですね。」

社会との向き合い方や生き方のヒントを教えてくれるのが、エコロジーや生態系をテーマにこれからの時代の人間観やビジネスの在り方を探る領域横断型サロン、「Ecological Memes(エコロジカル ミーム)」。同サロンを主宰する小林泰紘さんのことばを拾いました。IDEAS FOR GOOD社会をもっとよくする世界のアイデアマガジンより。



vol.196 アウトドア特集

 Stay Homeが合い言葉のようになり、外出も必要最小限に。そんな自粛生活が数ヶ月…キャンプもままならない?そんな折に朗報!!
「太陽光が強い殺菌力を持っていることは、人類の歴史の中で、古くから知られていました。殺菌力が、太陽光線中の紫外線の作用によることは、皆さんも良くご存知のことだと思います。ですから、直射日光が当たる屋外で、何かの物体に新型コロナウイルスが飛沫核として付着したとしても、短時間で不活化され、何日間も感染力を維持することはありません。」という情報を知ると、外に出たくてウズウズ!緊急事態宣言も解除されたことだし、夏を満喫しよう!ただし、エチケットは守ってね。

野外映画を楽しむ オープンシアター

プロジェクターと白い布があれば、即席映画館に。外ご飯を食べた後、みんなで好きな映画を楽しもう!心をリフレッシュしよう!アウトドアで「観たい」映画TOP5をご紹介。・シザーハンズ(意図せず人を傷つけてしまうが弁解もできないエドワード(ジョニー・デップ)の不器用さが見ていて切ない。・天使にラブソングを(コメディタッチで気疲れせずに気楽に)・E・T(キモかわいいE.T.と少年との交流が微笑ましい)・スターウォーズ(「遠い昔、はるか彼方の銀河系で…」という語りで始まる、言わずと知れた名作SFシリーズ)・千と千尋の神隠し(ごくふつうの女の子が様々な苦労を乗り越えて成長してく)・ボヘミアン・ラプソディ(イギリスのロックバンド「クイーン」の軌跡を描いた伝記映画)

アロマキャンドル(虫除けキャンドルにもなる!!)

虫たちに恨みはないですが、プーンと顔の周りに飛んできてプチッと刺されて、かゆいのはイヤ。しかもそれが寝入り端だったりすると、もう恨んじゃう!でも、強力虫除け剤の化学的成分が、とても苦手という方にオススメがこれ!。

 シェラカップでつくると、キャンプの雰囲気がでますねー。うちにあるろうそくを溶かして、火を止める。固まり出す直前に、虫除けにいいとされるアロマオイル(シトロネラ・レモングラス・ユーカリなど)を投入。居場所の四隅に、虫除けキャンドルと強力虫除け線香で、結界を張らなきゃ。

右は虫除け結界の写真。
森林香(屋外用蚊取り線香)を2つ。虫避けアロマキャンドルも2つ(奥にも置いて4ヶ所に)。虫に悩まされずに眠れますよ。

夜カフェでちょっぴりおしゃれに過ごす。

たまには気分を変えて練乳たっぷりのベトナムコーヒーでもいかが?
淹れ方
①カップに練乳を入れ、ドリッパーをセットする。
②コーヒーの粉を入れて中蓋で押さえる。
③熱湯を少し注ぎ、蓋をして20~30秒蒸らす。
④ドリッパーいっぱいに熱湯を注ぎ、蓋をする。
⑤コーヒーが抽出できたらドリッパーを外し、よくかき混ぜる。
フィルターはアルミ製とステンレス製の2種類。アルミ製は安いものだと100円からありとってもお手軽。ステンレス製は高いものだと1,000円ほど。)

夏の風物詩、花火を楽しむ

 夏のお楽しみのひとつと言えば、花火。少人数にも、おひとりにもおすすめなのが、パチパチと静かなはじける線香花火です。線香花火ならスペースもそんなには必要ないので、お家でも楽しめます。オススメは水を張ったバケツ。バケツが風除けになって、火の玉がなかなか落ちないし、何より水に映る花火を愛でることができる。これぞ一石二鳥!


自然の中で過ごす効果
 自然の中で過ごす効果は、子どもたちにとって良い影響を与えるのはもちろんですが、ストレス過多な大人にとっても様々な良い効果をもたらしてくれます。
 例えば風や川のせせらぎ、鳥の声などの自然の音を聞くことは、ストレスを解消させる癒し効果が非常に高いです。
 また太陽の光を浴びる事で、皮膚上でビタミンDが生成され、免疫力が格段にあがり病気を未然に防ぐ効果が高まりますし、昼夜の体内リズムが整えられ精神的にも安定していきます。
 さらに自然のエネルギーを浴び、木々の多様な色彩をみたり土や木に触れる事で、脳が活発に動き脳の発育に非常に効果的です。森や川、朝や昼の香りを嗅ぐことで五感が刺激され感性豊かに五感が研ぎ澄まされていきます。
 子どもたちの成長のためにも、大人たちがリラックスして本来の姿で過ごす手助けをするためにも、自然と触れ合って、自然の恩恵に感謝した生活を心がけていきたいところです。
ぜひ今週末あたりちょっと自然に触れる時間を作ってみてはいかがでしょうか?本紙174号に掲載した「自然欠乏症候群」より抜粋


vol.196 ぎむきょーるーむ 号外!各務原の学校再開に向けてのアンケート〜結果報告〜

 こんにちわ。「各務原の学校再開に向けて保護者の声を届ける会」です。緊急事態宣言の解除が視野に入ってき、学校一斉休校の解除が取りざたされてきた2020年5月17日~5月24日の期間で、各務原市立小学校・中学校に在籍の児童・生徒・その保護者に「学校再開に向けてのアンケート」を実施しました。

 休校期間中の学校や教育行政の対応や、学校再開に向けての情報が少ない中、私たち保護者の多くは不安を抱いていました。いよいよ再開か、という段階になっても、あまりにも情報が少なく、不安感が高まってきた声を保護者間で耳にするようになり、それならば、保護者有志でアンケートを実施しよう、と取り組むことになりました。アンケートで頂いた皆さんの声を各務原市教育委員会、学校教育課へ届け、安心できる学校運営と再開指針の策定の参考にしてもらおうという趣旨で行いました。(※私たちはいち保護者有志グループであり、意見を届けるものの、このアンケートの声に応えるよう行政に対応を迫ることを目的としていません。

以下は自由回答からの抜粋です。
紙面ではすべてご紹介できず、一部ご紹介します。
※webでは、すべての自由回答も掲載しています。
https://note.com/kakamigaharaclub/n/nb520250ad9a9

子どもたちの意見

・早く登校したい。
・学校行事がなくなるの?
・今年が中3なので、部活動が出来るのか心配。
・休校中にまだ習っていないところが宿題で出ている。
・修学旅行、音楽発表会、やりたい。
・学校で咳などをしてコロナだと思われいじめが始まるのではないか心配。
・簡易給食で5時間目、6時間目まで学習するのは嫌。給食は学校生活での楽しみの一つ。普通の給食が食べたい。
・学校が休みになり、大喜び‼
・ともだちとあそべないし、おかあさんがしごとでいないときに、ひとりでるすばんするのが、かなしいです。

保護者の意見

・簡易給食の内容が成長期の子どもに悪影響だと思う。
・仲間と過ごせる事が嬉し過ぎて、ソーシャルディスタンスなんてとても守れないと思います。
・多様な支援体制を整えて頂きたい。
・逆に、家にいれば安心
・一斉授業よりeラーニングに効果を感じています。補助制度 があればなお良いです。
・不安を取り除けないお子さんと今後再開後に交流することになること。
・発症した子と接したときの状況を教えてもらいたいです。
・運動不足による肥満・選択肢に「時間に厳しい生活」とあるが、厳しいと感じるご家庭だけではないと思う。学校生活を厳しいだけのものとしては見ないでほしい。


簡易給食:小学校-パン、牛乳、ジャム、ゼリー。
(中学生はパン2個)ときどきナンも。
すべて個別包装され衛生的ですが、育ち盛りの子どもたちには圧倒的に量が少ないかと。小学1年の子と6年の子が同じ量については、もう少し配慮してほしいところ。内容は今の現状を考えると、しばらくは致し方ないかと。しかし、食べることは生きること。大切な「食」です。給食に関して、また左記のe-ラーニングについてもさまざまな意見があると思います。これを機に意見交流ができると嬉しいです。関心のある方は下記へお問い合わせください。
citizensvoice.kakamigahara@gmail.com

e-ラーニング:一般的にインターネットを使った学習を意味し、オンライン学習とも呼ばれます。
学習者側の4つのメリット&デメリット
メリット:1.場所や時間にかかわらず、自由な時間、場所で学習ができる。2.個人の習熟度、理解度に応じて学習を進められる。3.視覚的に理解がしやすい。4.学習進捗状況や小テスト結果などがすぐに確認できる。

デメリット:1.モチベーション維持が難しい。2.講師やほかの学習者との交流が図りにくい。3.実技を伴う科目には向かない。4.インターネット環境を常時確保できない学習者の受講が難しい。


【教育長にお渡ししてきました】
 結果は222件の回答を得、市内全小学校区にまたがり、328人の子どもたちの声が反映されています。2020年5月27日(水)に会を代表して、加藤教育長に集計したアンケート結果をお渡ししてきました。教育委員会の委員長他、市役所の職員の方2名様に同席して頂き、アンケートに至った経緯・趣旨の報告をしました。また、日頃から感じている学校と保護者の距離が遠い事などについても率直にお話ししてきました。
 教育長は、面談中に集計結果にざっと目通しした感想として、「大体こちらで把握しているような声が多いように思いますが、中には想定していない意見もあるかもしれません。頂いた声を現在策定作業中の指針と照らし、各学校の指針作りの参考にするようにしていきます」とお話し頂きました。

アンケート活動を通して感じたこと

今回、実施に至ったアンケート活動を通して、保護者と学校・教育行政とはどのような関係を築くことが必要か、など、感じることが多くありました。とても多くの壁・情報伝達不足・システム的な問題があるのではないか、という実態が以前よりもよく見えてきました。

<今後の活動>
この取り組みを機に、多くの保護者・地域住人の方と、学校、教育行政と一緒に各務原の公教育を考えていきたいと思いました。学校が再開され、分散登校から一斉登校になり、子どもたちの生活が段階的に平常化していく経過を見守りながら、新しい取り組みを模索していこうと思います。ともに学校の在り方・教育行政とのかかわり方について考えていく活動をしたいという仲間を増やしていきたいと思います。
どういうことをやるのか関心のある方、一緒にやってみたい方、とりあえず話を聞いてみたい方、ご意見などがありましたら、下記までご連絡ください。

citizensvoice.kakamigahara@gmail.com




vol.196 しょうがいをみつめるvol.7

新型コロナウィルスの流行により学校が休校になって3か月が経とうとしています。最近になり、ようやく再開の見通しが立ってきたものの、子どもたちの声がしない学校のさみしいことといったらありませんでした。この休校期間中、子どもたちは家の中でどのように過ごしていたのでしょうか。i.s

子どもたちの気持ち

 振り返れば2月末。突如として出された全国一斉休校の宣言とともに、いつ終わるともしれない休みに突入。「3月はこんなことをしたいな」「こんな風に一年を締めくくれたらいいな」と、立てていた計画は吹っ飛び、予定されていた卒業式も一から練り直すことに。入学式・始業式をはじめとして、感染予防をしながらどう学校を再開するかと、課題も山積でした。私はというと、別れの挨拶もままならなかったこと、一年をきちんと終えられなかったことに対する悔しい気持ちを感じてはいたものの、ウィルスという見えない敵を相手に愚痴を言うこともできず、「仕方がないよ」と自分に言い聞かせながら新年度を待つ日々でした。

 迎えた4月。感染拡大は止まらず、やはりというか、予想通り休校延長。私たち教員も3密を避けながらの勤務がスタートしました。普段であれば、ああだこうだと子どもたちのことや自分たちのことを話しながら始業準備を進め、チームとしての結束を高めていく時期なのですが、今年度は一人、まだ見ぬ子どもたちをイメージしながらの作業となりました。政府からは非常事態宣言が出され、終息までの見通しももてない中、これからどうなっていくのかという漠然とした不安やストレスが溜まっていくのを感じていました。あれこれと思いを巡らせているうちに、障がいのある子どもたちは普段からこのような不安やストレスを抱えながら生きているのではないかということに気づき、はっとしました。自閉症の子どもたちにみられるパニックは見通しのもてない不安から来ていることが多くあります。身体が不自由な子どもたちは自分でやりたいことをしたり、行きたい所に行ったりすることが難しく、フラストレーションを抱えがちです。一時的ではあれ、このどうすることもできない状況の中で彼らの気持ちを追体験できたことは、私自身の学びにもなったように思います。
 4月末になり、県内の特別支援学校では、web会議システムを利用したオンラインでの授業がスタートしました。私自身、始まるまでは生の触れ合いなくしてどの程度の教育効果があるのかと懐疑的だったのですが、実際画面の向こうに子どもたちの姿が見え、声が聞こえてくると…やはり、うれしくなるものですね。次はどうすれば子どもたちが興味をもってくれるか、楽しい活動ができるか、双方向の良さを生かしてやりとりできるかなどと、試行錯誤が始まりました。画面を通してではありますが、やはり『人と人とがつながりあう』というのが学校という場なんだということを再確認しました。

そして迎えた6月1日。まだ分散登校ではありますが、学校には子どもたちの元気な声が戻ってきました。オンラインでは会っていたものの学校で会うのは初めましての子どもたち。休校という長いブランクを感じさせないほど学校にすんなり戻ってきてくれました。しかし、やはり久しぶりに友達と会えたのは相当うれしかったようで、おしゃべりは止まらず、一緒にトランプやお絵かきをしてずーっと一緒に遊んでいます。
 ようやく、新たな学校生活が始まりました。これまでお休みだった分、これからは学校でいーっぱい楽しいことをしていこうね!


vol.196  niramekkoGallery「春・夏・冬」

タイトル「春・夏・冬」  作者・川上真輝

 パステル使いのキング!というか、一心不乱に描く姿につい声をかけそびれてしまい、服も見事にパステルに染まります。紙いっぱいに繰り広げられる絵は、まるで色が歌って踊って、観る人に話しかけているよう。まぁくんの絵を見ていると音楽が聞こえてくる…不思議でパワーに満ちています。

 なんか疲れたなぁ、と思ったときは思い切って日常から離れてみませんか?私たちの暮らしは意味や役割があるものに囲まれています。そうすると、意 味のないものに耐えられなくなるかもしれません。アートに触れるときは、意味を求めないで、心の働きを感知する力を取り戻しましょう。共感したり感動した りすることで、心の働きが活発になっていきます。たまには、美術館やギャラリーでアートな作品を鑑賞してみませんか?気持ちが落ち着いたり、リフレッシュ したり、時にはワクワクしたり…まだ自分が体験した事のない領域の喜びを体や心で感じることができるかもしれません。


vol.196 人生これから! 

やってみたシリーズ第2弾

サックス習って娘の結婚式で演奏してみた! 林 則夫さん(60代)

 13年前、映画「スィングガールズ」(※)を観た林さん。竹中直人演じる高校教師・サックスを吹けると言ってしまった姿に何故か「あれ、自分みたい」。2回も観てしまった。サックス、かっこいいなあ、よし習っていつか娘の結婚式に演奏してみよう、と決意した。
 始めにちょっとお高いサックスを購入。自分が形から入るタイプということもあるけど、高価なものを買えばもったいなくて途中で辞められないから。(家族には借りていることに。だけどバレバレだった)

週1回教室に通い、年に1、2度は発表会で演奏する。大きな音を出すことは自宅では難しく、スーパーの屋上駐車場に停めたマイカーの中、人の少ない公園、伊木の森の頂上がもっぱら練習場所。昨年は念願かなって娘の結婚式でドリカムの「未来予想図Ⅱ」をサプライズでソロ演奏し、家族も喜んでくれた。

 定年の1年前に退職し、家業の農業を継いで6年。退職する時はこれでいろんなストレスともオサラバできると思っていたら、家業というのも意外とストレスは多い。でもそんな時は趣味のサックスとバイクがあるさ、飲みに行く友人たちもいるし。と気持ちを切り替える。
 「サックスもあくまで素人の趣味なんだから無理はしない。裏拍とか16音符の連符とかはムリムリ!

発表会に吹く楽曲も、難しい部分は自分に合うレベルに先生がアレンジしてくれる。今まで吹いてきた曲は、長渕 剛の「乾杯」、尾崎 豊の「I love you」、スタンドバイミー、中島みゆきの「時代」、松田聖子…吹くのはポップスが多いけど、ジャズもロックも音楽は何でも好き。会話は常に冗談まじりの林さんだが行動はきっちり。メリハリは必要だから発表会には出ると決めている。「ただ、発表会に向けて数ヶ月前から一生懸命練習しても、終わったら抜けちゃうけどね(笑)」。サックスは難しい、でも楽しいと語る林さん。
 娘の結婚式に吹くという第1目標は達成した。「今後?このまま健康でいつまでもサックスが吹けたらそれでいいな。息が続くまでね。目指せ、90歳プレーヤーだね。高いとこ目指さなくていいの。生き甲斐でいいの。人生は楽しまないとね」。

※『スウィングガールズ』は、2004年公開の日本映画。東北の片田舎の落ちこぼれ女子高校生がビッグバンドを組んで、ジャズを演奏する青春映画。キャッチフレーズは「ジャズやるべ!」。 楽器店での管楽器の売り上げが数割ほど伸びるというある種の社会現象まで引き起こすなどといった反響を得た。

えんぴつカフェ 
4月16日に開催予定だったテーマについて。 
<自分の葬儀をどうしたい?>

人生これから!「これからをどう生きるか」を念頭に、「自分の葬儀について」どういう準備が必要で希望はどの程度叶えられるかを調べてみました。

自分の葬儀、どうしたい?(7月16日開催)

 今まで様々な方の意見を聞いてきました。意見や希望は大きく3つに分かれます。
1つは、普通の葬儀で行いたい。
2つ目は、本人の希望通りに行う。
3つ目は、残されたもののやりたいように。
 いい悪いという問題ではなく、自分はどうしたいか、が大事。今回は無宗教葬儀(自由葬)について。特定の宗教宗派の儀礼を行わずに葬儀と告別式を行う自由葬について情報を共有します。

 ・決まったルールはない・どんな葬儀を行いたいか生前から決めておく・葬儀社とよく相談しておく。無宗教葬儀(自由葬)では、宗教的な縛りがないため、葬儀内容をしっかりと組み立てる必要があります。
 例えば「音楽葬」。故人が生前好きだった音楽を流しながら進行していく。 ピアノやバイオリン、トランペットなどの楽器による生演奏や合唱隊による歌などもいいですね。あらかじめ録音しておき、BGMとして流すこともできます。「大好きな絵本の朗読」で送ってもらうのもいいね。一つアイデアが出ると、連鎖していき、思わぬ展開になることも。
えんぴつカフェでは、自分の葬儀の設計図を起こしてみます。文章でもイラストでもオーケー。おしゃべりしながら書いていきます

えんぴつカフェは毎月第3木曜日 13:30-15:30
にらめっこ編集室にて。詳しくはお知らせのページ参照ください。
「人生これから!」(非営利活動市民団体)
090-5638-7044(田辺)
090-7854-4561(三上)





vol.196 熱中人 岡田 千穂さん

その人の人生の節目に立ち会える
 一瞬を切り取る写真は、伝えるためのツールともなる

写真家 岡田 千穂(おかだ ちいほ)さん

基本「人」を撮るのが好き

 「私にとって写真は伝えるためのツールです。思っていることを人にうまく伝えられなくて…写真が代弁してくれたことはたくさんありました。自分の視点と考え方、想い、感情を通して写真になっています。」と語るちいほさんは、大学は人文学部でコミュニケーション学科を専攻だった。授業ではメディアリテラシーの講義が多かった。情報を読み解く、鵜呑みはしないとか。それを通じて自分が発信する力を身につけるという授業内容は興味深かかったが、自身はコミュニケーションに興味があった。写真を撮るのはセッションだというちいほさん。対話をしながら、その人の顔の表情や声、何気ないしぐさから、その人らしさを引き出すのが自分の役割だと。

 卒業してから三重県亀山市の写真館で働き始める。結婚式の写真を撮る仕事でいきなり現場に放り込まれた。さまざまな現場に通い撮影を学んでいった。ライブハウス、クラブ、フェスなどの撮影も多く、人の動きを追っかけたり、暗いところでも撮影した。映像とか照明とかのシチュエーションを整えたりもした。徹底した現場主義。その経験が今すごく活きているという。
 「写真は独学です。カメラは全てマニュアル設定。自分が大切にしていることは『臨場感』かな。ライブでは撮影しているのを気づかれないようこっそり撮っていましたね。ファインダーをのぞいていると、撮られてるって思われますし、そうすると緊張してしまいますから。今、この瞬間!ありのままを大事にしたいので。」
 相手が撮られているのが気持ちいいと思ってもらえるような雰囲気を作ってきた。基本的には、気づかれていない間に撮ることを心がけている。

 今、津市内で「10×10展」を開催している。10店舗に自分の写真を置いてもらう。一ヶ月ごとに写真を入れ替え、10ヶ月間続けるというプロジェクト。お金を介さないで、お店の商品や、三重の風景など、そのお店を醸し出す写真を撮っている。それはお店とのセッションとなり、そこに来る人を想像して撮る写真ともいえる。そこから来店された人とつながることができる。とても学びの多い企画だ。
 「津市内で展覧会をしている気分です。今はコロナの影響でお休みのお店もあり展示できないことはありますが、昔ながらのお店とか、年配のオーナーさんは何一つ変わらない。何があっても動じない。肝が座っているというか、お店はその方の人生の一部なんですね。」

たいようをおとづれた人を撮影しギャラリーに展示。

カメラとの楽しい時間

 さらに新しい試みも。愛知県春日井市の、たいようhuman connection naturalで、CPWの新しい写真展「『ポートレイト』/インスタレーション作品と撮影会」を5月6日にスタートした。たいようで出会った人の写真を撮影させてもらい、その場でプリント。ギャラリースペースにいっぱい飾って繋いでひとつにした。30日のクロージングにはインスタレーション作品は見事にたいようの形になった。(写真)
 「ポートレートの撮影は、その人の人生の節目、それまでの自分を封じ込めることもできる。そういう瞬間に携わることで、撮影者である自分が次のステップへ後押しをしている感じで、その方の内面に触れセッションしている感覚になります。」
 「ある時、『仕事を辞めて、今までの自分と違う自分になりたい、何も纏わないあるがままの自分を取ってほしい』という依頼がありました。写真を撮ることで、自分を客観的に見ること、見えること、自分って結構いいじゃんって思えること、コンプレックスとか、その人のエネルギーとか、気持ちいい、元気になれる…。そんな側面があるのが写真です。美しさも大切だけど、その人らしさが映り込むよう努力をしています。」と、当時を回想するちいほさんは、未来を見据えた表情になった。

今後は “ 写真でセッション”を世界で繰り広げたい。

 これからは本当にやりたいことだけをやろうと決めた。そのために独立した。
 セッションは対話。言葉ではなくても、写真というツールでコミュニケーションを取り続けるのが、ちいほ流写真なのだろう。


おかだ ちいほ
1989年生まれ。三重県出身。フォトグラファー。
写真活動10年目にして
写真ユニット「Chiiho photography&works」(CPW)を2019年より始動。
愛とエネルギーの伝わる人物写真を得意とする。


vol.196  夢か悪夢かリニアが通る!vol.25

 旧国鉄の分割・民営化を推進したJR東日本元社長の松田昌士氏が5月19日、84歳で亡くなりました。JR東海名誉会長の葛西敬之氏らとともに「国鉄改革3人組」の一人。労組元組合長との蜜月、道路公団民営化での一徹さなど評価は割れるようですが、リニア中央新幹線を特集した日経ビジネス2018年8月20日号では歯に衣着せぬ次のような発言が紹介されています。「歴代のリニア開発のトップと付き合ってきたが、みんな『リニアはダメだ』って言うんだ。やろうと言うのは、みんな事務屋なんだよ」「俺はリニアは乗らない。だって、地下の深いところだから、死骸も出てこねえわな」。新型コロナウイルス感染拡大で価値観が激変する今、松田氏ならリニアをどのように語ったでしょうか。     井澤宏明・ジャーナリスト


揺らぐ「便利」「速い」

リニア南アルプストンネル工事の模型。トンネル掘削で湧き出した地下水を「導水路トンネル」で大井川に戻す計画だというが(国土交通省提供)

“強行”された会議

 政府が緊急事態宣言を発令して「不要不急」の外出自粛などを求めた4月下旬、集団感染も疑われていた国土交通省が“強行”した会議が波紋を呼びました。
 会議はリニアを巡る有識者会議。主なテーマは、南アルプスを貫く巨大トンネルを建設する影響で静岡県の大井川の流量が減る問題です。同県や流域自治体はこれまで、「JR東海の対策は県民が安心できるレベルに達していない」として着工を認めてきませんでした。品川-名古屋間の開業予定の2027年が7年後に迫る中、同省が「調整役」に乗り出した形です。
 4月27日の初会合はちぐはぐさが目につきました。会議は感染拡大防止のため「オンライン形式」で、取材も一部を除いてオンラインに限られました。ところが、委員7人のうち4人が同省に集まりました。建物内にある同省自動車局で9人(その後11人に)の感染者が確認されていたのにも関わらずです。
 会議の冒頭で、同省の水嶋智鉄道局長は「国民の大きな関心事項。いたずらに時間をかけるわけにはいかない」と開催の大切さを訴えました。が、JR東海の金子慎社長が名古屋からオンラインで出席して、「私どもはリニアが有益な事業だからと環境保全を軽んじるつもりは全くないが、県も南アルプスの環境が重要であるからといって、あまりに高い要求を課して、それが達成できなければ、着工も認めないというのは法律(環境影響評価法)の趣旨に反するのではないか。有識者会議では、県の提起している課題の是非、即ち、いくら何でも事業者にそこまで求めるのは無理なのではないかという点も含めて審議をいただければ幸いだ」と発言してひんしゅくを買いました。
 県と自治体は猛抗議、国交省が金子社長の発言は「会議の趣旨にそぐわず反省を促す」などと文書や口頭で注意する騒ぎになり、金子社長は発言の撤回、謝罪に追い込まれました。「『3密』を避けている。集中的にやりたい」(同省の事務局)と急いだ会議は裏目に出ました。

静岡県民を中傷

 舌の根も乾かぬうちに金子社長は5月29日の記者会見で「6月中に(静岡県の)準備工事の了解が得られないと、27年開業は難しくなる」と発言しました。静岡新聞は「県民を中傷 ネットで相次ぐ」という見出しで、リニア問題で県民への心ない中傷が相次いでいることを伝えていました。
 6月2日に開かれた有識者会議の3回目の会合後、出席した宇野護副社長にオンラインで尋ねてみました。筆者「金子社長の発言によって、『静岡県が27年の工事を遅らせている』という風当たりがネット上で強まっているようだが、もう少し配慮が必要ではないか。実際、沿線の色んなところで工事は遅れていて、27年(開業)というのは客観的に不可能ではないか」、宇野副社長「静岡工区のような状況になっているところはないと思っているし、色々苦労しながら着実に進めてきているというふうに考えている」
 東海道新幹線の大型連休の乗客は前年より94%減りました。オンライン会議やテレワークが急拡大しリニアの意義も揺らいでいます。建設自体に反対ではなかった静岡県の川勝平太知事も4月30日の定例記者会見で「リニアが立脚している哲学『便利、速い』だけを追求していいのか」と疑問を投げかけています。

「集団感染」が疑われていた国土交通省で開かれた有識者会議(4月27日、国土交通省提供)



                                  井澤宏明・ジャーナリスト


vol.196 ボーダーレス社会をめざして vol.55

NPO法人オープンハウスCAN 理事長 伊藤佐代子

青年学級

 毎月1回、ボウリング、バス旅行、お茶会、博物館や美術館での鑑賞、飲み会、料理教室などを行っている障がい者で作る「青年学級」というものがあります。忘年会は毎年、岐阜グランドホテルで会食します。いつも静かに皆さんフォークとナイフを使い、昼食をいただきます。騒ぐ人は一人もいません。青年学級に来ているレベル(一人で公共交通機関を使える)の人は、ほんの少しの的確な支援で、理解し行動できます。本当に彼らの特徴を知っていれば、少しの支援で普通と呼ばれる人たちと何も変わらないくらいにできるのです。
 息子が、特別支援学校の高等部を卒業する時に、障がいのある人が社会に出てから孤立しないようにという趣旨に賛同して下さった人と青年学級を立ち上げました。当時、私はPTA会長をしていて、学校を卒業した後、障がいのある人が楽しく過ごせる時間を持つことができないか?25年前ですが、岐阜市にはすでに、青年学級というものがありましたので、各務原市にも作れないか考えていると校長先生にお話をしたら、先生方がボランティアでお手伝いをするから、始めましょうということになりました。
 息子が卒業した翌月の4月から、毎月1回何か行事をするということでスタートしましたが、当初は世話人2人、参加者2人というように人気のない青年学級でした。しかし、今では30名弱の登録者がいて、毎回5人以上の参加があります。年度初めに、開級式というものを行い年間計画を作ります。「ボウリングは年2回やりたいから減らさないで。」「旅行は京都などの観光より、○○狩りとか、遊園地がいい」など、年度末に皆さんの気持ちを聞き、世話人の集まりでそれを反映し年間計画を予め作っておきます。それをもとに開級式で、月毎の行事を進行する当番やバス旅行先を決めます。バス旅行の行き先は、3つの案から行程表や費用を考え挙手により多数決をします。
 今までユニバーサルスタジオ、長島スパーランド、志摩スペイン村、ラグーナテンボス、京都、奈良などいろいろな所へ行っています。できる限りご本人たちの意思を尊重するよう、世話人が前に出ないお手伝いを心掛けています。現在は青年学級を理解して下さっている人たちで「知的障がい者の余暇活動を支える会」というものを作り運営をしています。私は今、世話人の一人となり少しだけお手伝いをしています。
 2年前の忘年会の帰りのバスで「今日、楽しんだから、明日からまた頑張る!」と言った人がいて、青年学級を続けてきた意義は、この一言に尽きると思いました。今年は、残念ですが新型コロナウィルスの関係で、1年間お休みになりました。笑顔の皆さんにまた会えるのを楽しみにしています。


vol.196 菌ちゃん野菜応援団 vol.17

 ようやく緊急事態宣言が解除されてホッと一息ついているところですね。とはいえ、畑は夏にむけて忙しい時期。
 畑活のメンバーたちとは気を遣いつつも濃厚接触ならぬ農耕接触をしまくり、やれ芽が出ただの、花が咲いただの自粛ならぬ自祝をしまくっておりました。あまりに込み合ったところは「ソーシャルディスタンス大事だからね」と間引きをし、引いたお野菜はありがたく頂き。 こうやってややもすればストレスでキューっとなってしまいがちな気持ちを笑いで切り替え切り替えしていくことも大切ですね。こどもたちも畑ではのびのびと走り回っているのをみてどれだけホッとしたかわかりません。部屋の中ばかりでおかしくなりそう、と畑に親子で来られる方も多くいました。

 身体をうごかして新鮮な空気を胸一杯吸い込む。これがどれほど大切なことか。そして、病に負けない身体を作ることがどれほど大切か。

 この春改めて思ったこと。人も野菜も菌活だ!でした。みていると、弱い苗にはあっという間に虫がつき、瞬く間にぼろぼろにされてしまうんですね。あかんあかん、とあわてて草を敷いて菌ちゃんを振り掛けて。1週間もすると見事に蘇っているのを見るともう感動!!

 人もお野菜も弱ったら病気や虫にやられるんやもん、元気でいるためには菌ちゃんが必要なんやな。人も野菜も免疫力の低下が一番あかんね。コロナを乗りきるにも菌活だねぇ、
なんて話したりしていました。

菌活の第一歩は除菌殺菌をしないこと

 アフターコロナにむけて心も身体も免疫力アップしていきたいですね。

http://www.famunitylink.com/hatakatsuchat
畑活に興味がある人、畑活したい人、
畑活をしている人のオープンチャットグループです!


vol.196 未来に続く暮しの学びPrt-37

変化。受容。進化。

 ここ数か月、外出禁止令や罰金など法律的にかなり厳しく取り締まられていました。スーパーと薬局と銀行以外は締まり、学校も休校、社交生活の機会も途絶え、普段の生活が停止していた期間です。そんな中この地域では、自給自足の意識が芽生えたように感じます。

 まずは畑!!自家菜園、家庭菜園で必要な情報を交換したり、いままで畑に興味をもっていなかった友達も、パラダイスの畑を手伝いながら、野菜の育て方を学んだり、種を集めたり、コンポストの作り方を学んだりし始めました。

 パラダイスのメンバーも、畑に対して愛が芽生えたようで、みんなが参加するようになり、雑草林だったところがすっかりにきれいになりました。たくさんの手が畑に入るとこんなにも変化するものかと、みんなで感心しながら、お互いの顔を見るとつい笑みがこぼれます。

 ここの畑はかなり規模が広いので、すぐ雑草に覆われる場所が多いのですが、この数か月の手入れで、見違えるように美しく変化してとてもうれしく感じています。雑草やつたに埋もれていた、苗木や、果樹の木を再発見したりと、歳月をさかのぼって、もう一度、7年前に始めた畑と向かい合うという作業をしているように感じます。

 果樹の木の成長具合をみて、歳月がたっていることを再実感して、振り返り、ちょっと感傷的にもなったりして。。。。

 ここのメンバーは、ほぼアートを生業として生活している人たちなので、社交生活ができないなら、創作と畑をやるしかないなという感じで、ありがたいことに平和に暮らせています。ま、田舎なのもありますけどね。そこは自然の恵みにほんとに心から感謝です。そんなわけで畑が中心のコミュニティーに変化しました。

 もともと、そうあるべきなのが、土地の管理、経営、運営に手間取りすぎていたんだなと、この数か月を振り返りつくづく感じています。

 少しずつ普段の生活に戻りつつある状況ですが、一度起こった意識の変化は、これから前向きに変化して、進化していくように感じています。自然とともに、安心して生きられる生き方を見つけていきたいですね。

やお


vol.196 半農半X vol.37

遠慮のこころ        

 「遠慮する」といえば、他者に対して、控え目にすること、出しゃばらない意味ですが、その原意は、「遠い将来まで見通して、深く考えること」だそうです。遠い未来への配慮。「遠慮」とは、何とも尊い言葉なのですね。いまはすこし遠慮のない時代となっています。孫子が暮らすことになる時代に対して、私たち大人世代が少しでも配慮することで地球温暖化など、結果は大きく変わっていくと思います。こころに余裕を少し持ち、遠慮のこころをもってゆっくり生きる。いまの私たちにはそんなことが問われているようです。

新しい和の時代

 いまは「和ブーム」「和の時代」のようです。月の満ち欠けの入ったカレンダーや手帳が人気だったり、旧暦を見直す本もたくさん出版され、旧暦を大事にする人が着実に増えていることを実感します。特に若い人にそうした傾向があるのはこの国の希望の1つといっていいかもしれません。時代はますます月のリズムや先人の知恵をライフスタイルに取り入れる方向にゆっくり流れているようです。人間中心主義を超えて、万象と調和し、平和に暮らし合う「和」の考え方や発想は、おそらく今後の世界にとって、大きな財産になるであろうし、日本が世界に真に貢献できることの核の1つなのかもしれません。

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塩見直紀(しおみなおき)半農半X研究所代表
1965年、京都府綾部市生まれ。20年前から「半農半X(エックス=天職)」コンセプトを提唱。半農半X本は翻訳されて、台湾、中国、韓国にもひろがる。著書に『半農半Xという生き方 実践編』など。

※半農半Xとは・・・半農は環境問題、半Xは天職問題(どう生きるか)を背景と する。持続可能な農のある小さな暮らしをベースに、天与の才を社会に活かす生き方、暮らし方。ex.半農半漁、半農半大工、半農半看護師、半農半カフェ、 半農半絵描き、半農半歌手、半農半鍼灸師、半農半カメラマンなどなど。


vol.196 ここいく日記 はじめの13歩!

~自分らしく~自分を大切に~

 ここいくの授業の中で、随所に出てくるワード「自分らしく」。これは「あなたはあなたのままでいいよ」という私たちの想いが入っています。
 みんなと同じように出来る子が“良い子”だと見られ、みんなと違うことをすると、“変わった子”という目で見られ、“問題児”というレッテルが貼られます。又、自分は人と違うと感じると、不安になり自分を出せなくなる子もいます。身体つき、勉強、運動など人と比べ、劣等感を抱く子も多くいます。
 特に性違和を抱える子ども達(大人も)は誰にも打ち明けられなかったり、理解されなかったり、差別を受けたりと苦しんでいることが多いです。
 『3億もの精子から、たった1つ卵子にたどり着いて命になる。もし他の精子が入っていたらみんなとは違う他の誰かになっていたんだよ。』
 いのちの成立ちの授業の中で、精子と卵子の出会いを伝えます。一人一人違って当たり前なんですね。

 自分らしく生きる、こんな当たり前のことが、なかなか難しい現代になってきていると感じます。違いを認め合える人間関係を築いてほしい、そのために変わるのは大人、教育、社会だと思っています。
 もう1つ授業の中で、特に心の話、性交の話の中に出てくる「自分を大切に」という言葉があります。
 「自分を大切にしていれば、相手のことも大切にできる」
 新型コロナウイルスの影響で自粛期間が3ヶ月ありました。その中で中高生の妊娠に関する相談が急増しているそうです。その背景には自粛期間中、彼(彼女)の家で会う回数が増えたことによる原因が多いそうです。親は仕事でいない場合が多いからですね。

 相談の多くは、妊娠したのかも・・・という不安を抱えた女の子からが多いそうです。
 又、妊娠検査薬で陽性と出たことを信じたくない、現実を受け入れることができない子もいて、その裏に、親に言えない、学校に行けなくなるという不安があります。中高生のうちにSEXに及んでしまう子どもの多くは、「親に言えない」子がほとんどだそうです。親子関係が密接に関係しているとも言われています。私たちの授業は、親子で見てもらうことが大事だと思って活動をしています。
 正しい性の知識を親子で知る事で、自分の身を守ることができ、親もまたタブーな性の事が、大切なこととして話せるきっかけになり、子どもも話しやすくなります。

 昨年“人間と性”教育研究協議会 全国夏期セミナーで、ある高校の模擬授業を受けました。そこで『自分を大切にする』とは『自分で決めること』だと聞き、なぜか号泣してしまいました。その頃、色んな不安を抱えていた私は、何かあるごとに悪い方向に考え、気持ちがゆらゆらとしていました。自分で決めることは、覚悟がいります。でも『あ~自分で決めていいんだ』という安堵感が生まれました。私自身、何度も聞いている言葉なのに、よくわかっていなかった。。。自分の中に落ちた瞬間でした。

 性教育は、小さい頃から何度も繰り返し聞くことで、自分のものになってきます。いざという時には自分や大切な人を守る事にも繋がります。
 今年度、学校の再開が2ヶ月遅れて始まります。昨年度40件あったいのちの授業はかなり少なくなると予想されます。でも現実を考えると、一人でも多くの子ども達に伝えたい。。。ここいくの活動の仕方も、大きく転換する時なのかなぁと感じています。
 今年はここいく10周年!コロナのことで先が見えなくなっていた企画もそろそろ動き出します。
 詳しくはまた今度!楽しみにしていてくださいね(^_^) 

担当:ここいくメンバー・今尾幸子でした。


vol.196 トンガからこんにちは! 連載-2

 Malo e lelei !!(こんにちは)いかがお過ごしでしょうか?
 さて、緊急事態宣言中はどのように過ごされましたか??

 トンガの離島は、娯楽施設がないです。あるのは、海。透き通るような海。そして、その海を映し出しているかのような、爽快な空。夜になると満天の星が輝いてます。その海にぷかーんと浮いたり、近所の犬と遊ぶと、トンガ人と擦り合わなかった感情や何もできない自分への虚無感も、スーーーーーっと、流れていく気がしていました。

 いつもいつも、波の音を聞き、海を横目にして過ごした7ヶ月間。肥満対策に行く!と張り切っていた気持ちは、なかなか活発な活動につながらなかったのですが、海のおかげで、快適に過ごしておりました。
 そして、ふと「あぁ、このテンポ。ここ、農業省なのに、暑い日は日陰で涼みながらおしゃべり。何にも進んでないけど、このテンポがいいんだ。何にも進まないくらいが、海を清潔に保てるスピードってことなのかもしれない。」なんて思ったことがあります。コロナウィルスによる避難帰国の通達を受ける1週間ほど前のことでした。
 そしたら、やっぱり朗報、経済活動が止まったことによる環境の変化(一時的だとしても)と言えるようなニュースが続々と集まっているんだとか。ベネチアの水路が綺麗になったとか、ヒマラヤ山脈が見えるようになったとか…
 私たちは今、何をして生きるかと共に、どういうスピードで歩んでいくのか?にも目を向ける時なのかもしれないと思っています。

 と言うと、トンガの暮らしがさもクリーンで、環境問題がないかのように聞こえますが、あります。あるんです。ゴミ!プラスチックゴミ!金属!車!森に捨て放題!
小さな離島には工場がないので、森がゴミ捨て場です。

 ハーパイではペットボトルやお菓子のパッケージ、様々な輸入商品は最終的に森に持っていくことになるのですが、このようなものに対する「ゴミ」の意識が全くありません。お菓子を食べ終わった後は、オフィスであろうと、道端であろうと、ビーチであろうと、スルスルと彼らの手から抜け落ちてしまいます。むしろ、物に対する執着?関心?が極めて低くて、まだ中身があっても、その辺に転がって行きます。それは時に、Bahebahe(バヘバヘ)と言う「分け合う」精神にもつながっていて、良い面もあります。しかし、ゴミ拾いする私に「熱でもあるの?」とバカにされた時には、流石に教育の差を感じました。普段は学校教育の必然性をあまり感じていなかったのですが・・・

 その一方で、日本と違い、「フードロス」(食品廃棄物・可食部)「フードウェイスト」(食品廃棄物・可食+非可食部)は限りなくゼロに近い気がします。それぞれの家庭で豚や鶏、犬などの動物を飼っているからです。私は家で生ゴミが出たら、庭に”ポーイ”と捨てて、お隣の犬や鶏に勝手に食べてもらってました。 コンポストすら必要なしです。会食をした時に魚や肉の骨が出ても、みなさん動物用に持って帰っていたし、食べ物=ゴミにする感覚はない気がします。そうして、元気に育った豚さん、鶏さんを晴れの日に丸焼きにしていただきます。

 食の循環が分断された日本の多くの都市では、こうゆう食糧サイクルは見られません。加工品も多く、全てがパッケージされています。フードロスの削減はプラスチックゴミの削減にもつながる、食の一大問題と言えるでしょう。コロナをきっかけに、増えているテイクアウト用プラスチックパッケージ・・・環境問題に目を背けず、一人ひとりが自分ごとにできる日は訪れるだろうか!?

 ゴミ処理工場があろうがなかろうが、分別してリサイクルできようが、まず自分が手にとり、使うもの、食べるもの、関わるものに責任を持った行動をしたいですね。私は、俄然あの綺麗なトンガの海を守るために!頑張ります♩

全隊員の帰国指示
COVID-19の影響でJICA全隊員一時帰国中。多くの途上国では医療が整う先進国へのアクセスか良いことが活動の安心材料でもあります。いつトンガに帰れるかはわかりませんが、トンガの魅力が伝わるように頑張ります!引き続きよろしくお願いいたします!


加藤美希(かとうみき)農的暮らしに落ち着きたいと思いつつ、ついつい旅人人生を送っている管理栄養士です。旅するうちに、「伝統料理と健康の秘密」が人生の研究課題に。今回のミッションはトンガで蔓延する肥満や生活習慣病の改善。伝統料理の推進と学校菜園を通して、将来トンガの人々が世界に有する健康大国になることを願って日々奮闘中。


vol.196 プレゼントコーナー

1- あなたの「おこもり術は?」
 StayHome中はなにをしてた?教えてね。
2- 気になるにらめっこ紙面での広告
3- 気に入った記事、気に入らない記事の
 タイトル1つ・その理由もお書きください。
4- ご希望のプレゼント名
(第1希望・第2希望)
 ※Cは編集室まで受け取りに来られる方。
5- 本紙をどこで入手されましたか?
6- 氏名、年齢、住所、郵便番号、電話番号、  家族構成

プレゼントご希望の方は
ハガキまたはe-mailで、上記のアンケートを
1〜6までご記入の上、編集部・プレゼント係り
までお送りください。
〆切:7月25日 当日消印有効。

宛先
〒504-0855 各務原市蘇原新栄町3-15
e-mail: info@niramekko.com
※お寄せいただいた個人情報は、本紙プレゼントの発送に限り、 使用させていただきます。
※当選の発表は発送をもって代えさせていただきます。


A.神のお米【神月】 3合
 自然農縁 月とたね様より…2名様

お米つくりは水が大切、と美味しい米作りにこだわり、東白川村に移り住んだ「自然農縁 月とたね」さん。昔ながらの農法を家族で営んでいます。八分つきか玄米、どちらを希望か明記してね。


B.『人生これから!Note』
    人生これから!様より…5名

NPO「人生これから!」が昨年度の活動を通して得た“いきいき暮らすヒント”満載のハンドブック。食(薬膳)・運動(ゆる体操)・脳活(歌)・これからの生き方について、など。A5サイズ36ページです。


C.作家さんの豆皿
アートギャラリー是様より…2名様

こんな可愛い豆皿があると便利なだけでなく、食卓がグンとセンスアップしちゃう!花形か、豆形、ご希望の皿を明記してね。にらめっこ編集室でお受け取りください。
花形・直径約80ミリ4枚セット
豆形・約70×40ミリ5枚セット


D.CINEX映画招待券
  シネックス様より…ペア3組様

おうち時間もいいけれど、やっぱ大スクリーンで観る映画は最高!コロナ対策しっかりして心ゆくまで楽しもう!写真は「三島由紀夫VS東大全共闘50 年目の真実」より。