vol.202 目に見えないもの・見えるものPart-2

さて、ロックダウン・自粛の前提について

 「新型コロナウイルスは無症状の人の半数から感染する。」これは令和2年12月31日、新型コロナウイルス感染者対策分科会:尾身茂会長の発言。厚生労働省のホームページにも「新型コロナウイルスのほとんどが、発症前・発症早期に見られる」。と書いてありますが、この結論は間違いです。
 その根拠はこの論文。台湾における新型コロナウイルス感染発症者の感染力の研究です。「新型コロナウイルスの二次感染は0.7%の確率で、そのほとんどが発症前・発症早期に見られる。そして、発症前の無症状感染はその半数(0.4%)にすぎない。感染者の発症前・発症早期に濃厚接触しても、大多数の99%以上は感染しない」と結論づけています。
 一方で別の論文。これは去年の11月に発表されたものです。
 「武漢は、2020年1月23日から4月8日までロックダウン下にあった。調査はロックダウンが解かれた後の5月14日から6月1日までに武漢の6歳以上の全ての市民(1,000万人)に対して行われた。結論は、新型コロナウイルスの無症状感染者が他者に感染させた事例は皆無であった。」
 この論文を受けて、アメリカのジャーナリストはこんな記事を書いています。「中国の武漢で行われた調査によると、新型コロナウイルスの無症状性の蔓延は全く発生しなかったことがわかった。これは、ロックダウンの前提となっていた『症状を呈していない感染者の人々が無意識のうちにコロナウイルスを拡散させている』という概念が崩壊したことを意味する。新しい武漢での研究は、『無症状性感染は存在しない』という確かな科学的証拠を示している。」無症状性の陽性症例が感染を拡大させる証拠がないことが判明したのです。この研究はロックダウンの正当性について重要な疑問を投げかけています。

マスクとソーシャルディスタンスについて

 マスクの穴は、5μm。ところがウイルスは0.1μm。ですからウイルスはこの穴を簡単に通り抜けます。最近は1枚より2枚のマスクがより効果的といわれているようですが、これも同じように、1枚であろうと2枚重ねようといっぱい空気が漏れます。
 文部科学省はこんな通達を出しています。2月に改定。
「新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、学校教育活動に対しては、児童生徒及び教職員は、基本的には常時マスクを着用することが望ましいと考えられるところ、気候の状況等により」は、改定後に記載が削除されました。
 同じようにソーシャルディスタンスでも、「身体的距離の確保(ソーシャルディスタンスあるいはフィジカルディスタンス)といった「新しい生活様式」に、学校を含めた社会全体が移行することが不可欠である」は、改定後に削除されました。すなわち、マスクもソーシャルディスタンスも必要ない、と文科省は言っているんですね。

一連のコロナ騒動の問題点
日常生活の破壊、ワクチンと称する遺伝子注射

 これまでのワクチンは、病原性をなくしたウイルスを摂取することで免疫をつける「不活化ワクチン」と呼ばれるものが一般的でした。これに対し、「ファイザー」が開発を進めているのは「mRNA」と呼ばれる物質を使った新たな手法によるワクチンです。体内に新型コロナウイルスの遺伝情報を取り入れて、ウイルスの一部を作り、免疫を獲得することを目指しています。

遺伝子ワクチンの製造方法

 コロナのウイルスにはこんなスパイク(トゲトゲ)があります。このトゲの部分をとって、これをコロナの特有の抗原部分のDNA/RNAを精製し遺伝子を作ってヒトに筋肉注射をします。そうすると、
1:遺伝子の指示でヒトの細胞がコロナの抗原(タンパク質)を合成する。2:この抗原(蛋白質)に対して抗体が作成される。そして侵入してきたコロナウイルスに作成されていた抗体が結合してコロナウイルスを非活性化させる、というものです。

遺伝子ワクチンの危険性

 徳島大学医学部 大橋名誉教授(免疫生物学)が訴えています。
◆ 遺伝子の代謝経路が不明。◆ 遺伝子が長期間、体内に残留したら何が起こるか?◆ やってみないとわからない。◆ 自然にないものを人間の細胞に入れ込むことは、自然の摂理を超えている。
 こんなにも危険な遺伝子ワクチンを使わなければならないほどコロナウイルスは有害なのか?という基本的な疑問を提示されています。彼のサイトは削除されて今や見ることができません。恐ろしいほどに言論統制が行われています。
 週刊現代では、<コロナワクチンを娘や息子に打たせてはいけない>という見出しに続き、◆ 政府は、ワクチン接種を全額国費負担で受けられるようにする方針。◆ しかし、コロナワクチンが恐ろしいのは、異変がすぐに起きるとは限らない。◆ 遺伝子ワクチンは10年後、20年後に重大な被害が起こる可能性もある。まさに「人体実験」だ。◆ 高齢者であれば、予防のメリットと短期的な副反応を天秤にかけ、接種するのもありだろう。◆ 将来がある息子や娘たちには決して打たせてはいけない。と報道しています。

まとめ・開発が優先され、安全性が軽視されている

  人間の遺伝子組み換えにつながり、遺伝物質が生殖細胞に移行すれば、人間の遺伝子改造につながる。臨床試験の観察期間はせいぜい数十日の間に重篤な副作用がなかったことを検証するに過ぎない。数ヶ月後、数年後の体の異変については全く研究されてないまま投与されることになります。今回のコロナワクチンは、一度打てば、取り返しがつかなくなります。遺伝子組換え作物のテクノロジーがヒトに試されようとしているのです。


見えるものと見えないもの。

 一連のコロナ騒動は、「見えない」からこその騒動であるように思います。そこには、疑念や不安を自分より弱いものへ差別的な言動として現れました。娘夫婦が住むアメリカ・ニューヨークでは、アジア人へのヘイトが激しく、夫君は医療従事者であり通勤は地下鉄。いつも緊張して乗っていると聞く。ここには「見えない恐怖」が存在します。そして、この差別が時には正当化されてしまうことさえあるのではないでしょうか。「アジア人のせいで我々の命が危機に晒されている」という心理が働いて・・・。

 そして、2021年7月23日が開会式となる「東京オリンピック」。そもそもオリンピックには「世界平和を実現する」という目的があります。このオリンピックが世界の人々が協調と優しさと融合を取り戻せるなら、賛成です。しかし、見えない恐怖・不安でそれらが霞んでしまうなら、延期もしくは中止せざるを得ないと思うのですが。
 コロナ禍で私たちは「どう生きるか」を突き付けられました。
今こそ「目に見えないサムシング・グレート」に想いを馳せて見たいものです!

この宇宙が誕生して137億年
この地球が誕生して46億年
人が誕生して400万年
生きとし生けるもの全ての記憶が
あなたの体に眠っている。
生きててくれるだけで良い。
そう思えること、それが愛情。
自分の金メダルを!
自分の花を咲かせよう!

村上和雄ドキュメント「SWITCH」遺伝子が目覚める瞬間より

 高橋医師の講演会は2021年4月25日に行われたものです。状況は刻一刻と変わってきています。講演後、なんども勉強会が開かれ、参加者も多く、関心の高さが伺えました。そこでの意見交換が何より重要と考えます。自分の考えを深めたり、修正したりできるから。高橋医師は地元名古屋でも街頭活動を行われているとのこと。私は、伝えたい内容が、言論統制で伝わらないことが何よりも恐ろしいと考えます。ただし、今回掲載した内容が必ずしも「正しい!」というものではありません。何が正しくて、何が間違っているか、というのは、その人の生き方に通じるからです。まずは、「情報を知っていただくこと」を念頭に掲載をいたしました。講演内容の全文をご希望の方はメール配信いたします。PCR検査のトリックについても詳しく話されています。(にらめっこ)

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発行日:偶数月の第4月曜日
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