持続可能な暮らしのアイデア Part-3
先月、冬至を迎えた南半球のオーストラリアでは、朝、晩がとても冷え込むようになってきました。 先日は初霜が降りて、亜熱帯系の植物は四苦八苦したりしていますが、昼間は春先のように暖かいので、なんとか持ちこたえています。
数ヶ月前から、毎週火曜日をガーデニングDAYにしています。朝8時30分から12時30分まで、畑やパーマカルチャーに興味のある人たちが、専門家のレクチャを受けながら私たちと一緒に作業をします。それから私たちのテーマでもある「Farm to Table」でランチです。そして畑の収穫物がお土産となる、というガーデニングDAY。土と関わり、汗を流し、収穫を共に喜ぶ。 参加者が増えるほど、畑仕事ははかどり、Win Winの環境が生まれます。
たくさんの手がこの土地に関わってくれることで、この”土地”そしてこの土地の元となる”土”を始め、参加者たち、私たちスタッフみんな笑顔で喜びに溢れているように感じます。
特にこの時期は、春に備えて、苗植え、種植え、ガーデンベットを整えて、畑の整備をする時期となります。 しかし冬ならではの、大根や、根菜、ハヤトウリ、菜っ葉などの収穫があり、柑橘系の果樹には沢山の実が付いてきます。まさに収穫の秋!それらを収穫しながら、季節の移り変わりを楽しんでいます。
畑作業をすること、自分たちの食べ物を自分たちで作ることなどの意識が高まってきています。特にこの地域では盛んになってきました。
近隣でも似たような、コミュニティーや、パーマカルチャーガーデンを始める人たちも増えてきて、土とともに暮らすという意識が強まってきています。
こうした週ごとのアクティビティーを通して、ネットワークが広がっていくといいなと思います。