vol.189 未来に続く暮しの学び vol.31

持続可能な暮らしの提案。

持続可能な暮らしの提案。

 南半球のオーストラリアは秋分の日を迎え、季節が切り替わるのをきっかけに、ここの暮らしにも新しいサイクルが始まるなという予感を感じています。

 持続可能な暮らしで大切なことは、変化を楽しんで対応できること。そして面倒(ケア)を見ること。中でもメンテナスが重要です。私たちの環境面ではガーデニングのメンテナンスがあります。草刈りをして、落葉樹の葉を集めて堆肥にする。この作業はチームワークで乗り切ります。スタッフとおしゃべりしながら、季節を感じながら楽しく進めていきます。同時にスタッフの健康から精神的なケアも必要です。プライベートな問題以外は、とにかくとことん話し合います。そこから浮上してきた問題は相互に認識し、解決の糸口を見つけていきます。スタッフは場所と時間を共有している、ということを常に意識するようにと心がけます。(もちろんプライベートは別として)
 あとは自分のメンテナンスをすることも!!自分が整っていれば、どんな変化の状況にも、落ち着いて対応できますから。
 そして最も重要なことは、今ある環境に心から感謝すること、でしょうか。

 さて、秋分を迎えたここはもう収穫の秋、芸術の秋の真っ盛り。Farm to Table(畑の収穫を食卓へ)をテーマとして音楽イベントを企画したり、絵画のリトリートを企画したりと、まさに、実りの多いパラダイスの秋の始まりです。今いる、仲間とのチームワークがこれからどのように築き上げていけるかが楽しみです。

 過去を振り返りながら、前に進む。そして、変化を受け入れる。そんなひらめきを感じた新たなサイクルの始まりです。