vol.183 カタコトの部屋 買い物は投票

お買い物は、外国産よりも国内産、遠方よりも地域のものを。農産物は、低農薬や無農薬の表示があればそちらを選びたいですね。
できるなら、生産者の方に直接「これは無農薬ですか?」と聞いて買えるのがベスト。
加工品は、パッケージの裏の成分表示をチェック。
“たくさんあって、安くて、簡単”を求めれば、
添加物や農薬などの心配が…。
買い物は投票。
なにを大切にして買うものを選ぶのか、
ちょっと意識してみませんか?

「買い物は投票」という言葉は、実は中学校の家庭科の教科書にも登場しています。開隆堂が発行している中学校の、技術・家庭の教科書には次のように書かれてあります。
「購入は投票行為 消費者が何かを購入することは、結果としてそれがよいという意思表示となり、さらにそれを提供している企業を選択したことになります。購入することは、自分の意見を表明する投票行為と似ています。票が多く集まった商品は、さらに生産されることになります。わたしたちの選択が、次にど のような商品がつくられるかに影響を与えます。どの商品を選択するか、よく考えて購入しましょう」

イラスト/消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワークH.Pより

あふれる情報の中から、[買う=投票する]のは、自分の判断。農薬はNG、添加物もできるかぎり避けたい、その気持ちを大切にしたいもの。ただ、圧倒的な情報量につい「この商品、いいかも」と手が伸びるのもわかります。反面、危険性をうながす情報もいっぱいあります。少量なら大丈夫と、食べ物を体に入れ体調不良になったとしたら?でも、努力すれば、いい商品を選ぶことはできます。そのためには普段から学ぶことが大事ですね。家族の健康を守るためにもしっかり学んでいきましょう!!

こだわりの生産者さんから直接買ってみました!
こんなところが気に入ってます!

子育てコミュニティtoco tocoさんのレポート
● 自然と調和していて、環境にも優しい育て方、考え方は、次世代にもつなげていってほしいです!育てている方の人柄もでていて、野菜も卵も鶏肉も、ものすごくパワフルで美味しいし、食べてげんきになるー!!(Mさん)
● 有機農家さん。鶏を広い場所で平飼いし、NOワクチンで育てています、その鶏の糞で有機肥料を自作。タネをとり繋ぎながら大切にお野菜を育てています。お野菜は素朴で優しい味がして美味しい♪(Sさん)
● 岐阜市の最高峰、百々ヶ峰から流れる水で、無農薬米を育てています。品種は、ハツシモ、ササニシキ。黒米なども。無農薬の農家!!というよりも、循環する社会、自然の中の人間、共存共生の精神も感じられてグッド!(Cさん)
● 農薬・肥料を使わない農法を選択されている農家さんをとくに応援したいのです!身近な農家さんだと『地産地消』にも繋がるし、直接買いに行けるので生産者さんの顔も分かるし、野菜にかける想いや愛情もよくわかります。小さくとも野菜の旨味がギュッと詰まっていて、そのまま食べても美味しい。シンプルな調理方法で済むので忙しい人の味方にもなると思います。(Fさん)
● 平飼いで、原料を厳選した(遺伝子組み換えを行なっていないポストハーベスト無農薬)自家配合飼料のみを使用し、添加や薬剤の投与は一切行っていない卵。血の混じる卵がほとんどないというところに愛情を感じます。(鶏はストレスがかかると卵に血が混じる。味や品質には問題はないそうですが。)味は、白身の美味しさが際立ち、おいしいです。(Aさん)
● ここの生産者さんのキャベツと他のキャベツで、ザワークラウト(発酵キャベツ)を作ったら明らかに発酵のパワー、菌ちゃんパワーが違って、味も違ったの。(Yさん)
● まずはなんと言っても貴重な減農薬いちご!聞くところによると一般栽培での農薬使用は60回以上。いちご摘みでは洗わずにそのまま食べるので、子ども連れでも安心して食べられました。そしてもちろん美味しい!!でも、農園の方は、減農薬だからと誇張することなく、それが当たり前のようにお話してくださるところも好感が持てました。(Hさん)

子育てコミュニティ toco toco
子育て世代のやってみたい、知りたい、学びたいことを、自ら企画・運営。誰かが講師、受講者という立場のない、一人一人が活躍する「学び合い会」を中心に、顔と顔を合わせて集う良さを生かした活動を展開中。

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