【Vol.166】暮らし上手 食&医 添加物豆知識

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日本で使われている食品添加物は種類が多く、使用目的ごとに分けられています。一般に指定されている添加物は361品目(’05年6/1)。既存添加物名簿に収載されているものが450品目。天然香料が600品目。これだけでも、凄い数!それに、エタノールやブドウ果汁なども添加物として分類されていて、一般飲食物添加物として100品目あります。世界的に見て、これほど食品添加物が認められている国は日本がトップクラスだとか・・・(>_<)

表示免除
食品添加物は、全て表示されていると思いますか?
実は、条件によって表示しなくてもよいとされる場合があります。
条件は5つほど有るのですが、知っておいて欲しいことは2つ。
○店頭でのバラ売り(包装していない)、及びパン屋のパンなど店内で製造・販売するもの。○食品ひとつひとつのパッケージが小さいもの(30平方センチ以下)食品添加物が入っているのを知らないで買っている場合があるということです。
一括表示
一括表示できる種類は決まっているのですが、食品添加物が同じ目的のために複数使われている場合、個別の食品添加物を表示しなくとも「一括表示」していい。つまり、実際に何種類入っているのか分からないんです。
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自分のカラダを守るための「解毒力」食品添加物以外にも、気づかないうちに色々な物質をカラダに入れいているのが現状です。それを防ぐのはかなり難しいですが、口に入る前に簡単にできる自己防衛策を下に紹介しました。でも、なるべく入れない努力はしてくださいね。普段から、解毒力をアップさせることが大切。
(解毒についてはVol.157に掲載記事<デトックスで体内浄化>を参照して下さい。にらめっこのHPでバックナンバーを検索すると読むことができます)。
それにしても、食品を買うときには原材料名を必ずチェックして、以下の表に記した添加物が入った食品はなるべく買わないほうが賢明ですね。
特に小さいお子さんや,妊娠中の方は要注意!ですよ!
外国産の果物や野菜には添加物ではなく、ポストハーベスト農薬が使用されます。収穫(ハーベスト)された後(ポスト)に、収穫物である果物や穀物、野菜に散布する農薬のことです。運送時間が長くかかるほど、運搬中に発生する害虫やカビによって品質を悪くして商品価値を下げてしまう危険性を伴います。また、万一カビが発生したものを口にした消費者が食中毒などを起こしたら大変な問題です。それらを防ぐために使われるのがポストハーベスト農薬というわけです。この農薬には大きな3つの問題があります。
①ポストハーベスト農薬は通常畑で使われる農薬の100〜数百倍濃い濃度で使われている。②農薬は表面に付着するだけではなく、皮の中にまで浸透する危険性がある。(洗い落としきれない)③使われる農薬の中には、発がん性や催奇形性が疑われる薬剤も存在する。残留の恐れのある輸入農産物は・・・小麦・大豆・米・とうもろこし・オレンジ・レモン・バナナ・サクランボ・ジャガイモ・カボチャ・ナッツなど。
購入するときには産地をチェック!地産地消がベストですね!
 
家族の健康を守るため、まずは、添加物をチェックする習慣を身につけよう!
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何故、食品添加物が怖いのか?
1)化学調味料は神経の働きにブレーキをかけ直観力を鈍らせる…
2)タール系色素は化学構造上、すべて発ガン性や催奇性の疑いが…
3)輸入果実にTBZ(チアベンダゾール)やOPP(オルトフェニルフェノール)発ガン性の不安…
4)アレルギーを誘発する食品添加物 黄色4号、安息香酸、カゼインなど。
5)亜硝酸ナトリウム 発がん物質ニトロソアミンを作り、急性毒性は青酸カリ並み!
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食品添加物は食べる前のひと工夫で半分に減らすことができます。添加物は食品加工の過程で加えられたもので、細胞の内部にまで組み込まれていないため、調理の工夫で簡単に落とすことができます。
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◇◆お湯にさっと通すだけで落とせる◆◇
加工食品をお湯に通すと、食品添加物は短時間でお湯に溶け出してしまいます。特別な技術はいりませんが、注意しなければならないのは、お湯は必ず捨てること。このひと手間が自分と家族の健康を保つ大きなポイントです。
インスタントラーメン・中華麺はゆでこぼす
麺をゆでたらゆで汁を1回捨て、新しいお湯でスープを作りましょう。カップ麺でも、かやくと麺が別々のものを選んで同様に作ることをお勧めします。かんすいやリン酸塩、その他の添加物が半減します。
魚肉・練り製品は下ゆでする
ちくわ、かまぼこなどの練り製品は、下ゆでしてから使いましょう。おでんの具などに使うときも、そのまま一緒に煮るのではなく、分けて下ゆでして煮汁は捨てることをお勧めします。かまぼこは薄くスライスしてゆでます。
ハム・ソーセージは湯どおしするソーセージは裏表に切れ目を入れるなど、表面積を大きくして、2~3分下ゆでします。これで保存料や添加物は半減します。炒めても添加物は減らないので、炒めものの前にもさっと湯通しすることをお勧めします。
◇◆これで下ゆですると添加物が落ちやすい◆◇
・割り酢 ・割りしょう油 ・大根おろし ・お湯(水)
お酢を半分に薄めた割り酢につけると、5分もしないうちに添加物が溶け出します。酢の物にするなら、漬け汁を一度捨てて味付けをし直すのがコツ。大根おろしは、たとえば牡蠣に付着した環境汚染物質を取り除くのに有効です。お湯はどんなものにでも応用できます。