多くの電化製品に囲まれて生活するわたしたち。住宅を作るときに必要な屋内配線は、この20年で5~6倍に増えているそうです。また、電磁波過敏症というアレルギー症状があることも知られてきています。
目に見えない電磁波。どんなところに発生するのか、
こどもたちを電磁波から守る方法はあるのか、
考えてみました。
どうしたら電磁波を防ぐ、減らすことができるかな?
☆冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、パソコンなどの家電製品のアースを使用する!
アースとは、漏電などを防止するため、余分な電気を大地に流すためのもの。アース差し込み口が無くても、取り付けタイプのアースも販売されています。また、電化製品の取扱説明書を見ると、アースを取って使用してくださいと書かれています。世界各国のコンセントは3穴タイプ(+、-、アース)に対して、日本だけは2穴タイプと、電磁波を受けやすい環境になっています。
☆使っていない電源コードは抜く!
コンセントをさしているだけで、電場が発生しています。
☆バッテリー式や電池式の製品を使用する
同じ電化製品でも、バッテリー式や電池式は電磁波の数値が下がります。(掃除機、卓上ライトなど)
☆できるだけ離れる!
・携帯電話で通話する時は、スピーカーやイヤホンを使う。
・電子レンジ、食洗機の使用中は離れる。
・乗り物はモーターやタイヤの近くから離れる。
・充電中の機器から離れる。など
☆眠る時の環境を整える
・寝ている時は、日中傷ついた細胞を修復したり再生したりする時間。電化製品を減らしたり、ブレーカーを落としてみたりして体感してみる。
・壁に触れない配置にする(壁を伝って流れている)。
・2階で寝る場合は1階の照明の上は避ける
☆定期的に体のアーシングをする
裸足で土の上に立つ、川で遊ぶなど、大地や水に触れることで人間の体から電磁波を放出することをアーシングといいます。子どもと一緒にどろんこ遊び、畑仕事、アウトドアなどで親子で、楽しくアーシングできますね。
電磁波対策・わたしのばあい
ちいさなことから、確実に電磁波カット!
★ 我が家はオール電化住宅でした。家の中で怠さを感じることが多く、電磁波の影響でないかと感じるようになりました。どこから手をつければいいのか、お金がかかることもあり、迷いました。私が、子どもと一緒に台所に立ちたいという思いが強かったので、主人と相談し、IH調理器具をガスコンロに変えることから始めました。思い切りが必要でしたが、今では安心して台所に立って、子どもと料理ができます。家族により安全な食事を食べてもらうことができて良かったと思っています。(Tさん)
★2階で子どもを寝かしつけてから、子どもが寝ている場所の真下の照明をつけて、仕事をしていました。電磁波のことを知ってからは、他の明かりで作業するように。また、寝る前に使用していない電化製品のコンセントをできるだけ抜くようにしました。主人の趣味のゲームは「自動更新するので、抜かないで」と言われていましたが、つい、抜いてしまいました!が、朝、電源を入れるとすぐに更新を始め、夜間はコンセントを抜いても大丈夫♪ということがわかりました!笑 (Nさん)
★我が家では、電気代削減の観点から、使ってない電化製品のコンセントや、使ってない部分のブレーカーは落としていました。(主人がまめな性格です 笑)さらに寝ている間は、寝室周りのブレーカーを落としてみました。柔らかい灯りの電池式ライトを用意して、灯りにも癒されながら眠るようになりました。電池式ライトが近くにあるので、災害時、懐中電灯を取りに行かなくてもよく、とっさの対応ができると思います。また、夜中、テレビは使わないからと、安易にコンセントを抜いて寝た所、主人の録画予約していた番組が途中で消えてしまっていることがありました!子どもを寝かしつけて自分も寝てしまうことが多くて・・・でも、最近の主人の趣味の話が聞けて、夫婦の会話が盛り上がりました。家族で折り合いをつけて、できるだけ電磁波が発生しないような環境を整えたいです。(Sさん)
子育てコミュニティ toco toco
子育て世代のやってみたい、知りたい、学びたいことを、自ら企画・運営。誰かが講師、受講者という立場のない、一人一人が活躍する「学び合い会」を中心に、顔と顔を合わせて集う良さを生かした活動を展開中。
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