vol.180 フッ素配合って、いいの?


アメリカに住む女性が「水道水にフッ素が添加されててとても飲めないんだよね」とつぶやくのを聞いたとき、子どものころ虫歯予防で、歯に塗られた記憶が蘇った。フッ素ってなに?そもそも虫歯の原因は?気になったので調べてみました。

日本では水道水は塩素消毒はされています。
水道水フッ化物添加(すいどうすいフッかぶつてんか)とは、フッ素の化合物(フッ化物)を上水道中に添加し、多数の住民を対象として虫歯を予防する手法。 北アメリカとオーストラリアでは、多くの自治体が安価な費用で効果を期待できるとの考えにより、水道水へのフッ化物添加を実施している。世の中は知らぬ間に既成事実となってしまっていることが多いものです。アメリカでは実に70%近くの水道水にフッ化物が添加されており、オーストラリアやブラジル、カナダ、マレーシアなど世界で24カ国にフッ素添加が広がっています。
フッ素といえば、歯医者さんが “当然”のように虫歯予防に効くとフッ素塗布をしていますね。日本でも相当な圧力により水道水添加を実現させる動きが止みません。歯みがき粉にしっかり入ってる商品も多々ありますが…。

フッ素添加で本当に虫歯予防になるのだろうか。
こんな文献を発見。
内容は一般的に言われている虫歯になる原因を否定するものですが、とても理にかなった納得できる説だと思います。
そもそも虫歯になる原因は、
「歯につくプラーク(歯垢)に隠れている菌が酸を作って歯を溶かしていく。菌が酸を作るには、歯についた食べカスに含まれる糖分を見つけ出し酸へ変化して歯を溶かしていく。だから虫歯になって歯に穴があいていく。」
つまり「はみがきをしないと口腔内細菌が原因で虫歯になるので、はみがきをきちんとしよう」という理論。ただ、ずっとおかしいと思うことがありました。

それは、「虫歯になる野生動物はいない」ということです。彼らは食事をした後に、はみがきはしません。でも歯は虫歯もなく丈夫なままです。もし食事後に歯につくカスが原因で虫歯になる細菌を作るなら、野生動物も同じように虫歯になってもいいんじゃないか?という素朴な疑問が解決されないままでした。

記事「虫歯は食事で治そう」では・・・
虫歯は食べ物の細菌が直接的な原因ではなく、食べるものと食べる頻度の食生活が原因になってるようです。

口の中が酸性になると歯が溶け出す
通常は唾液によって口の中をアルカリ性にして歯が溶けるのを防ぐのですが、食事をとると一気に口の中が酸性化して歯の溶ける環境を作ってしまうそうなんです。例えばオレンジジュースとかスポーツドリンクは酸性飲料なので、歯をずっと漬けておくと歯の表面が柔らかくなって簡単に傷をつけることができるそうです!昔、コーラ飲むと歯が溶けるなんて都市伝説的な噂ありましたが、当たらずも遠からずだった!?

酸性食品の食事が多い人、しょっちゅう間食する人は虫歯になりやすい
口の中の酸をアルカリ性にするために唾液の果たす役割は虫歯を作らせない上で重要なポイントのようです。酸性を加速する食事を取る人や、いつも甘いものなど口の中でモゴモゴなにか食べている間食好きの人は、口の中がアルカリ性にならないので、必然的に虫歯になりやすい口腔内環境を作っていたということですね。
肉類や魚類、穀物系は酸性食品で、野菜や果物はアルカリ食品なので、今の人は殆ど酸性食品を避けては通れない食生活ですね。砂糖は酸性ではないし、果物は果糖が含まれてますが、猿やゴリラは虫歯にならないのをみると砂糖が虫歯を作るというのは正しい理論にはならないようですね。

虫歯も治せるほどの効果絶大!スーパー虫歯予防方法
そうはいっても酸性食品抜きの食事はできないからムリ!という方も多いかと思いますが、これらの事実から確実に虫歯予防と健康を手に入れる2大方法は、
1.食後のはみがきの後に、重曹うがいをする
これは本当に効く安全&スーパーマウスウォッシュです!重曹は唾液にも含まれているHCO3-という成分が含まれており、酸を中和してアルカリ性に変えてくれるんです。
大量の唾液を口に入れるようなものですから口腔内を一気にアルカリ性へ変える手助けをしてくれます!
そのため、ある程度の虫歯でしたら虫歯になる酸が薄まるので虫歯が治ってしまうんです!さらにホワイトニング効果もあり、重曹はスーパーアイテムです。

 しかし、虫歯予防と言って健康被害を促進する意味不明な日本の歯科事情にぶちあたりました。
日本の水道水にフッ素添加運動は過去に何度も行われては、何とか潰していくという常に危険にさらされている状況。
幸いなことに日本水道協会はこのフッ素添加については否定的な見方から、政府の別の圧力団体からのプレッシャーにも一貫してNOを貫いています。
困ったのは全国医師会の見解。以下、その見解を箇条書き抜粋します。
・むし歯予防を目的としたフッ化物の応用は、わが国における地域口腔保健向上へのきわめて重要な課題であることをあらためて確認。
・国民の口腔保健向上のためフッ化物の応用を推奨する。
・水道水フロリデーション(フッ素化)が優れた地域保健施策として位置づけられているため、水道水フロリデーションを推奨する。
どうですか?それで、子どもが歯の定期検診に行くたびに味付きフッ素ジェルを塗布するのです。しかも、どの歯医者も何かとこの「フッ化物塗布」を推奨しています。

そして更に水道水にフッ化物添加を推奨しているのです。

こうしたフッ化物も海外の様々な専門家の見解や意見などは日本で紹介されることはなく、日本人は、ただただ歯医者がすすめるので良いものだと思ってしまうのです。
(ライフスタイル「新発見」より抜粋)

まず立ち止まって、本当に必要かどうか、自分でしっかり確認したいものですね。