火を囲む
2017年5月1日で、持続可能な暮らしを追求するパラダイスワンがスタートして4年。今年は、メンバーとファイヤーサークルを企画して4周年をお祝いしました。
ファイヤーサークルでは火に向かって「自分の手放したいこと」、「パラダイスに来たきっかけ、理由」、「どんなコトをここに持ってきたいか」など、各々が語り共有しました。
火を囲むと、満ち足りた語らいの時間が生まれます。炎のゆらぎ、木の燃える音や香りなど、五感で感じるさまざまなものが、心をほぐし温めてくれます。そんな時間と空間を共有することで、多くを語らなくても、心を寄せ合うことができると思います。
パラダイスワンは、いろいろな国の人たちが関わっています。様々な文化が混ざり合うなかで、火を囲んで語り合うことは、メンバーの思いや問題意識が言葉として表れてきます。火を見ながらだと不思議と落ち着いて、今まで話せなかったことも話せるきっかけがうまれました。原住民族であるアボリジニの人たちの間でも、セレモニーをするときは火を囲んで、精霊たちとつながると聞きました。
セレモニーには様々な意図がありますが、今回の私たちの4周年を祝うファイヤーサークルでは、原点に戻って、自分たちの作り上げていることを確認し合える場となりました。
仏教には、火(成熟)、水(収集)、風(成長)、地(保持)の4つの要素とつながり合い生活するという考えがあります。
日々のルーティーンワークにとらわれるぎると、自分たちの住む環境に感謝を忘れがちであることを実感しました。木があり、川が流れ、畑がある。虫が住み、鳥が飛び、動物たちが住んでいる。そんな環境で、土地をはじめ自然とつながることを忘れずに、ここでの生活を続けられるようにしたいと思います。
継続は力!続けていくことの大切さもみんなと共有でき、とても充実した時間を持つことができました。
写真はイメージです