vol.178 かなでの沖縄だより

大学から首里城をのぞむ

沖縄で暮らし始めて

生活はとても順調です。ただ、覚悟はしていたのですが、沖縄はもう暑いです。それに、もう梅雨に入っているのですが、今のところまったく雨のふらない天気が続いています。
友だちもでき、一緒に食事したりお話したりと楽しい毎日を過ごしています。沖縄出身の子、内地出身の子、異なる出身地の子との交流の中で 方言の違いや地元の食べ物の事だったり、驚きと発見がたくさんある毎日です。

米軍機の恐ろしいほどの騒音
私は、沖縄って言うと沖縄戦や、米軍の話が浮かぶのですが、今のところ友達とそういったことを話すことはほとんどありません。とは言うものの、生まれてから高校を卒業するまで各務原の自衛隊基地の側で育った、飛行機の騒音には慣れているはずの私でも、沖縄に来てからずっと続く騒音は恐ろしくなるほどです。那覇市内にいるだけでも、飛行機やヘリの騒音は各務原のそれ以上です。飛ぶ量の違いにもビックリしてます。「きた!」と思った数分後「また!」というように常に飛んでいます。まだオスプレイは見てませんが、いつか見る日が来るんだろうな…と思うと恐ろしいです。
ニュースなどを見ていると、米軍基地が集中する沖縄にいるからこそ、各務原にいる時とは違う「何か」を感じます。

北朝鮮をめぐる動きと沖縄
ところで、私が沖縄へ来たあたりから北朝鮮をめぐる動きがあわただしくなっていますが、沖縄にいるとそれがよくわかります。
一ヶ月くらい前、アメリカが北朝鮮に対して圧力をかけていると言うニュースがありました。ニュースを見ていても何がどうなっているのか分からなくなり、調べてみたり聞いてみたりしました。そこから、沖縄での米軍機のうるささと北朝鮮に圧力をかけているということが繋がっているらしいということは分かったのですが、沖縄で何が起こっているか、北朝鮮との関係はどうなのか、「知りたい」という気持ちがあっても、片方に「知りたくないな」と思う自分がいます。知ってしまうと、今以上に恐ろしくなるように思えてならないのです。
同じニュースでも、各務原で見る沖縄のニュースと、沖縄のテレビや新聞が伝える沖縄のニュースは、まったく感じることが違い、たくさんの事を考えさせられます。

ぬちぬぐすーじさびらコンサート
6月23日は沖縄慰霊の日。6月11日に糸満市にある平和記念公園のホールで行われるモーツァルト「レクイエム」コンサートに出演します。このコンサートは、ぬちぬ=いのち、ぐすーじ=お祝い、さびら=しましょうという、沖縄戦で親や兄弟姉妹を失い嘆き悲しんでいる人々を、生き残った私たちが元気を出して頑張ろうと励まし、勇気づけ、沖縄復興に尽力した小那覇舞天さんが呼びかけた言葉をタイトルにしたもので、戦没者への追悼と、永久平和への祈りを全世界へ発信することを目的としたものです。
高校時代に、平和のことや戦争のことに関心があり、ヒロシマ・ナガサキにも足を運んでいろいろなことを目にしてきた私にとって、新しい発見ができそうで楽しみです。しかも、自分の好きな音楽で何かを伝え、学ぶことが出来るのはすごく嬉しいことです。





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