【Vol.166】カタコトの部屋 幼児も厨房に入れよう!

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小さい子にも包丁?

Aさん いつからかは覚えてないんだけど、うちは4人とも小さい頃から料理をやりたいって言ったら、はいどうぞってやらせていました。長男は小学校1年生の夏休みの課題のために毎日1食、1ヶ月間作っていたから、その頃にはある程度できていたみたい。
Iさん うちは、二人とも3才頃にペティナイフを買い与えて、それでやりたいと言って来た時にやらせています。
Aさん 子どもに料理を教える時って、1〜2才の小さい時の方が始めやすいかな、って思うわ。自分でやる!という自我が出てくる前に一緒にやって、ゆっくりやるよ〜て教えたほうがスムーズな気がする。
Kさん 私は子どもが小さい時は怖くて包丁を持たせられなかったの。怖くない?
Aさん 怖いよ!なので、口を酸っぱくして言います。手を丸くして!絶対に人に向けない、振り回さないとか、置くときは体にひっかけないように、奥に横向きに置きなさいとか、本当にくどいほど言います。
Iさん うち、下の子に包丁を持たせたその日に、ほんの少しだけど指を切っちゃった。本人がびびってしばらく包丁を持ちたがりませんでした。でも、やっぱり刃物は切れるものだし、危険な物だとまず認識してもらわないとね。
Aさん そうそう、子どもに切れない包丁を渡すって話しもたまに聞くけど、かえって危ないと思うよ。
Kさん どんな包丁を持たせたらいいのかしら?
Aさん 私は、よく切れる子ども用包丁を買いました。大人と同じものでは子どもには重いかな、と思って。
Iさん 上の子が3年生のときに、関市の刃物屋さんで、ペティナイフでは刃の巾が狭く、切った時に柄を握った手が下に当たっちゃうから、そろそろ普通のを持たせなきゃって言われました。あ、そういうのも包丁を選ぶ基準だなって思いました。
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Kさん 包丁が怖かったら最初はレタスを手でちぎるとか、豆をさやから出すとか、そこからでもいいよね。
Iさん 包丁使わなくても粉をこねて焼くだけでも充分クッキーっぽくなるしね。食べ物のいいところは失敗しても手を加えたらなんとか食べられるってことだと思うんです。後に残らない。
Aさん そう、なんとかなるよね。
Iさん 子どもに作らせて失敗しても食べればいいじゃん、て思えるのがいいですよね。 Kさん 小さい子にやらせると遊んじゃうことはないかしら?
Aさん 子どもが遊びたくなった時には、ありがとう、もういいよ、じゃあこっちで遊んでてね、て終わらせちゃう。だってそんなに長いこと集中できるわけないもんね。
Iさん キュウリ1本切り終わるまでもつかな、てかんじだよね。

子どもが「手伝う」と言って来たとき

Aさん 時間がないのに手伝うと子どもに言われたら、おかずを一品諦めちゃう。子どもがやりたいと言った時がチャンス!て私は思っているから、おかずが一品減ろうが、とにかく一緒にやる。まあ、子どもの集中力ってそんなに続かないし、5分や10分ご飯が遅くなっても、それくらいは許容範囲かな。
Iさん 子どもが手伝いたいと言った時に、面倒だからNOというのか、自分が我慢してYESと言うのか、小さな積み重ねがポイントになりそうですよね。2回3回、NOと言ったらもう来ないから、後で苦労するような気がして、ぐっとそこで踏みとどまってます。
Aさん 思春期になってから、ご飯の作り方教えようかと言ってももう来ないよね。子どもにやりたい気持ちのあるうちに、面倒とか、やらせたくないという自分の気持ちはある程度抑えて、とにかく一緒にやる、それは私の優先順位なんだけどね。だって、今は私も元気だけど、病気になることもあり得るし、私がいなくても生きていけるようになってもらわないと困るもの。

まずは「楽しく」

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Kさん 私は自分がインスタントの出汁で育ったの。私のように料理に自信のない人は一緒に学ぶつもりでやるしかないかな。
Aさん それでいいと思うよ。
Iさん むしろ勉強する機会ができていいかも。
Kさん そうね、最初はインスタントからでも始めればいいね。 Iさん 無理したら続かないし、まずは楽しく、だね。

Aさん 子どもに幸せになってほしいとか、自立した大人になってほしいとか、思いはあっても、具体的にはどうしたらいいのかって思うことも多いよね。でも、「1才からでも一緒に台所に立とう」というのは、すごく具体的で私は嬉しいな。

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・清潔にしてから始める。(手洗い、エプロン、三角布など)
・ちょうどいい高さで料理する。(踏み台を使ってもいい)
・熱い鍋にさわらない。・火がついたか消えたかは、しっかり確認する。
・包丁を使うとき、刃の下に絶対に手をおかない。使っていないときは、刃を人のいない方に向けて置く。
「料理をはじめる前に料理の説明をひととおりして、気をつけてほしいことをしっかり伝えます。そして、子どもが料理をはじめたら、あとは黙って見守ります。思わず口も手も出したくなると思いますが、とにかく見守りましょう。これが“台所育児”で一番大事なポイントです。自信をつけさせるための育児ですから、手を出してしまえば“ボクは(私は)ダメなんだ…”と、思ってしまいます。失敗しそうだったときだけ、“そうだったかな?”と声かけする程度にしてください」(ママの知りたいが集まる[ママテナ]より)

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【坂本廣子の台所育児―一歳から包丁を】 農山漁村文化協会
米をとぐ、だしをとる、野菜を切る、魚を焼く、生きる力が身に付く、好き嫌いもなくなるなどたくさんの願いをこめた「幼児厨房に入る」のすすめ。手に合う包丁の選び方、火の扱いの教え方、ステップ式レシピなど。

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【イラスト版 台所のしごと―子どもとマスターする37の調理の知識 】 合同出版
「一歳から包丁を」と提唱する著者が子供達に教えたい台所のABCを大型イラストで分かりやすく紹介。台所での仕事はそれぞれの家庭の味の継承はもちろん、家族のコミュニケーションをはかる場でもあります。

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次回は、「マザーグース」の活動をご紹介します。お楽しみに♪
マザーグースとは…私たちは「子どもが作る弁当の日」「生ゴミリサイクル元気野菜」「命の入り口心の出口」をキーワードとした講演会の開催・ワークショップ・情報提供を行っています。子どもを台所で育てたい、美味しい野菜を食べて病気にならない身体を作りたい方は是非ご連絡ください。
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mail:gifu-bentounohi@infoseek.jp
ブログhttp://d.hatena.ne.jp/gifu-bentounohi/





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