VOL.150 医食住 暮らし上手!住 半農半Xという生き方

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半農半X という生き方   塩見 直紀

01 半農半Xとは小さな農のある暮らしをして、残りの半分はX(エックス)~つまり好きな事(仕事、天職)をやろう、という事です。当然「X」にあたる部分は人それぞれ。農的生活をしながらNGOで活動する「半農半NGO」や、「半農半ライター」「半農半歌手」「半農半保育士」「半農半画家」でもいいし、「半農半翻訳者」でもいい、「半農半ヘルパー」でもOKです。農の部分は決して商売でなくていい。自分と自分の家族が食べられるだけの食があればそれでいい。本当に必要なものを満たす小さな暮らしをして、好きな事をして積極的に社会にかかわって行く、そんな生き方・考え方を意味しています。

「自給農」~自分たち家族(仲間)が食べられるだけの量で充分

01年間でいうと4月くらいから田んぼの準備に入り、5月下旬に田植え、6・7月は草取りにはげみ、9月初旬に刈入れ、天日干し、脱穀、冬はもちろんお休みですよ。つまり冬は X(エックス)の部分が多くなる訳です。 人生において「小さな農ははずせない、そしてやりたい事もある」という形を目指す訳です。2兎を追うものは…ということわざもありますが、2つあるからこそ見える世界もあると思うのです。

あなたのXはなんですか?

生活費を稼ぐだけの生き方ではなく、大好きなこと、大切だと思うことをしながらイキイキと暮らしたい、自分の得意なことを社会に役立てたい、天職を見つけたい、と願う人は多いでしょう。「自分の時間の半分を使って自分や家族の食べ物を作るための農業(自給農)をやり、残りの半分の時間で、自分がやりたいこと、やっていきたいと思っていることをやろう」という「半農半X」という生き方は、そうした人たちにとってひとつの大きなヒントになるでしょう。

生み出していく力

半農半Xとは、「農業」と自身の天職である「X」とを、両立させて生きる人たちのことを指す。塩見さんはこの講演中、「私たちはまるで、地球に生きる最後の人々のように生きている」と話していた。まさにその通りだ。あたかもあと数十年で地球が終わるかのように、資源を使い、大量に物を消費し、生きている。 しかしたとえば石油に変わる燃料として、自分で薪を切ってくべてみる。すると多大な労力と根気と時間が必要なことに気がつく。代替えするものを自分で生み出すことで、実際に当たり前として存在している者の「価値」を知る。有限の資源の中で、自然にできるだけ負荷をかけないように生きることの重要性を、身をもって感じるのではないか。 そして今回の金融危機、経済不況で明るみになったのは「生み出していく力」を身につけていく必要性ではないかと思う。それはやりたいことや出来ることを「生業」としていく実現力、創造的なアイデア、明確なビジョン、広くて深いネットワーク構築など、さまざまな能力だ。激変する社会の中で、いかに自分らしく、生きたいように生きるか。産みだし、想像していく力を育てていくことが、求められているのではないだろうか。新谷舞子(東海大学国際地域学研究家)

 

塩見直紀さん(しおみ なおき)プロフィール
1965年生まれ。大学卒業後、カタログ通販会社に入社、環境問題に関心を持つ。99年退社し、故郷綾部市にUターン。95年より、「半農半X」のコンセプトを提唱。自宅の田畑で米や野菜を育てながら、半農半Xデザインスクールやワークショップ、講演や著述の毎日を送る。またNPO法人「里山ねっと・あやべ」のスタッフとして都市と田舎の交流・田舎暮らし支援活動や綾部里山交流大学の企画運営を行なっている。

Column-3 空間をあそぶ  記事提供:Living Design

子どもたちと一緒に山や公園などへ出かけたときに、足元にコロコロと転がるどんぐりを見つけてしまうともう大変。子供たちは宝物を見つけたかのように目を輝かせてどんなに長い時間でもどんぐりを拾い続けます。いつの間にかポケットはどんぐりでいっぱい!ビニール袋にもパンパンになるまで拾い続けます。

自分たちにもそんな記憶はありますよね。あのツルンとしてちょっと冷たい肌ざわりや、降り積もった落ち葉を手で払ったときの土の匂いも、どんぐりを見ただけで頭の中に蘇ります。しかしあれほど拾ったたくさんのどんぐりたちはいったいどこへ消えていったのでしょうか? きっとこの季節どのご家庭にも、どんぐりたちが家のどこかに眠っているのではないでしょうか?(笑)今年はそのどんぐりたちを救ってあげましょう!ということで、今回はどんぐりからどんぐりの木を育てる方法をご紹介します。

・拾ってきたドングリは、バケツなどに水を入れて1日から2日水につけておく・水に浮くようなものは虫喰いが多いので、取り除く・沈んだドングリを庭先や植木鉢、プランター、水が抜ける木箱などに植える・どんぐりは尖ったほうから根を出すので横向きにして、上からどんぐりが隠れる程度に土をかぶせ、枯れ葉などをのせる・植えたあとは、土が乾かない程度に水をやる。やりすぎると腐ってしまうので土が乾かない頻度で、あげすぎないのがポイント。植木鉢や木箱に植えたものは、翌年の春(4月~5月)に芽がでて、葉っぱが2~4枚になってから移植ゴテなどで根を傷めないようにしてお庭へ植え替えて。
どんぐりといっても日本には20種類ぐらいのさまざまなどんぐりが自生しています。いろんな場所に子どもたちと出かけてさまざまな種類のどんぐりを拾って育ててみると、それぞれに葉の形や幹の様子なども違っていてより面白いかもしれません。

どんぐりはあんなに小さいのに芽を出して根を張り枝葉を伸ばして
大きな大きな木へと成長していきます。どんぐりの成長と子どもた
ちの成長を重ねあわせて、ゆっくり育てていくお庭造りというのも
とてもいいと思います。

 

リビングデザイン・本田 広
造園工事、外構工事、エクステリア工事の設計・施工
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