カタコトの部屋「ママが働くとき」

01

 

それぞれの仕事

  • Oさん:
    私は歯科衛生士の仕事をしています。以前は月曜から金曜までの仕事をしていたんですが、学校から帰る時間までに私が帰れないこともあって、子どもが不安定になってしまったんです。子どもが休みの日に自分が仕事に行くことは不安だったんですけど、子どもが、やっぱり平日にお帰りって言ってくれた方がいい、土日には仕事に行ってもいいよって言ってくれて、それで今は土日中心で、他にも学校が休みで職場が忙しい日は出て行く時もあります。
  • Mさん:
    私はずいぶん前ですが、上の子が6ヶ月の時に仕事を再開しました。家でできる仕事だったので、子どもが眠っている時にしたり、締切りが迫れば、友人に時間いくらでお礼してベビーシッターをしてもらったりしてこなしていました。
  • Sさん:
    私の今の仕事はおんぶひもや布ナプキン等をハンドメイドして販売したり、おんぶひもの講習も要望があればやっています。本当はお母さんをサポートするような仕事をして行きたいんだけど、なかなか難しい。やりたいこととやれることの間を埋めるのが今の仕事なんだけど、ここからどういうふうに踏み出そうかなって今模索中です。
  • Aさん:
    私は、週に1日カフェでランチを作って、月に3回くらい料理教室を開き、月に1,2回はイベントに出店。準備や何かでほとんど毎日動いています。この間年輩の男性に、週に一回ランチ作る、それは働いているうちに入らない、遊んでいるっていうんや、って言われたの。きっと企業戦士で一生懸命にガーッと働いてきたんだろうな、それを働くってこの人は言うんだろうなって思ったけど、ママがその通りにしたら家族は崩壊するよ。

「働く」「仕事」ってなに?

01Sさん: 私の中では今やっていることも、立派に仕事なんだけど、でもなかなか仕事と認めてもらえない。幼稚園でも趣味でハンドメイドやってるくらいにしか思われていないみたい。今、幼稚園で役員やっているんだけど、幼稚園のイベントと仕事が重なって、仕事の方は行かざるを得ないから行ったんだけれど、他の役員の人からはえ?!そっちに行くんだって言われて。なかなか理解してもらえないというのが…。自由がきく反面で仕方ないのかなぁ。

Aさん: 3年前、自分が勉強したいことの費用を稼ぎたくてフルに働いていた時があって、そのときは子どもたちの様子がおかしくなっちゃった。子どもたちが情緒不安定になったり、私が忙しいから食事もできあいのものが増えて、風邪引きやすくなったりアトピーが出たり。しまいには、私が仕事に行く時に限って熱が出るようになったり。夏休みは子どもを夏休み保育や学童に預けて仕事していたけど、その支払いで給料も消えて、その時になんのために働いているんだ?って思った。結局その仕事は半年でやめて、勉強も中途半端に終わってしまったの。社会と繋がっていたいという思いがあっても、それで子ども に毎日寂し思いをさせて、となると、自分自身の自己表現と母親としての責任というのがものすごくぐらついてくる。そのバランスをうまくとってやっていける仕事があるといいな、って思うな。

 

仕事と子ども

01Oさん 私、歯科衛生士という仕事がすごく好きで、月に何日かでも、自分が自分でいられる場所だと思えるんです。その日があるので、平日に主婦やお母さんとして頑張ろうかな、と思えます。でも、ちょっと後ろめたい気持ちもあるんですよ。自分はそうやって楽しい仕事をしているんだけど、子どもはいいよって言ってくれているけど、実際はどうなんだろうとか。

Mさん 私が印象に残っているのは、上の子が6年生の時に、イベントを主催して、帰りが12時過ぎちゃった。家に帰ったら上の子が起きて待っていて、うわ、何言われるんだろうと思ったら、「お母さんお疲れさま」って。その時、親が一生懸命やっていれば子どもはその背中を見てるんだって思ったの。だから、ぶれずに、お母さんは子育てが楽しい、働くことが楽しいって頑張ってやればいいと思う。絶対それは子どもに伝わると思う。子どもはちゃんと見てるもん。でも、子どもがいいよって言ってくれてるからと、あぐらをかいて外の仕事を増やすと、子どもが寂しい思いをするよね。

Oさん 何歳くらいまでそういう配慮が必要かしら。

Mさん 友人で、子どもが中学生になったら思春期でいろいろ心配だからと仕事を辞めた人いるよ。

Aさん へぇ?!逆に?

Oさん 中学生くらいになればいいと思っていたんだけど。

Mさん 中学生はさなぎの時代っていうからね。殻にこもちゃって中でウゴウゴ動いているから、ちょっとの変化でも親がまず感じていたいってその人は仕事を辞めたの。でも、人それぞれ。その人はそういうふうに思ったってことね。

Aさん 私、自分では憶えていないんだけど、中学生の時に、親が、そろそろ働きに行ってもいいかなぁって聞いたら、鍵っ子なんてやだ!高校生になったらいいよって言ったらしいの。だからその子どもの個性というのもあるよね。

今はお金じゃなくても…

Sさん 子どもが小さい時って、子どものことと家のことだけで終わっちゃう。楽しいけど、子どもは可愛いけど、それはそれでシンドイよね。なんかそこでちょっとね、社会に出られて、話しができて、ちょこっとそこで、金額じゃなくても役に立ったとか、感謝されたとかほしいよね。

Aさん 主婦の仕事って感謝されないからね。

Sさん そう!いくらやってもね。

Aさん ね!換算すると月給30万円以上の労働といわれてるのにね。なのに三食昼寝付きとかひどいこと言われちゃう。そりゃ昼寝することもあるけどさ(笑)。

Sさん 私は母や女性である事、小さい子がいることを言い訳にしないで、強みにしてしまえばいいんだって思うの。でも、そういう私もまだまだ修業途中なんだけど。

Mさん お給料もらうだけが仕事じゃなくて、家事も立派な仕事だよね。私は女の人はすごくオールマイティで、能力もあると思う。でも、家事って限りなくあるし、女の人でも家事が苦手な人もいるし、そこは個人差に注目して、その家によってルールを作ったりして、家族全員が幸せになれたらいいよね。

私にとって、働くとは?

  • 01自分自身が生きるために稼ぐ手段、自分を成長させる(この分野で成長したいと思う)手段、社会に属するものと してその社会に貢献する手段。
  • 「働く」とはどういうことかと聞かれて、私は最初に「お金を稼ぐ」と思いました。だけどいろいろと考えてみると「働く」ということはお金を稼ぐことだけではないことがわかりました。家で料理を作ったり、掃除をしたりしている人やボランティアをしている人は、決してお金をもらっているわけではないけど働いていると思いました。
  • 私にとって「働く」ということは、「生活をしていくために仕事をしてお金を稼ぐこと」。

ママたちが働く時って、理由やスタイル、職場や家庭環境と、一人ひとり違います。今回集まってくれたママたちも、状況が変わり、悩みも変わっていくかもしれません。結婚、妊娠出産、子育て、そして仕事をするとき、常に選択に迫られる女性ですが、それぞれのスタイルを認めながら、お互いに手を繋いで元気に生きたいですね。みなさまからのいろんなご意見もお聞かせください。お待ちしてます。





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