VOL.162 暮らし上手「食& 医」「冷えは万病のもと」

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冷えは万病のもと Part-2

02Vol.160で夏本番を控え、エアコンなどから体を守ろう!と「冷えは万病のもと」特集をしました。162号は「冬」を目前に、備えておきたい『冷え』対策です!

宇宙には完全なものはありません。すべてのものは助け合い、お互いに平等でなければなりません。平等であるためには、循環が大切です。ぐるぐる回るということです。

人間の体も同じです。血液が頭の方にだけいって、足のほうにはあまりいかないという偏りは、非常に困ります。血液はくまなく全身を回っていなくてはなりません。

東洋医学では血の巡りと同じように、気の巡りというのがあります。気もまた血の巡りと同じように偏りなく巡ることが大切です。
気には「陰の気」と「陽の気」があって、両方の気が体中を回っていなければならないのですが、滞ると病気になります。

この二つの気のうち、陰の気は上がり、陽の気は下がる性質を持っています。それが、ぐるぐる上がったり下がったりすることで、体は健康でいることができるのです。

冷えると気が体を巡らず、血行不良になる

陰の気と陽の気はもう一つの性質があります。陰の気は冷たいところが好きで、陽の気は暖かいところが好きなのです。そこで、足元が冷たくて頭のほうの上半身が暖かいと、陽の気は上から下へ降りられない。下へ降りると冷たいからです。

反対に陰の気は上が暑いので上がれないのです。上がらなくてはいけないのに、上がれない。下がらなくてはいけないのに下がれないということになり、巡りが滞って病気になるわけです。

こうして体の上下の温度差ができてしまった状態が「冷え」です。「冷え」れば当然血管が縮み、血管が縮めば血液の流れが悪くなって、血行不良が起こります。

動脈のほうから十分に血液がこないとなれば、内蔵の細胞や、手足の筋肉の細胞などに必要なだけの酸素や栄養が届かないので、老廃物や疲労物質は出ていくことができません。これが病気の元になるのです。

昔から言われている「頭寒足熱」が、気の巡りをよくするために重要なことはお分かりでしょう。

「冷え性」と「冷え症」って違うの!?

一般的に、寒がりや冷えやすい人のことを”冷え性”といい、 西洋医学的には、冷えは体質と捉えられ治療法はないとされています。そのため多くの人が「体質だから‥・」とあきらめてしまっているのです。

しかし、東洋医学的には冷えやすい、冷えていることを”体質”ではなく病気とし、 「冷え症」という名称を使います。「冷え症」の人は、寒さに対して敏感で、人一倍寒いと感じ、不快な症状を伴います。

一番の特徴は、体が一度冷えてしまうと、そのあと、なかなか温まらないことです。暖房や厚着したり、カイロなどで体を温めても一時的にはあったかくなっても、冷え性(症)を改善したことにはなりません。冷え症は、ありとあらゆる症状をひきおこす原因となります。

冷え性の症状は、手足の冷え、おなかの冷え、肩こり、腰痛、頭痛、便秘、肌荒れ、風邪、生理不順などなど実にさまざまです。「冷え症でない女性はいない!」といっても過言でない!ほど女性のほとんどは体の冷えがあります。

「私は足がほてるほどで冷え症ではない!」と自信を持って言う人がいらっしゃいますが、足元があたたかくても、それ以上に上半身が熱ければ、冷えの状態です。
体の奥に冷えがたまり、表面が熱くなっているのも冷えです。

暑がりの人、特に顔が赤くなって「のぼせ」の状態になっている人は、「冷えのぼせ」の状態にあり、相当冷えていると考えられます。
女性だけでなく男性の冷え症も。

冷えの代表的な症状はみなさんご存知の通り「手足の冷え」です。血液を全身に送り出す心臓から一番遠い手足が冷えるというのは冷え症の
初期症状です。

体には自然治癒力があり、常に正常に戻ろうとする力を秘めています。その自然治癒力を邪魔する要素=「冷え」なのです。

頭寒足熱&腹八分目

03健康のために‘‘頭寒足熱‘を意識した生活を目指すことが理想的なのですが、「頭寒足熱」(ずかんそくねつ)とは、そのまま考えると頭を寒くする、冷やすという意味だと思ってしまいます。

そうではなく、頭を温めてはいけないという意味です。そして足は温めるということは、足を温めると体全体の血流が良くなるということです。「足が第二の心臓」といわれていることは、これを考えると理解できるのではないでしょうか。

足を冷やすと血流が悪くなり、高血圧・心臓病・動脈硬化の原因となります。

腹八分目!食べ過ぎは万病のもと。
冷えにより消化器官の調子が狂うと食欲も狂いたくさん食べたくなります。1口の量を少なくして、30回程噛んでゆっくり食べてください。冷えとりができれば自然と食欲もおさまります。

【食べ過ぎないための心得】

  • 食事をつくる量をこれまでより2~3割減らす
  • 食べるときのひと口の量を少なくする。
  • 30回以上噛んでゆっくり食べる。
  • 口にものがなくなってから次のものを食べる。
  • 満腹感を覚えたら食べるのをやめる。

 

これらを習慣にすると、腹八分目でもおなかいっぱいと思え自然な満腹感が得られるそうです。

しかし、分かっていてもなかなか、すぐには改善できないと思います。冷えとりを続けるコツは、「無理なくできることから楽しんですること!」です。いつも心がけるだけで少しずつ変わってきますよ。

 

温める性質の食品(=陽性)

  • 水面下に生えるもの:海藻類(昆布・わかめ・海苔)
  • 地面の下に生えるもの:根菜類 (ごぼう・大根・ニンジン)。いも類
  • 豆類:小豆・エンドウ豆・その他大豆製品(豆腐など)
  • 干したもの:乾燥野菜・干し魚・干し肉・干しきのこ
  • 発酵食品:味噌・醤油・酢・納豆・ぬか漬け・チーズ・ヨーグルト
  • 塩を加えたもの:塩漬け・みそ漬けにした野菜・魚・肉類
  • 重石で圧力を加えたもの:漬物
  • 精白・精製していないもの:玄米・玄麦・栗・天然塩・天然はちみつ・黒砂糖

冷やす性質の食品(=陰性)

  • 人工的に精製したもの:白米・精製食品・白砂糖・マーガリン・人工甘味料
  • 地面の上に出ている植物:菜っ葉類・果物(特にトロピカルフルーツ)
  • 嗜好品:酒・香辛料・お菓子・乳製品・清涼飲料水
  • 熱を加えても冷やす性質のもの:牛乳、動物性脂肪(肉や魚はレモン汁を少々かけるとよい)

参考:ときめき暮らし研究所、病気にならない「冷え取り」健康法より

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