VOL.162 暮らし上手「食& 医」「そのお肌乾燥警報!?」

「そのお肌乾燥警報!?」

ƒvƒŠƒ“ƒg要チェック!お肌、02

冷たく乾いた外気や暖房による乾燥で、冬のお肌はどんどん水分が逃げていきます。
あなたの肌には、乾燥注意報が出ていませんか?

≪あなたの肌は大丈夫?乾燥度チェックシート≫

  • 洗顔後、肌がすぐにつっぱる感じがする
  • 肌につやがなく、くすみやすいような気がする
  • 肌をさわると頬のあたりにざらつき感がある
  • 以前からあったシミが濃くなってきたような気がする
  • 髪のパサツキが気になることがある
  • 長時間、エアコンの効いた環境で過ごすことが多い
  • 外出したり、室外でスポーツをすることが多い
  • 唇が乾いてカサカサしたり、皮がめくれることが多い
  • ファンデーションののりが悪い
  • 化粧水はコットンではなく手でつけている。

あなたの乾燥度は??(チェックシートの項目を累計)

・0~2個・・・乾燥予備軍

今のところ、お肌は比較的潤いが保たれている状態です。でも油断は禁物!冬の過酷な肌環境や加齢に負けないよう、今のうちからきちんと保湿ケアをして、みずみずしい肌を保ちましょう。

・3~5個・・・乾燥注意報

お肌かかなり乾燥している状態です。このまま放っておくと、冬の間にお肌はますます乾いて、うるおいが枯れてしまう危険が。普段のスキンケアを見直して、お肌に水分を補給しましょう。

・6個以上・・・乾燥警報

お肌の潤いは危機的状態!極度の乾燥でお肌が悲鳴を上げています。毎日の保湿ケアにもっと時間をかけて、じっくりとていねいな保湿を心がけましょう。

03

 

寒くて空気が乾燥する季節は、お肌の乾燥が気になりますよね。加えてオフィスの暖房の風にさらされて、気がつくと目はショボショボ、お肌はカサカサ状態に。この時期は、いつも以上にていねいな保湿ケアが重要になります。

 

 

 

冬こそ水洗顔が大事

角質層をおおって肌の水分を閉じ込める働きをしているのが皮脂膜。皮脂は、もっとも自分にあった保湿成分で、皮膚を守る力はどんな高級な化粧品にもかないません。

冬場は肌の血行や新陳代謝が悪いので、皮膚の天然クリームである皮脂の分泌がいつにもまして減っています。そんな大切な皮脂膜を、お湯で洗い流すといったダメージ洗顔法で落とさないように注意をしてください。

冬はついお湯で洗顔しがちですが、お湯は皮脂や角質細胞間脂質を流してしまう働きがあります。加えて、洗顔料を使って何度も洗顔していれば「守りの皮脂」が落ちて、乾燥肌がどんどん進んでしまいます。

洗顔料を使うなら1日1回程度、朝の洗顔は素洗いで十分です。
そして肌本来のうるおいを保つために、寒い冬こそ水洗顔をしてください。

体の内側からも水分補給

冬は、肌の乾燥にともなって、顔のたるみも目立ってきます。
外側からの保湿ケアも大事ですが、まずは体内にきちんと水分を取りこんで、細胞内に水を戻さないとダメ。そのためには、水分補給がとても大事です。

細胞組織にすばやく水分を補給するなら、スポーツ飲料が適しています。ただし、スポーツ飲料は糖分が高いので飲みすぎに注意を。カロリーをチェックしながら飲むとよいでしょう。そのほか白湯や麦茶などもおすすめです。

コーヒーや紅茶、緑茶などカフェインを含む飲み物は、利尿作用が強いために飲んだ分以上に体から水分が出て行ってしまうので、水分補給には適していません。

なお、「水分をたくさんとると、むくむ」というのは誤解です。
むくみの原因は、冷え、運動不足、水分不足による脱水状態により起こります。 正しい水分補給を心がけて、体の内側からもうるおいを保ちましょう。

保湿が大事なことはよ~くわかりました。では、保湿にはどんな方法があるのでしょうか?

「保湿」とは、たくさんの水分を肌に与え、それを油分で維持することです。

赤ちゃんの体は80%が水分です。これは、生きるのに必要なのはもちろん、これから細胞が成長するために必要だからです。ところが成人して年を重ねるとドンドン体内の水分は少なくなっていきます。

水分が少なくなる原因はいくつかあります。
そのひとつ、体が水分をためるためにヒアルロン酸というものがあるのですが、これが減っていきます。
20歳を100%とすると、30歳で65%、50歳になるとわずか45%になります。そのため、乾燥化が進み肌が本来持っている新陳代謝や回復力、バリア機能が衰え、しみやしわが出来るのです。

ですから、肌に水分を補給することで、肌の回復機能を復活させ健康な状態に戻すのが大事です。よく「風邪は万病のもと」と言いますが、同じように「乾燥は、肌トラブルのもと」です。

効果的な保湿とは?

保湿とは、『適切な水分が良質な油分によって蒸発を防ぎ、肌に保持されている状態』です。保湿にはホホバオイルや椿オイルがおすすめ。しかし今回は「食べ物」で保湿を考えてみます。

乾燥肌に効果のある食べ物を紹介します。

まず緑黄色野菜です。ビタミンAが多く含まれており新陳代謝を促す働きがあります。不足してしまうと皮膚表面がダメージを受けやすくなり肌がカサカサになってしまいます。

04 潤いは内側からも!

次に角質層にある脂質・セラミドです。肌の水分を保持するための働きがありセラミドが不足すると水分が蒸発してしまいます。
セラミドを多く含む食品として大豆、ヨーグルト、ほうれん草など。特に30代後半から減少してきますので注意しましょう。

次にたんぱく質。基本的に皮膚の角質細胞はたんぱく質で出来ているため肌のバリア機能を維持するためには良質なたんぱく質が必要となってきます。ですが、肉類の取りすぎは要注意。
なぜなら血中コレステロールを高めてしまう飽和脂肪酸というものが多く含まれているからです。 たんぱく質を多く含む魚類、卵、大豆、食品肉類、牛乳などです。

また果物やナッツ類も効果的です。ナッツ類はビタミンBとビタミンEが豊富に含まれています。果物も水分が多く含まれており栄養抜群なので積極的に食べていきましょう。

このようにいくつか紹介しましたが、肌の角質層から水分の蒸発を防いで肌を潤す栄養を食べ物でも取っていこうという事です。

バランスのいい食生活を心がけ、セラミドやビタミンA、ここで紹介したものを日常的に摂ってお肌を乾燥から守りましょう。

(スキンケア情報サイトより)

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