vol.218 ぎむきょーるーむ アーシング

土いじりで子どもの五感が発達!
いま注目のアーシング

アーシングとは、靴やソックスを脱いで、裸足や素肌で大地と直接つながること。私たちの祖先はアーシングをしながら生きてきました。体をアースすることで身体電気を地面に逃し、体の電気のバランスを保ちます。

電気の生活をするところには、必ず電磁波が発生します。家庭内では特に気をつけたいのは、スマートフォン、携帯電話、電子レンジ、IHヒーターです。

帯電したら、放電しよう!
足元の地面に、自然の宿すエネルギーの源があります。木々が大地に根ざしているように、人間にとっても地面に触れることは、太陽の光、空気、 水、食物と同じくらい本質的なもの。無理なく「自然」を自分の生活に、そして人生に取り入れるよう心がけてみよう。
最近は、スマフォが日常に溶け込んで子どもにも随分浸透しています。太陽の下で公園で遊んでいるのに、滑り台の上で、ベンチで、皆それぞれに携帯を持って俯いています。中には隣にいる子とラインでやりとりしてる子も…そんな子どもたちにはぜひ「デジタルデトックス」をするように誘いたいものです。方法は簡単。素足になって、砂の上や芝生、なければ地面でいいのでそこに立ち、大地と直接つながります。
これはアーシング(Earthing 地面とつながること)といって、電化製品をアースすると同じ原理。体をアースする事で、身体電気を地面に逃し体の電気のバランスを保ちます。足の裏だけではなく、手のひらや体の一部が地面に接触するだけでもアースパワーを受け取ることができます。特に導電物質(電気を通す)である海水に浸ることで、最も効率的なアーシングを行うことができます。波打ち際を裸足で歩いたり、海水浴を楽しむことは、最高のアーシング手段ともいえます。水は伝導性が高いので、海でなくても川や湖に手足を浸すだけで確実にアーシングができます。
素手で行う庭の手入れや土いじりでもアーシングが出来ます。軍手をせずに素手で土に触れてみて。伝導性の高い泥に直接触れる田植や田んぼの手入れは、超お勧めのアーシング方法です。
極端な話、親指と人差し指で生えている木の葉をつかんだだけでもアーシング効果はあると言われています。木にふれたり、茎をもって花の匂いを嗅いだり、外に出た際に積極的に自然に触れてみましょう。

現代の私たちは、電化製品、TV、パソコン、携帯電話など、電磁波の中で生活し、知らず知らずのうちに帯電しています。ドアノブを掴んだ瞬間にビリビリッ!となって驚かされることがありますが、これが帯電している証拠です。着衣が擦れ合って発生する静電気を逃がすこともできず、増え続ける電気製品や電線から発生する電磁波(人工的な電磁波)を浴びて過ごす時間が多くなりました。
人の身体は、元々電気を通すようにできています。体が水分で出来ているので、雷の電気も簡単に流れます。体内の電気も地面に触れることによって、地面に流れます。アーシングは、とても簡単で自然な健康法です。

帯電したら、放電しよう!
帯電した血管のなかでは、赤血球が数珠状につながったり、だまになったりして、いわゆるどろどろ状態なんだそうです。これが、アーシング10分すると、数珠状になっていた赤血球が離れて、さらさらに流れ始めるんだそうですよ。

今すぐ試してみて! 静電気予防のヒント

不快な「バチッ」という静電気を発生させないためには、放電することが重要。ドアノブなどの金属製のものに触れる前に、コンクリートの壁や木製の家具などに触れ、体にたまっている電気をゆっくり逃がしましょう。
他にも、革製の財布や綿の手袋を手に持ってドアノブなどに触れるのもOK。また、花壇の手入れなど土いじりをすることも効果的です。
また、セルフ式のガソリンスタンドでは静電気除去シートが設けられています。これは静電気が着火源となって火災が起きるのを避けるためで、体にたまった静電気を逃がすことができるようになっています。給油の際にはノズルを持つ前に、まず静電気除去シートに触れるようにしましょう。

保湿で撃退!静電気を予防する5つの方法

● ハンドクリームをこまめに塗る● 洗いすぎに注意● 熱いお風呂は厳禁● 水分を摂取する● 部屋を適度に加湿する

それともう一つ!洋服の組み合わせに気をつけること。
性質の近い素材を組み合わせて選びましょう。できるだけ天然繊維の衣服を身に着けるよう心がける。

 

COLUMN

昔の人々は、土が好きだ。母なる大地のパワーに触れるため、地面に彼らは座った。大地に触れることは皮膚にも良いので、老人たちはモカシシを脱いで神聖な地球の上を裸足で歩いた。土は気分をリフレッシュさせてくれた。身体を強くしてくれた。浄化して癒してくれた」

アメリカ先住民のラコタ・スー族の首長、執筆家、教育家として知られるルーサー・スタンディング・ベアの言葉です。