1. 太陽光を浴びられるから!
太陽光は子どもの健康的な成長を促す上でとても重要です。人の体は太陽光、その中でも特に紫外線を浴びることによって、体内のビタミンDの生成がされます。このビタミンD、私たちが健康的な生活をする上でびっくりする程沢山の手助けをしてくれてます。骨の成長、免疫力の向上、感情のコントロール、しっかりとした睡眠… 子どもたちは風邪をひきにくくなり、肺などの臓器も強化され、体力がぐーんとアップ!
2.遊びの中で工夫が生まれる
子どもたちは大人の制限のない「外遊び」という小さな社会の中で、自分たちの遊びを作ったり、問題を解決したりして行くプロセスの中で管理能力を身に付けることが出来ます!これらのスキルは元から子どもたちが持っているものではなく、経験や練習を積むことで徐々に発達していくものなのです。
3.学ぶきっかけがいっぱい
例えば、「木を登る」という行為をとって見てください。木を掴んだ時の感触や、落ちた時の痛さ、登って行った時にだけ見える最高の景色、そしてそこで出会う今まで見たことのない虫たち…「危ないからダメ」の一言は、子どもたちがこれら全てのことを学ぶチャンスを奪ってしまうのです。
4.協調・共同性が身につく
外遊びの大きな魅力の一つは大人数で遊ぶこと。鬼ごっこやかくれんぼ、缶蹴りや陣地取り….子どもたちは友達とこのような外遊びをすることを通して “ルール” の概念を学んでいきます。人の意見を聴く力、自分の意見を口にする力…沢山のことを教えてくれる場でもあります!
5. 想像力・発想力が豊かになる
外の自然の中には五感で感じられる不思議なものがたーくさん。子どもにとっては様々な想像を掻き立てるワクワクする出会いとの連続です!これらの自然との出会いから、子どもたちは自分の道具を作ったり、ごっこ遊びをしたり、壮大なお話を考えついたりします。昔から愛されている小説「赤毛のアン」の主人公であるアンも、雄大な自然に囲まれて想像の翼を広げていきましたよね!
外遊びは室内にいるだけでは活性化されない脳の一部を刺激し、子どもたちの想像力や発想力を豊かにしていってくれるのです。
6.自然への興味が生まれる
雪の上を歩くとどのような感触がしてどのような音がするのか?植物はどうやって成長するのか?土を触るとなんで暖かいのか?どうやってちょうちょうは飛び方を覚えるのか?外で遊んで、自然に触れていると、子どもたちには様々な疑問が浮かんできます。そして自然の世界は、子どもたちがその動きや変換を観察することでしっかりと疑問に答えてくれます。
7.開放感から集中力が高まる
外遊びは子どもの集中力を高める効果があることでも知られています。自然は子どもたちが自然の時間の流れに沿って物事を観察するスペースを与えてくれるため、子どもたちは自分たちが疑問に思ったことに真っ直ぐに集中する事ができます。外の自然環境は子どもたちの日頃の生活からの逃避場所としての役目を果たすことによって、彼らのストレス軽減に大きく役立っているんだとか。
こんなにメリットが一杯だなんて、やっぱり自然は偉大ですね!
8. 自分自身への理解が深まる
ブランコをどれくらい高く漕げるか。どれくらいの高さまで木を登れるか。砂の上で転げ回るのはどんな感触なのか。このような体験を通して、子どもたちは自分の限界を試していくことで、自らの身体的・精神的な能力を認知できるようになります。自分の身体の限界は試してみないと分からないし、何かが出来た時・出来なかった時の悔しさや喜びや痛みの感情は経験してみないと子どもたちは学べません。
9. エネルギーの発散に役立つ
アメリカの教育現場では、子どもたちは体を動かさない勉強などのアクティビティに長時間専念していると、身体の中に発散しなければならないエネルギーが溜まっていくという考え方がよくされているようです。このように子どもたちの身体の中に蓄積されたエネルギーは外遊びを通して健康的に放出出来るんです。例えて言うならば、机に向かって使い切っちゃった電池を、外で遊ぶことでリチャージするというイメージ!外で十分遊んで身体の充電を終えた子どもたちは、また勉強などに集中して取り組む準備が出来ます。
10. 夜、ぐっすりと眠れる
外遊びはそんなお子さんたちの規則正しい睡眠を促すのにも一役買ってくれるんです!
これは、外遊びをすることによって生成が促されるメラトニンというホルモンに深く関係しています。人の身体は、日中に日の光を浴びると夜中にメラトニンが作られるようになっており、それが分泌されることによって眠気が誘発されます。このメラトニンは自律神経を整える役割も果たしてくれており、しっかりとした生活リズムを刻む上で大変重要な役割を果たしてくれるんです!
piyground hope より