vol.215 人生これから ここが知りたい認知症のこと&藍染め体験会

家族が気づく初期症状
・ 同じことを何回も行ったり聞いたりする
・ 料理など家事の手順がわからなくなる
・ 料理の途中で別の事が気になり今やって  いることを忘れる
・ 時間、日時、場所がわからなくなる
・ 物の名前が出てこない
・ 薬の管理ができなくなる
・ 物事の関心や興味がなくなる
・ 水道やガス戦の閉め忘れが多くなる
・ テレビや新聞などの内容が理解できない
発病の要因(喪失体験が誘因になる)
・ 子どもの独立
・ 退職した
・ 配偶者や知人が死亡して寂しい
・ 嫌な事があった
・ あてにされなくなった
・ 寂しくて頭を使わなくなった
        当日の資料より

参加者の感想

・明日は我が身?みじかな人が心配、夫が認知になったら…「備えあれば憂なし」の気構えで参加しました。
・本を買って勉強したんだけど内容はハード面(お金の問題とか、後見人制度とか)今日は実例をたくさん聞く事ができてとても参考になりました。
・ 義母を施設に入れたくなくて私がみています。「財布を盗られた!」と何度警察を呼びつけたことか。犯人は息子(私の夫)と決めつけるんですね。でも、私の友人たちが「あなたはすごいよ、よくやってる」「あなたの心意気に感激」とか褒めてくれるので、続いているかな。
・ 知人のご夫妻について。奥様が認知症になり、ご主人が介護をされていますが、共倒れにならないか心配。デイサービスなどを利用されたら?と提案しても「今まで本当によくやってくれたから俺がみる」ときっぱり。でも、疲弊しているのは明らかで…。今日はみなさんにいろんなご意見をいただき参考になりました。
・食べ物がとっても大事だということを再認識しています。直接の要因ではなくても、できるだけ薬に頼らない生活をするにはやはり食べ物から。魚や野菜、大豆製品、海藻などを使う和食(いわゆる伝統食)がいいと思う。

最後に認知症予防ゲームをやってみました。
右手と左手は一つづつずらしてカウント。


 藍染めの体験会は、初めての人ばかり。説明書を読みながら、あーでもない、こーでもないとなんとか原液を作る。ぶくぶくしてくるはずだよね、と待つ間に、模様作り。絞ったり、板を挟んだり、輪ゴムや糸でおしゃべりしながら絞り染めに。模様は乾いてから解きほぐす。だんだんわかってくると、いろんなアイデアが出始める。
右下の写真は畳一枚ぶんはある布。テーブルクロスにどお?色といい模様といいなかなかグッド!模様をイメージしてたわけではないけど、偶然の模様が面白い!そして色もちょうどいい。原液が元気なうちは色濃く染まり、Tシャツ15枚、という能書きを無視して、あれもこれも染めたくなって、シーツを染めてみた。原液のキャパオーバーになるとだんだん薄くなっていく。それもまた良し。手袋してたけど、みんなの手は真っ青に!

 





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創刊:1987年
発行日:偶数月の第4月曜日
発行部数:22,000部

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