言葉貯金
30年前の大学4年生のころから、本で読んだ良い言葉、影響を受けた言葉をメモしてきました。「言葉貯金」と名づけています。あらためて、その言葉の数々である「言葉貯金」がいまの自分を支え、エッセイや企画書などを書くときも、とても役立っていることを実感。隣町にできた福知山公立大学の授業でも冒頭、テーマに沿った言葉を10ほど紹介しながら、学生に感想や意見を述べてもらったり、書いてもらったりする試みをしていますし、学生にことば貯金をすすめています。インターネット時代はますます言葉の力が重要になると思います。
最近では書き留めてきた言葉を独占せず、みんなにも活かしていただきたく、公開。すると、またしあわせがやってくることを実感しています。放てば満てり、ですね。
半介護半Xと 半X半IT
昨年3月、「おいおい老い展」という5日間連続のイベントを東京でおこなうので、トークショーに出演してほしいと連絡がありました。テーマはなんと「半介護半X」です。天職である介護の仕事もバリバリやります。そして、大好きなことや特技、ライフワーク(X)もがんばりたいという人が全国にいるとのことでした。東京の新聞記者さんから「可能性を感じるので記事にしたい」と電話取材がありました。一人多役の時代なのですね。
半農半Xからヒントを得た東京のIT起業家が「半X半IT」な人材を募集したら、今まで求人に苦労していたけど、いい人が集まるようになって、本社を故郷の徳島県美波町に移したそうです。半X半ITは映画化され、「波乗りオフィスへようこそ」という題で昨春から全国で上映が始まりました。いつか岐阜でも上映されたらいいですね。半農半Xの誕生から四半世紀。令和の時代にも半農半Xの考え方が役立つとうれしいです。