vol.187 未来に続く暮しの学び vol.29

方向性の確認

山あり谷ありのPARADISE ONE での生活。数か月前から市役所と書類のやりとりでかなり繁雑な作業が続いています。何をするにも、申請、許可、申告書、企画書。もちろんルールに従ってやっていくことは、必要なこと。しかし、あまりの煩雑さに、自分たちのやりたいこと、共有したいこと<持続可能な暮らしプロジェクト>はここではできないのかと、あきらめかけていました。ただただ、書類の申請に振り回されている時間が長すぎて、自分たちのしたいことは許可が下りないのかもしれないと、不安になったり、どうしたらいいのか、悶々とした日々を過ごしていていたからです。
でも、これはきっと、自分たちのやり方を変える必要があるのではないかと頭を切り替えることにしました。不平不満を言葉にしても、何もプラスにはならない。誰もハッピーになれない。だとしたら、これはなにかの示唆・・・と考えや思いをチェンジしたのです。
市役所から言われることは、ルールに他ならない。どうしたらルールに基づき問題と思われる部分を解決できるか。ここの運営面でなにを変えるべきなのか、経済面も含めて立て直しを必要とされていたのかなと思います。同時に、自分たちが本当にやりたいこと、作りあげたいことは何なのかを、問いただすいい機会となりました。
メンテナンスなど経済的負担をビジネス意識を持ってまかなわなければという焦りに似た気持ち・・・集客して稼がなければという思いに駆られてスタッフ間もぎくしゃくしてきたのも事実です。しかし、自分たちの最初の熱い思いを忘れかけていたことに気づく機会にもなりました。自分たちが求める方向性に、常にポジティブに歩いていけるか。それを問われたようにも感じます。

持続可能な暮らしが私たちのテーマ、そしてその方法を模索していくこと。畑と食卓がリンクすること。生活をクリエイトし楽しむこと。それらを、かかわってくれる人たちと、どのように共有したらいいか。また、運営者として、どう発信したらいいか。基本に立ち返ることが出来たのは、市役所との折衝、書類の煩雑さというハードルの高さでした。ハードルは自分たちが作っていたのだとさえ思えるようになりました。
真に法をもって自分自身を正す。自分自身の生きようとする力を信じることが大事だと思いました。
まだ、課題は残っていますが、日々のここでの生活を感謝しつつ、リサーチを重ね企画を練って続けていこうと思います。 YAO





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