vol.178 アウトドア特集


焚き火の魅力
焚き火には不思議な力があります。火を見つめていると心が落ち着きます。童心に戻った気持ちになります。いつもだったら自分を良くみせようと力んだり意識したりする。肩に力が入った感覚が次第に和らいでいきます。話したくなければ話さなくたって大丈夫。焚き火を見つめていたらいい。それを許してくれる空気感。自然なながれで「安全、安心な場」ができていきます。焚き火を囲んだ人同士は初対面でも距離感がなくなり、知らない間に仲良しになります。
綺麗な芝や草地のキャンプサイトが、直火禁止なのは当たり前。禁止される理由として、地中の微生物を殺してしまうからということがあちこちで囁かれています。
確かに、自然への影響を考えれば、直火は影響が無いとは言えないでしょう。しかし、これも反論があって、
・焚き火をした痕の地面から、数ヵ月後には植物が立派に生えた。
・焼き畑農業はどうなるんだ!?むしろ作物を育てるのに有効な方法として、昔からあるじゃないか!!
・微生物と自然の回復力を考えたら、影響は無いはず。
なんて意見も聞こえてきます。
実際、数十年前から直火禁止のキャンプ場が多い海外では、その理由として、微生物の問題ではなく、キャンプ場には痕跡を残さず、感謝のみ残す。というモラルがキャンパーに存在しているからのようです。アウトドアアクティビティの先進国ならではですね。アウトドア総合研究所より


COLUMN
脳にも効く!焚き火
焚き火は注意力や現場対応力など、大げさではなく「生きる力」を身につけるのに最適。
「自然の中で過ごすキャンプは子供にさまざまなことを教えてくれ、日常では巡り合えない多くの体験をさせてくれます。たとえば、昆虫はどんなところ に棲んでいるか。木登りに適しているのはどんな木か。効率よく魚を捕まえるには、どうやって川の流れをせき止めればいいか。どんな木を集めればいい焚き火 ができるか(略)自然はどんな図鑑よりも多くのことを教えてくれます」 「遊びながら発想力アップ!アウトドア術」より

 

ちょっと大人なトルティーヤ
ガスとフライパン持参で、ワインにも相性ぴったり!
トルティーヤを作ってみよう。
★材料(2人分・6枚)
・薄力粉(60g)→大7.5杯・強力粉(60g)→大7.5杯
・オリーブオイル(大さじ2)・砂糖(小さじ1)
・塩(2つまみ)・水(200cc)
★作り方
①上の材料が全て入る容器に素材全てを入れます。
※我が家ではクッカーに水から入れます。内側に目盛り付きなので、水の計量も計量カップ無しでできちゃいます。
②ダマが無くなるまでひたすらかき混ぜる。
③クレープ作りの要領でフライパンに適量を入れて伸ばし、表面にこんがりと焼き色が付くまで両面焼く。
こちらでトルティーヤの生地が完成です。食感はクレープとホットケーキの中間といったところです。簡単に作れますし、しっとりとしていてかなり美味ですよ~!
この生地に、レタスやウィンナーなどお好きなものを巻いて完成です。

【トマトとひき肉のペースト】
★材料
・トマトペースト(150g)・ひき肉(100g)
・タマネギ(1/2個)・塩コショウ(適量)・オリーブオイル(適量)
★作り方
オリーブオイルでひき肉・タマネギを炒め、火が通ったらトマトペーストを投入しひと煮立ちさせる。塩コショウで味を整えて、粗熱を取り完成。簡単にササッと作れます。人数が多くても、材料の液を多く作っておけば生地を大量生産できるので大人数のキャンプやパーティーなどでもオススメのレシピです。トルティーヤにお好きな食材を巻いて!

 

一斗缶でピザ

小麦粉に重曹を使って生地から作る!焼きたてはやっぱりおいしいよ!!生地を作るのめんどくさ〜い、という方には市販の餃子の皮でミニピザはいかが?トッピングが楽しくて、子どもたちとアイデアを出し合って、いろんなテイストを楽しめます(^o^)。