女性が変われば街が変わる!そう信じて、お母さんを中心に「つくる・みらいの会」が発足しました。
政治に関心を持たなかった世代が、とある市政報告会に出席したことをきっかけに、山中氏と出会い、「市民の役割と責任」に気づいた。愚痴や不満を言うだけではいけない。関心を持とう!それをみんなに伝えたい!対話をしたい!いろんな意見がであって、新しい価値観が生まれる。そんな対話集会の第2弾です。
主催:つくる・みらいの会
市民参加型のワークショップ
最初は寸劇「ある日の各務山市議会」。
各務原市議会を初めて傍聴した「つくる・みらいの会」会員。その時に感じた議会の様子をパロディ寸劇にした。「実際に市議会ではどんな討論が行なわれているのか、ぜひ、自分の目で見てほしいです」と代表の古川さん。
続いて前松坂市長 山中光茂氏の基調講演「市民の役割と責任について」
まちづくりとは、市長や行政に任せきりにすることではなく、市民の一人ひとりが市政に関心を持つことから始まります。誰が市長になっても、市民同士で、市民と行政で、対話を重ねていくことが大事。当たり前の幸せや普通の行政って、なくしてしまって初めて気がつくことが多いんです。
各務原市の未来を思い、今日、500円払ってまでもここに150人もの人が集まった。これは各務原市の大きな進歩だし、こういう集まりはこの街の宝だと思います。この輪をどんどん拡げて、みんなでまちづくりを考えて対話をしていきましょう。
と、自らの経験を交えて力強く語りました。
次にグループ討議
参加者は15のグループに分かれ、各務原市の現状に感じていること、住み良い街づくりのために、自分にはどういうことができるのか、などを話し合いました。
・ 航空自衛隊の基地が存在することに誰も何も言わない、でも、自分は防音してある家に住むなんて不自然なことだと思う。これからも声をあげていきます。
・ 長年各務原市に住んでいるが、こういう集会は初めて。これからもどんどん会を開いてほしい。
・ 何も困ってないし、毎日楽しく暮らしている。今回、新聞記事を見て、「各務原市に縁のない山中さんを市長にという声が出るのはなぜなんだろう」と思って参加した。
・ 学童の民営化、障がい者利用施設の廃止、稲田園の廃止…いろんことが、知らないうちに決定されていく。私たちは当事者なのに、突然聞かされてびっくり。でもみんな決定したことはしょうがないよね、という感じ。
・ 自分がもっと勉強していく必要性を感じています。そうでないと、仲間を増やしたくても人に何も説明できない。
・つくる・みらいの会のリーフレットに『議会ウォッチングツアー」がありました。そんなこと考えてもみなかったけど、山中さんの「市民の役割と責任」のはなしを聞いて、1回みんなで行こうと思いました。
・市庁舎のことも、決まってから知った。決まる前に知るにはどうしらたいいんだろう?
・情報は自ら求めていくべき。市は広報に書いてあるというだけ。
多様な意見交換ができ、有意義な集会となりました。