VOL.152 カタコトのへや 自然派ままたちの座談会

01

座談会 出席者

Oさん 小2、2才男子
Aさん 中2、小5、小2、3ヶ月の男子
Tさん  小4、小1、2才の男子
Mさん 小2男子、年少・女子、7ヶ月の男子
Kさん 年少・男子、2才・女子

風邪をひかないように工夫していることは?

<Aさん> 普段の食事ですね。基本はご飯とみそ汁と漬け物。後は目を配ること。私が外ばっかり向いている時はよく風邪ひいてました。食事がおろそかになるんですね。で、心が風邪を引くみたいで、そこから風邪を持ってくるみたいでした。私の整体の先生は、頭が一番大事だから、1 日100回くらい頭を なでろって。自律神経が整って免疫力もアップするって言われました。なので和食をしっかり食べさせることと、よく頭をなでる、というのを大事にしてます。
<Kさん> 私は夕方以降は冷たいものは飲ませないようにしています。夜寝ているときに咳がすごく出るって聞いて。食事は、うちは大根、生姜を冬の間はしょっちゅう食べさせてます。細かくした方が体内に取り入れやすいって聞いたので、大根と生姜をすりおろしたおかゆを作ったり。それと、なるべく玄米を食べるようにしています。後は、寒いからって家にこもることがないように、なるべく外で遊ばせるようにしています。
01<Mさん> 私は、食事はできるだけ和食、それくらいです。後は、お兄ちゃんがすぐにゲームとかで部屋にこもりがちなので、晴れたら、強制的に「ハイ外!」って外で遊ばせます。この子も突発診した後でも、普通に戻ったらもう、私も一緒に気晴らしに買い物に行ったりとか、あまり守り過ぎず、という感じですね。

<Tさん> 食事にすごく気をつけています。でも、ジャンクフードを食べていても元気な子もいるし、インフルエンザが流行っても全員がかかるわけじゃないから、何が違うんだろう、免疫力かなあって思ってるんです。だから、塩麹をとにかく料理に混ぜて使ったりとか、あと、朝には必ずフルーツを採るようにしています。
<Aさん> 食事も大事だし、お母さんがあなたのことを見ているよ、というサインも大事かな。
<Oさん> この間面白い話しを聞きました。くしゃみって本当は菌とかを出すから、200回くらいすると風邪を引かないって。その話をしてくれた人は、くしゃみが3回くらい出たときに「ああ、これは私の体の中の悪いものを出してくれてるんだね、ありがとう」って思ったらくしゃみが、本当に200回とか300回くらいどんどん出て、そしたら体がすっきりしたって。
<Tさん> なんか、横隔膜おかしくならないですか、それ。(一同笑)

風邪をひいてしまったときは?

<Oさん> 風邪ってそれ自体は悪い事じゃない。ただ症状がおきてると辛いから、体が元気にもどる手助けはします。薬はほとんど飲ませたことがないです。自然育児に興味をもちだしてから、考え方が変わりました。
<Aさん> うちも薬はめったに飲ませなくて、風邪の進行を早く経過できる部分を触ってあげるとか。湯たんぽを持たせてがっと熱を上げて、脱水症状にならないようにお水を飲ませて、後は寝かせています。

<Kさん> 私は各務原市に越して来るまでは普通にお薬飲ませてました。ただ通っていたお医者さんが最初に「座薬は最終手段だから使わないようにしてください」って。あと、漢方の先生のお話を聞く機会があって、熱は自分の体でやっつけて抗体をつくっているから、それを無理矢理下げると、自分に力がつかないそうです。心配だからってお薬を飲ませること自体が、子どもの力にならない。自分の力で治せる力が人間にはあるっていう話しを聞いて、そこでスパッとお薬はやめようと思いました。
<Mさん> 薬は症状には効きますが、副作用の怖さがある。自分の中に”自然に勝とうと思うな”という考えがあって、抗生物質で効いても、さらにそれに勝つものが自然から出てくるので、もっと強い薬を、となるので、それは納得がいかないんです。だから子どもが風邪を引いたらすぐに薬をではなくて、熱が出てることにも意味があるから、本人の体に任せたいんです。
<Oさん> 機嫌が良ければ大丈夫っていうのは基本ですよね。薬を飲ませちゃうと判断ができなくなっちゃうので逆に怖い。薬を飲まずにいるときは、熱が40度とか出ていても、殺菌するんだな、って思えるけど、薬で下げちゃうとバランスが崩れちゃうから…。

具体的にはどんなことをしますか?

01<Oさん> 風邪を引いた時は食事の量を減らして、りんごのすりおろしだけにして、ちょっと様子を見ます。以外と子どもって自分で治っていきますよ。
<Aさん> キャベツの葉を頭に乗せて熱をとったりとか。
<Kさん> そうそう、熱をとってくれるんですよね。キャベツの外側の葉を3枚くらいカパって帽子みたいにかぶせるの。うちは嫌がるから寝ているときにやるんだけど。
<Aさん> 熱でぐったりしているときはやるけど、ちょっと元気になったらペッてはがしちゃう。
<Mさん> 熱が高い時はあまり着せないように、熱が出やすいようにしたり、熱が下がったなと思ったら、今度は寒気が出てくるので一枚着せたり。前の病院の先生に、熱を1度下げてあげたいんだったら、ぬるま湯で暖めたタオルで体をサーっと拭いてあげると熱が1度逃げるって言われました。
<Tさん> 私は足湯をします。熱めの43度くらいのお湯に両足4分。出てから足の白い方があると、その足をもう1分半。そうすると熱がバーッと上がるんです。私も熱が出た時にやったらすごい気持ちがよかったんです。子どもたちも足湯したいって言うし、早く熱が下がる気がします。
<Aさん> 椎茸スープもいいですよ。干し椎茸を3枚か4枚を3カップのお湯でコトコト煮て、半分くらい煮詰めて、美味しいなと思うくらいのお醤油を入れます。子どもも美味しいって飲みます。椎茸ってすごく陰性で、ゆるめる力があるので、熱がガーッと出ます。
<Oさん> 自分が薬を飲んで育ったので、子どもに対して飲ませないということに自信がなかったんですね。周りからも病院に行かず、薬も飲ませないで大丈夫かってすごく言われたので、葛藤があったんです。でも、長い目で見たときに免疫力を高めたり自分で治す力をためておく方がいいかな。そうなるように普段の食事に気をつけようと思いました。後、元気に遊んだりとか、ストレスをたまらないようにするとか、そっちの方を大事にしたいです。民間療法でもいいから、自分が何かしてあげられることがある、ということは、お母さんの自信にもつながりますよね。

<整体から見た家族のきずな>

ママが家族やわが子にしてあげられる一番簡単で一番素敵なことって何だろう?それは手を添えること、心をかけること、目を届かせること。たったそれだけで子どもや家族のちょっとした不調が治っちゃうそうですよ!
家族が辛そうだな、子どもがなんか落ち着かないな、そんな風に感じたら【目の温シップ】やってみてください、。目は頭から飛び出した脳と一緒。そこをケアしてあげることでささくれ立った神経がほっと緩んできます。風邪を引いたとき、パソコンで目が疲れたとき、咳がとまらないとき、体が緊張しているときなどもとってもいいですよ。一見、関係のなさそうな目ですが、ここを温湿布すると、全身の筋肉の緊張がほぐれ、骨盤や股関節のバランスを整えます。やり方は簡単。ハンドタオルを熱湯につけて絞ります。 やけどしないように気をつけて。タオルを目頭にあてて8分程度。1日に1回でもやると効果的です。(Aki)





About Niramkko



にらめっこ


〒504-0855:岐阜県各務原市蘇原新栄町3-15
TEL・FAX

058-383-8666
Email

info@niramekko.com
情報誌情報

創刊:1987年
発行日:偶数月の第4月曜日
発行部数:22,000部

配布地域

岐阜県各務原市、岐阜市、関市、可児市、大垣市
設置場所

幼稚園、図書館、児童館、郵便局、教育関係などの公共機関、 大手スーパー、スポンサー様の窓口