Report-2 東日本大震災取材報告

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東日本大震災から2年経過して、意識の低迷を感じています。がれきの撤去は進んでいるものの、その先が進んでいない。しかも、東松島市も被害甚大であるのに、あまり報道されていないんですね。池田町で新品の布団を380組集め送ったことで、池田町と東松島市とのつながりがスタートしました。
…今は孫と二人暮らし、その孫と二人で作業しているという。そういう現状はここ(離れたところ)にいるとわからないです。岐阜に帰るとほっとしている自分がいる。人の死が目の前にある現場は、つらい取材です。そんな中、自衛隊員はすごい働きをしていました。涙を拭いながらご遺体を探すために棒をさしている。動く命が最優先!動かない命はあとで!と。今現在も続けています。私たちは、そういうことを忘れてはならない。
被災地には、焼却灰に放射能がたまる、道路脇、雨樋の水にも…そういう現実を背負ってしまった。そこに人は住めない。人の手に負えない原発。我々の世代では解決できないかもしれない。覚悟しているが、記憶をきちんと持ち続けたい。子どもに『なぜ?』ときかれたらきちんと語れる大人を増やしたい。震災から2年経過した今、自分は記録を撮りながら、今もなお被災された方々に安息はない、そのことを絶対忘れないためにも、このような報告会をしています。

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★7月13(土)14(日)15(月)の3連休に東松島市・大曲海岸の清掃にいきます。今はとても素足では歩けません。少しでも素足で歩けるように…段階的に取り組み、素足で歩けるエリアを広げていきたいです。現地勉強会
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★みんなで作り上げていける参加型の映画制作を
考えている。
興味のある人はぜひお手伝いをお願いします。

 

 

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創刊:1987年
発行日:偶数月の第4月曜日
発行部数:22,000部

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幼稚園、図書館、児童館、郵便局、教育関係などの公共機関、 大手スーパー、スポンサー様の窓口