VOL.163 エコビレッジ from オーストラリア

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10月中旬の3日間。パーマカルチャーのイベントのホストをしました。日本食のシェフをやっていた日本女性と和食を提供。仕込みも含めて2日間。ランチとディナー、約70人分の日本食を作ったのはいい経験になった。 日本食は仕込みに手間がかかる。焼きおにぎり、煮物、キャベツとしその浅漬け、いんげんの胡麻和え、本当に素晴らしきかな和食!そして、味噌作りのワークショップに参加させてもらった。麹造りからの過程を学びました。元の麹菌は日本から取り寄せましたが、それ以降は、自分たちでできる!。しかも、豆麹(大豆とか、ひよこ豆)も起こせるんです!でも温度が上がりすぎると納豆になっちゃうらしいから、お米とか麦よりも難しいらしい。白みそと赤みその違いは大豆を茹でるか蒸すかでかわるんだって!茹でるのが白で、蒸すのが赤。で、たまり醤油は味噌つけるときに大豆の茹で汁を含ませてつけると浮いてきた水分がたまり醤油になるんやとー!!異国で、日本文化の新しい知識がついてちょっとうれしい♪

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そんなこんなで、毎週末イベントを主催していたため、忙しい生活を送っていました。03ようやく落ち着き、それとともに、人が入れ替わり、いまは新しい変化と移行の時期を迎えています。今度はこの新しいグループで何を作り上げていけるのか、いまはそれを見つけ出そうとしている段階です。 グループ生活では、コミュニケーションがとても重要です。それから、助け合い、支え合い、そして、受け入れる事、伝える事。それが重要になって来ます。新しい人たちは、新しい事を持って来てくれて、グループにシェアをしてくれます。たとえば、ヨガや音楽などのクラスなど、それぞれのスキルをグループに提供することができます。ガーデニングでも、今までと違う新しい知識を持っている人が、この場所でも適しているか、実践して、改善しようとしてくれます。新しい方法でガーデンベットをつくってみたりと、知恵を出し合い、お互いが学んでいる過程だと思います。 わたし個人的には、わずかな経験と知識をシェアできるよう、ペインティングセッションの時間を作りました。絵を描いてみたいというメンバーに、画材と空間を提供して、絵を描く時間を共有する。そういう時間を過ごすだけでも、生活の変化を感じられます。ここでの共同生活をどのように組み立てていくのか。持続可能な生活を模索しながら、2015年の幕開けは、新しく加わった音楽家とともに、なにを作っていけるか。これから楽しみです。                                YAO

 





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