“天然のくらし”応援団 第1回は「農薬について」

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日常生活になじんでいる 殺虫剤、蚊取り線香なども農薬です!

発達障害とはどういう意味でしょう?胎児期や幼児期の脳機能の発達の障害で、その現れ方により注意欠陥多動性障害や自閉症スペクトラム、学習障害などとよばれます。
原因は遺伝とか子どもの育て方とかいわれたした。しかし、科学の進歩につれて環境の影響が大きいと分かりました。昨年11月9日、発達障害と環境との関係についての黒田洋一郎博士の講演会が各務原市でありました。環境中の水銀などの重金属や有機リンなどの農薬、ダイオキシンのような残留性有機汚染物質などが脳発達に影響し、安全な殺虫剤と宣伝されているネオニコチノイドも神経細胞に影響を与えることを説明しました。農薬などの環境汚染物質は発達障害と深い関係があります。
日本の農薬使用料は世界で2番目に多い!
「アメリカの農薬使用は多い」という人がいます。これは誤解です。経済協力機構OECDによると、日本の農薬使用量は長い間OECD加盟国で1番多かったのですが、最近の調査は韓国が1番で、日本が2番です。米国の農業は出費をできるだけ避け、防除が必要なほどの虫がいななければ殺虫剤を使いません。日本では虫などの発生を予想し、年間の防除予定を組み、防除が必要なほど虫がいなくとも散布することがあります。この結果、日本の農薬使用重量は単位面積あたりアメリカの約17倍です。この他に日本では農薬に分類しない「除草剤」なども民家近くで使われています。

アメリカの国立環境衛生研究所が昨年10月に発行した雑誌に、「神経発達障害と誕生前に農薬近く近く住むこと」という論文が発表されました。この論文は母親が妊娠中に有機リン殺虫剤を使用する農場の1.5キロメートル以内に住むと、子どもが自閉症スペクトラムになる可能性が60%増え、妊娠後期に住むと可能性は2倍になると報告しました。ピレスロイド殺虫剤(蚊取り線香によく使われる殺虫剤類)との関係も報告されています。
除草剤も心配です。今年1月、エポック・タイムズ紙に、よく使われている除草剤グリホサートは自閉症を起こすだろうという記事が出ました。結果は確定したものではありませんが、妊娠中や幼いお子さんをお持ちの方は、除草を考えるとき思い出してください。
このように最近の研究は発達障害は環境の汚染と強い関係があると次々に明らかにしています。脳は神経系の一部です。神経に影響するような殺虫剤は警戒しましょう。除草剤も安心できません。室内でゴキブリ駆除剤や蚊取り線香を安易に使うのは考え直しましょう。子どもや自分達の健やかな明日のためです。

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