日々の生活に改めて感謝する。
日本の夏はこちらでは冬。オフシーズンとなるので休暇をもらい日本に帰省していました。1ヶ月半ぶりに帰っていろんなことを感じました。
それは、ここで育てられた食べ物をいただけるという事。
木々に囲まれているという事。
鳥たちのさえずりの中で目が覚めるという事。
川のせせらぎを聞き、そこで泳ぐ事が出来るという事。
ここでの家族、集合体が生活を共にしているという事。
改めてここの生活環境が命をはぐくんでいることを感じています。
日本は私が生まれ育った故郷で、心からつながる人がいるところ。たくさんの思い出やつながりが深いところからここに帰ってきて、いろんな意味でギャップを感じてしまいました。
でも、1ヶ月半はなれた事で、ここParadise One Retreatという場所を、また違う視点から見ることが出来ました。自分の役割やポジション、そして私達の必要としている事など。
帰って来て強く思うのは、畑をもっと充実させて豊富な野菜や果物が収穫できるようにすること!メンバー同士それぞれの役割を確認し、それを認め合えるという事。そして、経営面を安定できるようにする事。
一人ひとりはみんな違うレベルにいます。でも同じ方向を向いているのなら、支え合って進めばいいのだなと気づき、やっと落ち着きました。
毎週、火曜日は畑でみんなで働いて、苗を植え、種を蒔き、土を感じ、大地とつながる。
水曜日は、敷地内のメンテナンスをして、場所とつながる。最近はいろんな花を植えて、春に彩りを加えることで私たちの心もちょっとウキウキ。
このごろは春の芽吹きを感じ、冬を越えて、半年前に植えたばかりの果物の木々が、まだ小さいにもかかわらず花が咲きはじめました。私たちのエコビレッジとしての集合体も、この若い木々と同じでまだ苗木なのだと思いました。いろんな至難に耐えて、しっかりと地に根をはり丈夫な木に育って行きたいなと思っています。
最近の合い言葉は、”一つづつ確実に”。 忙しいと、いつの間にか思考が停止したり、予定の調整、今やらなければならない事にとらわれがちですが、体は一つ。少しづつしか進まない事もあります。それでいいのだと思うようになりました。毎日、一歩一歩進んでいいこうと思います。
happy life YAO