vol.219 菌ちゃん野菜応援団 vol.39

三寒四温、いや、五寒二温?というくらい寒さの残った3月。月末に雪が降るなんて何年ぶりだったでしょうか。
せっかく植え付けたじゃがいもが寒さで凍みたのでは!と心配になるほどでした。でも、春!春が来ましたね。
毎年この季節は、あー新しく畑仕事が始まるなぁとわくわくします。冬の間にためた生ごみ漬物を土に返し、コンポストの中の堆肥を取り出し、草を使って草堆肥の畝を作り。とにかく「土つくり!」土が出来てなければ野菜は育たない!!!発酵した土が出来ているか、つまりは土壌中にどれだけ微生物がたくさん居るか。そこがキーポイント。
 また腐敗菌を増やさないためにも今年は軽トラでたくさん炭を買い付けてきて畑にすき込みました。炭は光合成細菌の高級マンション。これで有用菌がきっとたくさん入居してくれることでしょう。
今年は畑活の日を固定にして皆様に参加してもらいやすい形にしていこうかな、と考えてもいます。各務原は水道水から検出されたPFAS問題もまだまだ未解決のところが大きいですよね。
PFASにとどまらず現代社会には様々な化学物質が溢れていて、そろそろ無視できないレベルに来ています。そこに光を当てるのが微生物!!地球環境問題も、体内環境問題も。微生物がうまく動いてくれるようにすることで解決に向うことは多いのです。畑にも菌ちゃん!体内にも菌ちゃん。さぁ、今季も菌ちゃんと仲良くしていきますよぉー!!

作り方は簡単。
大豆1キロ、糀1キロ、塩350グラムを用意。
①大豆は一晩水でふやかして柔らかく茹で、潰しておく。
②糀と塩を合わせた塩切り糀をつくる。
③庭に出てその場にある野草たちを摘んでくる。今回我家の庭にいたのは、はこべ、ふきのとう、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、カキドオシ、ユキノシタ、ヨモギ、ノビル、等など。
④野草をきれいに洗って細かく切り、①、②と共に合わせる。固いときは豆の茹で水で調整する。
⑤容器に空気を抜きながらきっちり詰めて密封。半年から1年後をお楽しみにします。
味噌汁にしたり、味噌和えにしたり、味噌炒めも美味しい。春の野草は身体の毒出しにもってこい。熟成が楽しみです!





About Niramkko



にらめっこ


〒504-0855:岐阜県各務原市蘇原新栄町3-15
TEL・FAX

058-383-8666
Email

info@niramekko.com
情報誌情報

創刊:1987年
発行日:偶数月の第4月曜日
発行部数:22,000部

配布地域

岐阜県各務原市、岐阜市、関市、可児市、大垣市
設置場所

幼稚園、図書館、児童館、郵便局、教育関係などの公共機関、 大手スーパー、スポンサー様の窓口