VOL.148 アウトドア特集 自然を感じよう

大切なのは、自然を感じること
さぁ、ソトへ出かけよう。

サイクリングで風を感じる!

01湖畔をゆっくりサイクリングするのもよし。森の中の起伏に富んだコースにチャレンジするのもよし。自然の中を風を切って走り抜ければ、気持ちも体も健康になります。大人と子どもでも、互いにペースを合わせることができるので、親子で会話をしながら楽しく走れます。

 

水の冷たさ、流れる感覚…川あそびはキャンプの醍醐味!

・ 泳ぐ・飛び込む・流れる・葉っぱ船を作って流す・水切り・カッコイイ石を探す・トンボを捕まえるなど、子どもたちはどんどん新しい遊びを考えて楽しみます。 川遊びは楽しさのあまり時間が経つのを忘れてしまいます。ですが、川の水は冷たいですので、あまり長時間遊ばないで、休憩を取って、水分もしっかり取ることをお忘れなく。

「星空ウォッチング」

01天気が良かったら、夜空を見上げてみて下さい。できるだけ周囲に灯りのない場所、空の開けた場所、月のない夜を選びます。夏の代表的な星座といえば「さそり座」、南の空の低いところにいます。天頂を見上げれば翼を広げた大きな「白鳥座」、北の空には有名な「北斗七星」。都会では見ることも難しくなった「天の川」などなど。本物の夜空で星座をたどってみましょう。毎年、お盆の時期になると現れる「ペルセウス座流星群」、月食や惑星が月の影に隠れる現象など、いろいろな天文イベントを追いかけてみるのも良いで すね。

 

感覚を研ぎすまそう!「私の木」遊び

自然の中で五感を最大限に発揮する遊びに「私の木」遊びがあります。まず、キャンプ場や森の中で1本の木を選んで2人1組のペアを作り、1人が目隠しをしてあらかじめ選んだ木に連れて行ってもらいます。その木に触って大きさや感触、周囲の音や香りをおぼえた後、30?40mほど離れます。目隠しをとった後、自分の感覚だけをたよりに「私の木」を探す遊びです。森にいくらでもある木の1本1本に、それぞれ個性があることを実感させてくれる遊びです。

嗅覚を働かせよう!香りのある植物や木を見つける。

木の見分け方には、樹全体の形、葉や枝のつき方、葉の形、冬芽の形などいろいろとありますが、匂いで見分けられることもあります。
嗅覚は視覚や聴覚に比べると、記憶を呼び起こす作用が強いという報告もあります。また、イメージや色など記憶と調和する香りを知覚することによって、その香りは強く作用することが知られています。一度匂えば記憶に残る樹木となるでしょう。

【クスノキ】
枝や葉を傷付けると,香りが漂う。名の由来についても,「薬の木」「臭い木」など薬効や香りに基づいた説がある。
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【ヘクソカズラ】
葉や茎を揉んだときに出る臭気からついた名。万葉集の時代はクソカズラとも。
 
【カツラ】
落葉には甘い芳香がある。カツは香出とする説がある。葉は抹香にする。
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【ダンコウバイ】皮は灰褐色で、楕円または円形の皮目が多い。クスノキ科の仲間は、枝を折ると芳香がする。  01
【サンショウ】
まだ緑色の若い実(6?7月)を、口にすると舌先が痺れる。刻んで刺身の薬味にすると美味しい。
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【クロモジ】
葉をもんだり,枝を折ったりするとレモンのような香りがする。高級つまようじの材料として知られている。
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