田んぼとつながる家づくり

田んぼとつながる家づくり

アクティバ「大人の社会見学」として、白川町黒川で活動している「はさ掛けトラスト」さんを訪問しました。

自然農法&有機栽培に取り組んでいらっしゃる生産者さんのお話を伺って、午後からは土塗り体験も!循環型生活サイクルを実践されている「はさ掛けトラスト」のみなさんとの交流 は、とても有意義な1日となりました。

ストローベイル・ハウスは、直方体に圧縮したワラのブロック(ストローベイル)を積んで壁にし、表面を土で仕上げる北米生まれの建築。断熱性、調湿性、遮音性にすぐれ、健康にもよい、低エネルギー、環境循環型の持続可能な建築として、いまや世界中に広がっています。

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生産者の伊藤さんから説明を聞くメンバー。田んぼの畦には千石豆(ふじまめ)を栽培。豆の根粒菌は土を肥沃にすると聞く。

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はさ掛けトラストの塩月さんご夫婦と、生産者さんとの交流会。自然農法有機栽培のレクチャーを受けながら持参したおにぎり弁当をほおばる。採れたての野菜を手際よく調理してくださったので、つい箸が伸びる。地産地消をみなさんで楽しんでおられる姿に、お邪魔したメンバーからは憧れとも賞賛ともつかないため息がもれる。アクティバもなんとか田んぼと畑を切り盛りしているけれど、まだまだほど遠いなぁ…

美しい模様をかもしだす土壁。

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01いよいよ土壁塗りの体験。ワラが発酵した何となくつんを鼻を突く臭いに気後れしながら「エイッ」とバケツに手を突っ込み、土を握りしめ思いきり壁に塗りたくる。隙間なく土を塗るのは思ってた以上に力がいる。何度か繰り返すうちにコツが解ってきた。そうなるとどろんこ遊びの感覚から無心になって壁塗りに没頭!

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塩月さんのレクチャー受け、
メンバーたちは思い思いに塗り始めた。

 

 

 

 

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「はさ掛け」とは、かつて日本の農村の風物詩でもあったワラの伝統的な自然乾燥法。自らお米を作り、収穫したワラを乾燥させ、ワラの家づくりに参加しながら、人と人、人と地域、人と自然がつながり直す、結(ゆい)の再生運動です。

結:家の新築や回収、農作業で、お互いに労力を提供しあい、助け合いな がら行う組織や仲間のこと。(建築家・大岩剛一氏)

 





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創刊:1987年
発行日:偶数月の第4月曜日
発行部数:22,000部

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