vol.221 やってみた フラダンス 有馬 周子さん

やってみたシリーズ第24弾

20代の頃、古典絵の講座を受けて、先生に言われた言葉。それ以降、気がつくと何でも10年は続けるようになっていた。今は、「フラダンス」。今年で13年になる。

 フラダンスの衣装は、南国らしいパウスカートが多く、かわいいスカートをはいて踊ることでストレスも解消でき、体調不良なども軽減できます。 華やかな衣装を着てフラダンスを心から楽しむことで日常を忘れられる楽しいひと時を満喫することができます。(Web参照)

日常を忘れられる楽しいひと時を満喫
たった一時間の練習なんだけど、弟から「行く時と、帰ってきた時の顔が全然違うね」って言われたことがあって。満足しているのが顔に現れていたんでしょうね。聴いた曲に身体を合わせて踊る。それだけなんですが、心地いいのは確かです。好きなハワイアンで自然に身体が動くんです。ここハワイ?って思うくらい。体育館なんだけどね。練習の時も、レイをつけて、こんな衣装を着て。みんなで合わせるのも楽しい。特に、10人より20人と人数が多ければ多いほど、手の高さや姿勢が揃った時は、インスパイアを感じます。全員が揃うのはなかなかむずかしいけど、揃った時の一体感は感激です。そのために練習をしているようなものですから。

フラの魅力
フラは手話なんですよ。歌の内容を手で表現しているのね。その土地に根付いたものを伝えるためにハワイ語を復活させて、でもそれが英語に変えられてしまって。何年か前にまた復活されました。そしてフラの楽譜はハワイ語です。でも、ローマ字読みができるからわかりやすいの。
このパウスカートで見えないと思うけど、腰を落としてステップを踏むから、フラは太ももの筋肉をすごく使うんです。運動神経は関係ないので足が動かなくなるまで続けようかなって思っています。実は、日本舞踊も能も腰を落として表現されていますよね、腰で動き、頭は上下させない点では共通していますね。

楽しいが一番
名古屋の発表会の時、本番でみんなが同じ方向を向くのに、反対を向いてしまって…そうすると、隣の人と顔が向きあちゃって。もう笑うしかないですよね。そうしたら見てた人から、「あのときの笑顔がすごくよかった」って。楽しいが顔に出ていたんだよね、きっと。
楽しいが笑顔につながり、気分転換にもなる。そもそもフラはラブソングが多いから気分もいいんですよ。

フラ以外にも…
余談ですが、2017年に句集「ほろほろ ほろと 夕まぐれ」という本を出版しました。描写するものは素の部分が出るし、これは先生について教わるものじゃないなと思っているので、我流です。2007年には、私が還暦で、母が米寿の時、短歌の「母娘歌集」を作りました。
短歌に対して俳句は一瞬を切り取り余韻を残しながらも説明しない。なにより潔よい!のが俳句の魅力かな。

 

長く続けるタイプとご自身のことを評価されていましたが、それに加えて、なんとマルチタイプな方か!しかも探求力も、形に残すことにも精力的。とっても魅力的な方でした。(み)





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