DIYで巣箱をつくる
朝、小鳥たちの「ちゅんちゅん」という可愛らしい鳴き声で爽快に目覚め、窓を開けておいしい空気を吸い込めば、ヒーリング効果抜群ですね。実のなる木や草を植えて、季節の鳥が好む環境をつくると、少しずつですが鳥がやって来るようになります。冬場は、梅や一重咲きの椿の花の蜜を目当てにメジロが飛んできます。
鳥は赤い色を識別することができるため、赤い実のなる樹木に鳥たちが集まるのです。例えば、6月はジューンベリー、秋になれば紅葉するヤマボウシやマユミ、斑入りの葉のグミなど、いろいろな樹木があります。また、巣箱や水場も、鳥たちにとって嬉しい環境です。
鳥は警戒心が強いため、すぐには寄ってきませんが、気長に待つようにしましょう。
鳥のエサ台も作ってみよう!
冬場はエサを見つけにくい自然環境になるため、エサ台を設置して鳥を呼びます。
シジュウカラは、ひまわりの種や殻付きピーナッツが大好物。ピーナッツは殻の両端を切っておくと食べやすくなります。メジロやウグイス、ヒヨドリは柿やリンゴ、みかんを切って置いておくと寄ってきます。
鳥のエサ台の高さは?
エサ台は置くタイプと吊るすタイプがありますが、置くタイプは猫などが潜む場所のない、見通しの良い高所に設置しましょう。 野鳥は、周囲の安全確認ができるような場所を好むので、地面から1メートルくらいの高さがあればまず安心です。 2階以上のベランダに置く場合は、平置きでも大丈夫ですよ。
簡単に作れるバードバスも置いてみよう!
水場は単に水飲み場だけでなく、水浴びをするところでもあるんです。鳥は羽の中の虫やゴミを水浴びして洗い落とします。滑らないように浅くして、水は毎日替えて、きれいにしておきます。
自分の気に入ったお皿に小石を敷き詰めます。これは、鳥が滑らないようにするため。次に、1cm程度の深さまで水を入れます。出来上がったら、自宅の庭の花台や景石などに置いてみましょう。
スズメはもちろんのこと、シジュウカラもやってくるかも…。気長に待ちましょう!!