『地球が壊れる前に』
監督/フィッシャー・スティーヴンス 公開年/2016年 製作国/アメリカ 時間/95分 デジタル配信中(20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン)
俳優・環境活動家のレオナルド・ディカプリオが国連平和大使として世界をまわり、厳しい現状を視察。人々と対話する中で気候変動の今までとこれからを見つめる様子を追ったドキュメンタリー。オバマ大統領(当時)やローマ法王との対談も収録されている。
『コスタリカの奇跡
~積極的平和国家のつくり方~』
監督/マシュー・エディー、マイケル・ドレリング 公開年/2016年 製作国/アメリカ・コスタリカ 時間/90分 DVD 4000円+税(ユナイテッドピープル)
「積極的平和主義」を貫く、軍隊を持たない国、コスタリカ。しかも、世界で初めて「化石燃料ゼロ社会」を実現すると宣言した国でもある。1948年に軍隊を廃止し、軍事予算をゼロにする代わりに無料の教育・医療を実現し、環境保護に力を入れてきたコスタリカ。その奇跡はどのようにして起こったのか。元・大統領やジャーナリスト、学者へのインタビューでその過程に迫るドキュメンタリー。
『フード・インク』
監督/ロバート・ケナー 公開年/2008年 製作国/アメリカ時間/94分 DVDレンタル中(アンプラグド)
安くておいしい食べ物に潜む秘密を暴く、フード・ドキュメンタリー。モノのように大量生産される牛・豚・鶏、野菜より安いハンバーガー、遺伝子組み換え食品……。私たちにできることは?利益優先の裏で軽視されている健康面の配慮、そしてつくり手側に問われるのは命への尊厳です。製作国アメリカでは予想を超える大ヒットを記録し、大きな話題となった。
『いただきます』
監督/オオタヴィン 公開年/2016年 製作国/日本 時間/75分 詳細 http://itadakimasu-miso.jp(イーハトーヴスタジオ)
おいしそうに食べる子どもたちのキラキラした笑顔。健康食として世界でも注目されている和食の力を証明するかのように、本当に生き生きとした子どもたちに元気をもらえます。「私たちは日々何を食べることが幸せなのだろう?」「子どもたちにどんな食を残していくべきだろう?」という問いについて、改めて考えさせられた映画です。
福岡県福岡市にある高取保育園で、味噌汁や納豆、玄米の給食を食べ、素足で園庭を走りまわる元気いっぱいの子どもたちの日々に寄り添ったドキュメンタリー。
『ALWAYS三丁目の夕日』
監督/山崎貴 公開年/2005年 製作国/日本 時間/133分 DVD 3800円+税(発売元:小学館、販売元:バップ)
生活レベルは腹八分目くらい、生活に必要なものがどのように手に入るかが日々の体感で理解できる。助け合わなければ生きていけなかった大変な時代だけれど、家屋のデザインから生活習慣まで、日本という気候風土にあった「生きている!」と実感できる暮らし。この先、私たちが大切にしなければならない価値観は何か。そんな視点で観るのもおもしろいと思います。
『バベルの学校』
監督/ジュリー・ベルトゥチェリ 公開年/2013年 製作国/フランス 時間/89分 DVD 4000円+税(ユナイテッドピープル)
20の国からフランスの中学校の適応クラスにきた24名の生徒たち。このクラスでフランス語などの通常の授業を受け、通常クラスに行く準備をする彼らが、先生と共に葛藤を乗り越え、絆をつくっていく様子を追う。最後には、温かな涙が待っている。
『ソニータ』
監督/ロクサレ・ガエム・マガミ 公開年/2015年 製作国/スイス・ドイツ・イラン 時間/91分DVD 4000円+税(ユナイテッドピープル)
ラッパーを夢みるソニータは、アフガニスタンのタリバンから逃れ、イランで暮らす難民だ。しかし両親は慣習にのっとり、会ったこともない男性との結婚を迫る。ソニータの出した結論は? 歌うことで人生を切り開くソニータを見つめる、魂に響くドキュメンタリー。