まだ残暑もあり9月は胸と脇の発散をある程度確保しながら夏用の「発散ルーバー」を徐々に閉じていく段階になります。胸下部(胸椎7,8,9番と7,8,9肋骨)の反応が敏感に。冷えてしまった場合は胸下部が硬くなり,上腹部(みぞおち)が膨って消化器の働きが悪くなります。
春に右側からゆるんだ身体は,寒くなっていく時季は左側から縮んでいきます。冷えは腎臓を直撃し、腎臓の周りが硬くなり熱がこもったり、腰椎3番も硬くなります。胃腸の動きも鈍くなります。さらに冷えると骨盤のねじれも大きくなり、便秘や生理痛を引き起こしやすくなります。
「整体カレンダー」著・片山 洋次郎より