「100点の自分」なんていらない
「大学を辞めてロケットが作りたい」と僕らの工場に来た人がいました。彼は入っていきなり、もっといいロケットを作るために会社を変え、働きやすい職場を作り、売上も伸ばそうと思っていたようです。
いくら小さい工場でも、初めてやってきた若者がドラマみたいな活躍はできません。彼はその事実に直面し、自信をなくして大学に戻っていきました。
まだ大学生なのに「100点の自分でなければならない」と思い込んでいたのです。
僕らは彼の「何もできない、何も知らない」というところに魅力を感じていました。
いっぽう彼は、「何でもできる、何でも知っている」という自分になろうとしていました。
いつも100点を目指す教育に彼の自信はゆがめられたのだと感じ、かわいそうでした。
僕は50歳ですが、まだまだできないこと、知らないことがたくさんあります。100点には程遠いけれど、それでもいいと思っています。
なぜならば、「世界のすべてを知り尽くしたら、相当つまんない」と思うからです。知らないから知りたいし、できないからできるようになると嬉しいのです。
講演会に参加したい❣という方々の声を聞いてみました
著書を読んで
・うんうん♡と頷ける内容で、ありのままでいいのだという大きな安心感を頂ました。
・「夢は自分の好きな事、仕事は人の為になる事を」ということが書かれていて、自分の近い将来を思い描くのに役立った。
・こどもにも高学年くらいになったら読んで欲しいなと思ったので『空想教室』は手元に置いてあります♡
・お茶目な印象を受けたので、生の植松さんを見たいです。笑
・「我が子(生徒)の為を思って、本当に良かれと思って、子どもの将来を心配して、悪気なく、子どもの可能性をぶち壊す大人」ね。気をつけたいなと思います。(Sさん)
TED×Sapporo※の動画を見て
・言葉では簡単におっしゃってるけど、本当は相当な山や壁があったと思う、でも、植松さんは信じることをやめなかった人。夢を前においてひたすら自分を信じた。まず、本当に自分がやりたい事っていうのがわかってない人たちが多いこの世の中に、子どもの頃の自分を思い出させる素敵な動画だったなー(Cさん)
・自分はひとりだ、とか、自分なんてとか、ここまでか…と、諦めてしまいそうな中、やっぱり続けたいと思えたのは、自分が好きな分野なんですね~。植松さんのお話の内容も然り、これだけの人を惹きつける話術も盗みたいな。(Yさん)
※TED
様々な分野で活躍する人を招き、アイデアなどを語ってもらうイベントを開く米国の非営利団体。名前は「技術」「エンターテインメント」「デザイン」を意味するTechnology Entertainment Designの略。ビル・ゲイツら著名人も登場、動画がインターネットを通じて無料で配信され、注目を集める。同様のスタイルを踏襲した「ご当地」版イベントが「TED×(場所の名前)」の名前で世界中で開催。日本では北海道のほか、東京など約20の都道府県で開かれている。
次号では植松さん講演会を特集します♪
植松 努さん
・北海道芦別市生まれ
・幼い頃から紙飛行機が好きで、大学では流体力学を学ぶ
・小さな町工場(植松電機)から、自家製ロケットを打ち上げ、宇宙開発の常識を逆転
・TED×Sapporoの感動スピーチがYouTubeで270万再生
〜こどもも大人も 輝ける社会をつくる〜
【日時】2019年3月30日(土)
10:00開演(9:30開場)
【場所】甚目寺公民館 大ホール
(愛知県あま市甚目寺二伴田)
【参加費】大人 2,500円(当日3,000円)、
3歳〜大学生500円(当日1,000円)
【定員/800人】
※駐車場には限りがあります。できるだけ公共交通機関またはお車に乗り合わせてお越しください。
主催:自然派ママの会@あま市 ・名古屋ママ会・ 岡崎お母さんの会・豊田おかあさんの会・日進市 自然派おかあさんの会・長久手まちづくり♡おかあさんの会
協賛:一宮市子育てコミュニティtocotoco
【問合せ】facebook「子育てコミュニティtoco toco」