Rさんの場合・第2子出産 家族/夫、長女Aちゃん(2歳)
産前
・Rさんに、困っていること、自分でやりたいこと、家族にし てほしいことなどを家族と相談してリストアップしてもらう。
・1品持ち寄りお宅を訪問し、Aちゃんと慣れる。Aちゃんの性格や食べ物の好み、病歴、アレルギーなども確認。
・助産師主催のお話会や、助産院で開催されるお茶会などに一緒に参加、最近のRさんの気持ちの変化や子どもの成長などを共有する。
・お産予定の産院の助産師さんと連絡。ケアの内容をお伝えし、緊急時ご家族で手が回らないことがあれば、ケアママ側に連絡いただくようお願いする。
入院中
産後3日目、Rさんのパパはお仕事、Aちゃんが朝から夜まで助産院で過ごすことに。朝、Rさんからヘルプの連絡をもらったので、食事を持参し、6時間ほど助産院でAちゃんと過ごしました。母親と赤ちゃんが休めるように別室を使わせてもらい遊びました。
産後
ご両親もいらっしゃっていましたが、遠方から来て家事をするということもあり、Aちゃんの遊び相手がほしいと連絡をもらいました。それでは!と、夕飯前の時間に、おかずを1品持ってケアママの子ども2人連れてお訪問。赤ちゃんの抱っこはご両親が、Aちゃんの遊び相手はケアママ親子が担当し、思いっきり遊びました。
Rさんの感想
実家が遠方なので本当に有り難かったです。特に、産前にケアママと一緒に過ごせたことは大きかったです。お腹が大きい中、長女と自分の二人っきりの時間が多かったので精神的にきつかったんです。
入院中は、あの日に来てもらえなかったら、どうなっていたか想像するだけでも恐ろしい。
第2子のお産では、長女との関わりが一番の心配事でした。両親と長女、お互い一緒に遊ぶことに慣れてないので、満たされない部分を、思いっきり満たしてもらえたのはよかったです。どうしても我慢させることが多くなってましたから。
ケアママと産前に話し合えたり、母子ともに遊びながら慣れていけたのはとても良かったです。信頼関係ができていたので、安心してお願いすることができました。
Tさんの場合・第3子出産 家族/夫、長女Bちゃん(5歳)、長男Cくん(2歳)
産前
・心配事は、やんちゃなCくんと、心の繊細なBちゃんの心のケア。Cくんの出産後に無理をして、長く続く体調不良を経験したので、今回は自分の体も大事にしたい。
・夫、実母、義母の助けを受けやすい環境でした。それでも困り事や、不安はあります。チームみんなでそれを理解し、産前、産後のサポート体制について確認しました。
・やんちゃなCくんのお世話は出産直前のママにはとっても負担でした。ケアママのアドバイスもあって、一時保育や保育園を利用。ママもCくんもハッピー♪
入院中
赤ちゃんが小さく生まれたため、搾乳が必須に。必要な搾乳機やほ乳瓶は買わずにケアママのものをシェア。受け渡しがてら楽しくおしゃべりができて、入院中のTさんも気分転換になりました。
産後
家族、親戚のサポートが手薄な頃に、Tさんの食の志向を知っているママたちが手作りのおかずを1品持ち寄り訪問。気心が知れた仲間と話せるだけで、精神的に気楽になり、その後の育児にも余裕が持てたようでした。
生まれてきた子は「おっぱいをあまり飲まない子」!
上の子たちは、よく飲んだので予期していなかったママ。
そこで、経験したことのあるケアママや助産師さんからの情報などを
伝えました。
産前にはこんなことも一緒に!
★布おむつを母乳パットにする方法。晒しでおんぶや抱っこの練習。
★赤ちゃんにも安心安全な染め物、
晒しの発酵藍染めワークショップ。
Tさん感想
両親、義両親の手助けがあり、沐浴や産院までの送迎など体力面で助けてもらいました。が、食事は市販のお惣菜で準備してもらうことが多く、体があまり受け付けずに困ってました。なので食材の良さを生かしたシンプルな手作りの1品持ち寄りは、とても嬉しかったし、体も喜びました。
引きこもりがちな産後生活では、話しやすい友達が来てくれて話すだけでも精神的に回復し、パワーをもらえました。
ケアママさんたちにとても感謝しています。
産後の一品にオススメ!
玄米クラッカーの味噌ディップ・豆乳ヨーグルディップ
忙しいときも片手でつまめます。
子どもたちのおやつや、ちょっとしたパーティーメニューにも。産後のこもりがちな生活でもプチパーティー気分になれますよ♪
【味噌ディップ】
八丁味噌、おろししょうが、ごま、をお好みの分量で。
仕上げに青じそを
【ヨーグルトディップ】
一晩水切りした豆乳ヨーグルト、できれば、国産の非加熱はちみつを、お好みの分量で。
仕上げにコショウを振りかけます。
子育てコミュニティ toco toco
一宮市を拠点に活動する子育てコミュニティ。子どもと働く、助産師とのつながり、食べることは生きることの3つの柱を基盤に、砂糖や膨張剤を使わないおやつ作り、農薬や化学肥料を使わない野菜作り、自然な子育て学び合い会など開催。子どもへの関わりを通して、各世代が繋がり、それぞれの役割を発揮できる地域社会を目指して。活動案内はfacebookで紹介 http://www.facebook.com/tocotocodream
問合せtocotoco.enjoyhug@gmail.com 090-9902-7151(せんごく)