生前準備講座 第3回「介護と看護」

生前準備講座 第3回「介護と看護」

ケアマネージャー 相馬 清美さん(NPO法人DOREMIみらい 代表)

7月27日午後1時半から、川島ライフデザインセンターにて「生前準備講座」第3回が開かれました。今回のテーマは「介護と看護」。講師の実体験を映像で見た参加者は、介護される自分をイメージした。が、認知症は徐々に進行し、いつのまにか、というのが現実と知りショックを隠せない。しかも予防の方法もないという。病気を始め、自分は大丈夫、といいきれないゆえに、準備することの大事さを再認識しました。まさに「どう生きるか」が問われる講義となりました。

介護と看護の違い

介護とは<生活の場>

生きがいのある人生をおくりたい、自らが望む環境で生活を続けたいことに対して、手助けやお世話を行うのが介護。

看護とは<療養の場>

人間が健康的な日常生活をその人なりに支障なくおくれるように配慮することで、自分の力を発揮して生活ができるように支援するのが看護。

介護される自分をイメージして

01○嫁とは仲良く暮らす(嫁に嫌われない)
○財産管理(元気なうちに書く必要あり)
○最期はどこで死を迎えたいか
○介護施設やサービスをどこで受けたいか
○信頼できる病院・主治医をみつける
○経験豊富な介護支援専門員をみつける

最後に 自分の人生を見つめて
「生活の質」は自分の場所である
「人生の質」は自分の生き方である
と締めくくりました。