vol.159 アウトドア特集「まぶしい季節。さぁ、どこ行こう?」

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観天望気(かんてんぼうき)

01観天望気とは、自然現象や生物の行動の様子などから天気を予想することで、天気のことわざのようなものです。
古くから天気を予想することは、漁師・農民・商人など多くの人々にとって重要なものであり、世界各地で人々は観天望気を用いて天気を予想してきました。

雲を使った予想は、気象学的に考えてもっとも信用性がある

  • 太陽や月に輪(暈)がかかると雨か曇り:
    温暖前線の接近に伴う巻層雲のため
  • うろこ雲(巻積雲)は雨の前ぶれ:
    温暖前線の接近によって高層雲が現れるため
  • 夏の朝曇りは晴れ
  • 山に笠雲がかかると雨や風:
    低気圧や前線に伴う風により、湿度の高い空気が山の斜面を上って水蒸気が凝縮するため
  • 上り雲(北に向かう雲)は雨、下り雲(南に向かう雲)は晴れ:
    低気圧の前面は南寄り、後面は北寄りの風となるため
  • 飛行機雲がすぐ消えると晴れ:上空の湿度が低いため
  • 飛行機雲が広がると悪天の前兆:上空の気流が安定していないため

鳥や虫などの状態から予想
日本では古来から予想してきた

  • ハチが低く飛ぶと雷雨:湿度が高いと、昆虫が低く飛ぶとされる
  • カエルが鳴くと雨:雨の前兆で空気が湿ると茂みから出て来て鳴く
  • ネコが顔を洗うと雨:
    湿度が高い時、顔や髭についた水滴をネコがぬぐうため
  • ミミズが地上に這い出したら大雨
  • ヤマバトが鳴くと雨になる・クモが糸を張ると翌日は雨は降らない

虹などの気象条件を利用したものや煙など人工的な現象を
対象とするもの

  • 夕焼けの次の日は晴れ:
    地球上の多くの場所では、天気が西から東へ移動するため
  • 朝虹は雨、夕虹は晴れ
  • 朝焼けは雨
  • 星が瞬くと風強し:強風下では、大気のゆらぎが強くなる。
  • 煙が立つか東にたなびけば晴れ、西にたなびくと雨:
    低気圧接近時は、東寄りの風が多いため
  • 鐘の音が遠くまで響けば雨・嵐:前線などで上空に暖かい空気が入ると、音波の伝播方向に影響を与えるため
  • リウマチが痛むと雨:気圧に結びつけた説明がされることもある
  • 茶碗のご飯粒がきれいに取れると雨:湿度が高いためとされる

ソーラークック

01ピーカンの日に
ぜひ試したい
「ソーラークック」
アウトドアだからこそできる!!

ソーラークッカー作りに準備するもの

  • レンジクリーンパネル2枚(ガスコンロの横に置くもの)
  • 空き缶(スチール)・網・割り箸4本・ふた(なくても大丈夫です)
  • アルミホイル
  1. 太陽の光を吸収しやすくするため、空き缶とふたはマジックやペンキなどで黒く塗りつぶします。
  2. 網の四隅に割り箸をたて、網が少し浮くようにします。
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  3. 1枚のレンジクリーンパネルを下に引き、そのうえに、網を置き、もう1枚のパネルを立てかけます。
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  4. 反射した太陽光が集まるように、立てかけたパネルを湾曲させ、アルミホイルをかぶせて、さらに表面を滑らかにします。
  5. その上から、アルミホイルをかけてこれで完成です
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ピーカンなら

  • 約20分ほどでお湯が沸きます(ただし沸騰はしない)
  • 鮭の香草焼き(黒アルミ箔に好みの香草を敷きその上に切り身をのせる。塩コショウ適宜、アルミ箔をとじソーラークッカーにセット。無風で外気20 度くらいなら2時間で熱が通り食べられる)
  • ホットケーキ(ミックス粉を溶き、生地が飯ごうにくっつかないようにアルミホイルを使用する。約2時間で焼きあがり!!

スローな時間を楽しもう!