著:岡崎 勝
本書には気になるワードがいっぱい。「GIGAスクール構想」「教員の働き方改革」「学校のデジタル化」などなど。「育つ過程で欠くことのできない身体性はデジタル化された学校でどう保証されるのか。回り道や散歩の面白さを味わいながら試行錯誤することが『コスパが悪い』とされるなら、AIの最適化に社会を委ねることは『思考停止』と同じである」。長年、学校現場にいた著者の手厳しい内容には、うなずくことしきり。保護者にも、教師の方にも読んでほしい一冊。
著:木田ひと美
バイク乗りなら一度は憧れる海外ツーリング。それは著者の「いいことないかな」のつぶやきから始まった。バイク歴数年で敢行したその気概に大いに触発される。資金、言葉、食、治安などなど幾多の不安も「元気で行こう!」の掛け声で走る!この元気の源は一体…。
読後、寒いなぁ、ガタガタ道は苦手、暑い!急勾配のヘアピンカーブは無理むり〜!なんて言ってられない…。痛快で勇気をもらえる一冊。