カタコトのへや・自然派ままたちの座談会「夏休みのお昼ごはん」

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夏休みの食事、みなさんどうされてますか?

01Kさん:うちは夏になるとどうしても麺類が多くなって…野菜も 食べさせたいんですけど、でも、手は抜きたいし(笑)。
一 同:麺は多くなるよねぇ。冷やし中華とかそうめんとか。
Aさん:夏は暑くってご飯やお味噌汁は入らなくなるよね。
Oさん:うちも麺が大好きで、毎日でも飽きないくらい。私は 助かるんだけど、ずっとそれだと、秋になったときに体がだ るくなっちゃうかな。だから蕎麦をちょっと多めにするとか、 疲れが出始めたら冷や麦を葛の入ってる物に変えたりしていま す。後、重ね煮は冷えてもおいしいので、作って冷蔵庫に入れてお きます。
Aさん:重ね煮、いいよね。うちもそうめんの上に重ね煮を乗せて、お汁をかけて、っ ていうスタイルにするとみんな結構食べます。化学調味料を使ってないカップラー メンもおやつに常備してあるんだけど、食べる時は重ね煮を入れなさいよ、って よく言うの。おいしくなるから、何にでも入れちゃう。日持ちもするし、夏のマ マのお助け食材!
Tさん:義母がそうめんのときに、キュウリ、ハム、薄焼き卵のそれぞれ千切りを麺 つゆの中に入れて一緒に食べるんですよ。そうめんだけだったら栄養がないか  ら、って。あ、それいい!と思って今はそうしています。

長い休みの間の昼食作り、何か工夫は?

Aさん:夏休みって朝、昼、晩ごはん+おやつ。それをほぼ毎日用意しなくちゃいけ ないよね。疲れてきちゃうから、いかに手を抜くか、というところに焦点があた るよね。うちは夜ご飯の時、ちょっと頑張っておかずをいっぱい作っておくの。 例えば素揚げした茄子を麺つゆに漬けておいて、生
01姜とか大葉 とか入れて、次の日の食事用に残しておくの。かなりたくさん 作りますよ。
T さん:うちは夏休みだけじゃなくて、一年中昼食は前日の夕飯 の残りなんです。土日は夫もいるからすごく作ります。そうす ると後はご飯と漬け物あればいいから。朝食はみそ汁とご飯な んですけど、みそ汁は一回に二日分作ります。
Aさん:あと、いかに子どもを使うか。そうめんとかだったら子 どもでも茹でられるよね。
Oさん:そうそう。夏休みは結構、お昼ご飯つくってみる?って。 自分の好きなメニューだったら手伝ってくれるから。
Aさん:うちも卵焼いていい?って言うから、いいよ、焼いて焼いて!って。そうめ んの上に卵焼きドーンと乗せて、キュウリも自分たちで切らせてドーンと乗せて、 とか。子どもたちも「栄養バランスが」なんて家庭科で習ったことをもっともら しく言いながらやってたりして面白いよ。

おやつはどうですか?

Aさん:子どもって口開けばお腹すいたって言わない?
Oさん:暇になると言う。お腹すいたって言うから、一生懸命用意して呼んでも、今 度はやりたいことができて全然来なかったり。さっきのは何!?みたいな。
Kさん:うちは、私が10時頃になって家事が一段落すると、ゆったりとしたいから、  ついついおやつを食べちゃいます。子どもにはラムネか、昆布か、あと海苔。海苔 は大好きなので。暑いときに何か食べたいと言ったらパイナップルを一口大に切っ て冷凍しておいて、出しています。
Oさん:うちもこの時期の安くなった苺を買いだめして冷凍庫に入れておいて、それ と豆乳や甘酒と混ぜてアイスクリームにしています。
Aさん:おいしそ?う!甘酒アイスおいしいもんねえ。
Kさん:カルピスを豆乳で割ってレモン果汁を入れる、というのもちょっとトロ?っ としてさっぱりもするし。

01Aさん:食べてても大丈夫そうなおやつを買い置いておくの。スナック菓 子とかはそんなにめちゃめちゃには買わないようにしておいて、お 煎餅とか、氷とか置くようにして。で、お菓子食べ過ぎて体調悪 くなった時には、ほらみろ!って言ってやる。(笑)ちょっと考 えた方がいいかもよって。でも、小さいうちは意識的に外に連れ 出して気分転換させないと止まんなくなっちゃうかなぁ。
Sさん:うちは、ご飯をたくさん食べさせるとか、おにぎりをたくさ ん作っておくとかするとあんまりおやつおやつと言わなくなりま した。お菓子は買ってないです。
一 同:すご?い!
Aさん:それ一番だよね。
Sさん:食べたそうになったらしょうがないから、一緒になって遊ぶんです。
Aさん:そうだよね、なんかぐじゅぐじゅ言い始めたら「外行こう!」って言った方 がいいよね。

夏は水分補給にも気をつけたいですね。

Aさん:飲み物を切らさないように気をつけています。お水でもいい んだけど、玄米コーヒーはスポーツドリンクの変わりに飲んでもい いって聞いたから、玄米コーヒーを切らさないようにしています。

01Oさん:うちも玄米コーヒーと番茶で、夏は麦茶が入ります。
Aさん:夏に麦茶を飲むってすごく理にかなっていていいと聞いたよ。
Kさん:うちは梅ジュースです。お茶ばかりだと飽きちゃうし、市販のジュースは買 いたくないので。漬けた梅の実はそのまま食べるかジャムにして。で、その梅ジャ ムで寒天をつくって夏休みのおやつにします。これから夏に向けて大量に仕込み ます。
Aさん:熱中症予防に梅ジュースはいいんだってね。
Kさん:去年はママ友達と「梅ジュースを自慢する会」をしました。黒糖でつくる人 もいれば氷砂糖の人もいて。私はてんさい糖でつくるし。なんかみんなそれぞれ 持ち味があって、面白かったですよ。

夏休みならでは、ということは?

01Kさん:夏はいつまでも明るいから、なかなか家に帰りたがらないので、一度幼稚園 のお友達と一緒に、夕方から遊ぼうって言って、仕込んでおいたカレーを公園で ランタンで照らしてみんなで食べて、夜7時半くらいには解散、ってしたことが ありました。後は帰ってお風呂に入って寝るだけなので、楽しいし、楽だし、よかっ たです。
Aさん:夏休みって体が冷えにくい時期だから、冷えて調子が悪くなる事も少ないか ら、お口の冒険はよくするよ。夏休みの間に一回はランチに行こうね、というの は決めていて、好きなところに連れて行って、好きなだけ食べ てって。外食で身に付くマナーっていうのもあるから、そうい うのも大事にしたいし。で、自分の体に合わない物を食べた時 の体の調子とか対処法とか、自分で体感して身につけてほしい の。食べ過ぎたからちょっとダメかも、って言ったら、じゃあ どうする?って投げかけます。
Oさん:そういうことができるようにするには、6才までに味覚は 作られるっていうから、少なくともそれくらいまでは親が食べ物 に気をつけるといいんでしょうね。うちの子を見てても、やっぱ り慣れ親しんだ味を美味しく思うみたい。そうしたら小さい時の 食事は大事なんだなぁ、と思います。